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メタバースビジネスの類型とリスクマネジメント
2月17日(金) 終了済
東京海上ディーアール株式会社
ビジネスリスク本部 上級主席研究員
青島 健二(あおしま けんじ) 氏
Facebook社が社名を「Meta」に変更し、メタバース事業を新たな事業の柱に据えることを発表した出来事は、「メタバース」という概念を世界に浸透させる契機となった。米国・Gartner社は、2026年までに世界人口の25%がメタバースで1日1時間以上過ごすことになり、ビジネスでも活用されていくことを予測している。
本講演では、今後更な普及が予想されるメタバースの概要を解説したうえで、関連市場に参入する企業を類型化し、各類型におけるビジネスモデルと流通させる情報の特徴、またそれぞれが有するビジネスチャンスとリスクについて考察する。
1.メタバースとは何か
2.メタバース参画企業のビジネスモデル
3.メタバースのシステム構成、流通する情報
4.メタバースビジネスに共通的なリスクと、求められるリスク対策
・通信 ・ハードウェア(PC、スマホ、ヘッドセット等)
・ミドルウェア(サーバ、デ-タベース、セキュリティ等)
5.現実世界での事業拡大を目論むビジネスと、求められるリスク対策
・販売 ・興行 ・教育 ・研修
6.仮想世界での創業を目論むビジネスと、求められるリスク対策
・他ユーザーに対する虐めの横行問題 ・権利帰属等の問題 ・納税の問題
7.質疑応答/名刺交換
1994年に製造業に入社し人事労政部門、経営企画部門で従事後、IT系シンクタンクでの勤務を経て、2005年に東京海上日動リスクコンサルティング株式会社入社。2013年から2016年までタイ国東京海上に出向しASEAN全域で活動。大手製造業、金融機関、サービス業を中心に多くの顧客を持つ。主な著書(共著)として「BIソリューション総覧」(産業技術サービスセンター)、「リスクシナリオ2032 全産業編」(日経BP)など。