SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
電力システム国際標準化の意義と新たな潮流

電力分散化の進行と需要側のフレキシビリティ

〜日本がCNに向けた再エネ拡大で目指す到達点とは〜

No.
S23169
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2023年 3月29日(水) 14:00~16:30 終了済
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受講料
1名につき 33,900円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

3月29日(水) 終了済

Ⅰ.総論

早稲田大学 スマート社会融合研究機構 研究院教授
石井 英雄(いしい ひでお) 氏

14:00~15:10

1.国際標準化活動の概要と意義

2.電力・エネルギーシステムの世界的潮流
 (1)電力・エネルギーシステムの変遷と近年の特徴
 (2)IEC/MSBの白書が語る5D(Driver)と4つの困難
 (3)困難解決のためには

3.進行する分散化と需要側エネルギーリソースの活用
 (1)需要側リソースによるフレキシビリティ創出
 (2)日本の到達点と課題
 (3)ニューエリア

4.国内外の標準化活動
 (1)国内の標準化活動
 (2)IEC TC8の動き
 (3)IEC TC57の動き

5.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.各論・重要事項

国立研究開発法人産業技術総合研究所 客員研究員
田中 立二(たなか たつじ) 氏

15:20~16:30

6.IEC TC57における電力システム・通信の国際標準
 (1)相互運用性と情報モデル
 (2)送配電、電力市場の国際標準(CIM: IEC61970, IEC 61968, IEC 62325)
 (3)分散電源、アグリゲーションの国際標準(IEC 61850)

7.IEC TC69におけるEVシステムの国際標準
 (1)V2G:EV充放電による電力サービスと国内外動向
 (2)V2Gの国際標準化(IEC 63310, IEC 63382, ISO/IEC 15118など)

8.配電システムの高度化および需要家リソース(Local Flexibility)の活用
 (1)北米DERMSの動向と標準化(EPRI報告, IEC 61968拡張)
 (2)Local Flexibility Marketの国内外動向(NEDO研究、欧州実用化[OS4ES/USEF、piclo Flex、NODESなど])
 (3)今後の方向、日本の取り組むべきところ:送配電システム、電力市場を統合した社会福祉の最適化(FLEXGRID等の例)

9.質疑応答/名刺交換

石井 英雄(いしい ひでお) 氏
1988年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、東京電力入社。
1989年〜1991年マサチューセッツ工科大学客員研究員
2014年より現職。バーチャル・パワー・プラント構築、卓越大学院プログラム「パワー・エネルギー・プロフェッショナル」等に従事。次世代スマートメーター制度検討会委員、同仕様検討ワーキンググループ座長。
2019年よりIEC TC8 SC 8C国際議長。博士(工学)。
田中 立二(たなか たつじ) 氏
1971年早稲田大学理工学部数学科卒業、(株)東芝入社。電力・産業分野のリアルタイム監視制御システムの高度化の研究・開発、およびIEC TC57における電力システム・通信の国際標準化に従事。
2017年より現職。EVなどの需要家側リソースによるエネルギーサービスの国際標準化等に従事。
IEC TC57 WG10,WG19, TC69 JWG15委員。