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SDV戦略〜自動車のソフトウエア・デファインドで何が起こるか〜
3月22日(水) 終了済
名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授
野辺 継男(のべ つぐお) 氏
最近の車には莫大な計算能力、具体的には半導体とソフトウエアが搭載されている。
特に、バッテリーEVに於いては、そうした莫大な計算能力を搭載するに余りある電力を蓄電しており、ブレーキ等の走行制御までソフトウエアで行っている。更に、車と人間のインタラクションは勿論のこと、車内装飾や外装まで電力をむしろふんだんに使うソリューションが拡大している。
こうして、幅広いソリューションはソフトウエアで記載されており、クラウド連携等も含め、車の新しい付加価値を作り出している。そうした状況をお話し、今後の日本の取るべき戦略をお話したい。
1.なぜソフトウエア・デファインドが必要か
〜回生ブレーキ、運転支援、HMI改善
2.ソフトウエア・デファインドで提供される自動車の新たな付加価値
〜クラウド連携
3.ソフトウエア・デファインドを実現する車載ICTアーキテクチャ
4.バッテリーEVでなければソフトウエア・デファインドは困難
〜ICE車との決定的違い
5.海外の現状と、今後日本の取るべき戦略
6.質疑応答/名刺交換
1983年 NEC入社。国内外のPC事業に従事。2001年 ソフトバンク子会社としてインターネットゲーム会社設立CEO。2004年 日産自動車入社。EVのVehicle IoT開発・事業立ち上げ・統括。Vehicle IoT事業本部及びシリコンバレーオフィス設立。2012年 インテル入社。自動運転及びモビリティサービスの事業開発及び政策推進。2014年以降、名古屋大学未来創造機構客員教授を兼務しCASE全般を研究。各種政府委員会メンバー歴任。日経BP、週刊エコノミスト等で多数執筆。TVやラジオの各種番組にも出演。