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15年後のビジネスを〜未来に向けたアイデア創出のプロセス〜
6月22日(木) 終了済
立命館大学 経営管理研究科(MBA)客員教授
エムケー・アンド・アソシエイツ 代表
河瀬 誠(かわせ まこと) 氏
AIの爆速進化、電気自動車と自動運転の発展、カーボンニュートラルの進展、またまだまだ進む少子高齢化やZ世代の台頭など、産業や社会の構造を変える大きな変化が今まさに進んでいます。
未来は現在の延長線上にはありません。自分たちの未来を創造していくためには、まずは未来から発想する「バックキャスティング」により、未来に自分たちに何ができるかについて思いを馳せてください。そして、それをどのような形で実現し、実現に繋げてための何を実践するかを考えます。こうした一連のプロセスを経ることで、ちょっとフワフワしていた未来のイメージが、今の現実と繋がり、具体化して実現されていくのです。
このセミナーでは、国内の大企業にて未来創造のプロジェクトを手掛けてきた講師が、試行錯誤の末に作りあげた、未来創造のステップを紹介し、また未来創造人材の育て方について説明します。
変化する未来に新しい事業を創り出したいと考える方、また現在の延長線上には未来はないと悩んでいる方にお勧めします。
1.未来創造の必要性
(1)現状の延長線上に、未来はない
(2)本業は「右手」、未来創造は「左手」
(3)未来を「妄想・構想・実装」する
2.まずは未来を知る(未来予測)
(1)未来は、変わるときには、いきなり変わる
(2)指数関数で進化するデジタル
(3)消えるホワイトカラー業務
(4)モノづくりの大革新
(5)無料となるエネルギー
(6)CASEとMaaSが変えるモビリティ
(7)デジタル化する生命と医療
(8)人口動態と成長国
(9)Z世代の新たなニーズ
(10)価値が性能から共感に
(11)基盤となるシェアエコノミー
(12)直線経済から循環経済に
3.未来を「妄想」する
(1)「自分ごと」の妄想をしよう
(2)「しっかりと具体的に」妄想しよう
(3)今の現実もしっかり押さえる
4.未来を「構想」する
(1)パーパスを定める
(2)関係者を整理する
(3)ビジネスモデルや事業規模をいろいろ考える
5.未来を「実装」する
(1)ビジョンを定める
(2)投資回収の皮算用をする
(3)次のマイルストーンまで、アクションを進める
6.質疑応答/名刺交換
東京大学工学部計数工学科卒業。ボストン大学経営大学院理学修士および経営学修士(MBA)修了。A.T.カーニーにて金融・通信業界のコンサルティングを担当後、ソフトバンク・グループにて新規事業開発を担当。コンサルティング会社ICMGを経て、現職。著書に、『未来創造ワークブック』、『経営戦略ワークブック』、『戦略思考コンプリートブック』、『新事業スタートブック』、『海外戦略ワークブック』(以上、日本実業出版社)、『戦略思考のすすめ』(講談社現代新書)、『マンガでやさしくわかる問題解決』(日本能率協会)などがある。