SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

法令遵守で大丈夫?蓄電池の安全対策

〜米国、韓国で継続する蓄電池事故を他山の石へ〜

No.
S23059
会 場
会場受講はございません

開催日
2023年 1月13日(金) 14:00~16:00 終了済
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受講料
1名につき 33,900円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
※会場受講なしへ変更となりました 23.1.11

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

1月13日(金) 終了済

法令遵守で大丈夫?蓄電池の安全対策

東京電力ホールディングス株式会社 
エリアエネルギーイノベーション事業室 
スペシャリスト(蓄電池活用)
田代 洋一郎(たしろ よういちろう) 氏

14:00~16:00

電力系統や再生可能エネルギーへの蓄電池活用が広まるに従って、その火災事故も増加の一途をたどっており、2022年も10件をこえる蓄電池火災事故が発生している。世界で最も早くリチウムイオン電池を用いた大型蓄電池システムが普及した韓国では、2018年から毎年大規模な蓄電池火災事故が多数発生して、その対策を毎年のように更新・実施しているが事故発生を止めることは出来ていない。また、2020年以降に利用蓄電池容量が急速に増えた米国でも火災事故は頻発しており、2050年カーボンニュートラル(CN)達成に向けての蓄電池大量導入の期待とは相反する状況となっている。
本講演では、国内において蓄電池導入する際に必要な法令対応について解説すると共に、最新の事故情報から得られたリスクを国内法令と対比して、そのギャップを明らかにする。一般に新技術に対する規制・法令は、事故が多発してから法令化されるまでに時間を要するため、法令遵守では安全を担保できない。火災事故が先行する海外の事例をもとに、国内蓄電池システムの安全を担保する手法を提案すると共に、弊社東京電力グループの蓄電池活用とCNの関係を紹介する。

1.世界の火災事故事例
2.火災事故の特徴
3.国内の蓄電池関連法令
4.蓄電池関連法令の課題
5.効果的な蓄電池システム安全対策
6.東京電力の考えるCNと蓄電池活用
7.まとめ
8.質疑応答/名刺交換

田代 洋一郎(たしろ よういちろう) 氏
1993年東京電力株式会社入社。変電所の保守・運転・建設工事業務を経て2000年から技術開発研究所(現:経営技術戦略研究所)に勤務。蓄電池の評価・活用戦略策定、EV利用技術の調査・開発および国際標準規格化等を担務。現在、エリアエネルギーイノベーション事業室で街づくり業務を推進。IEC(国際電気標準会議)・TC120(電力貯蔵システム)のMT7(IEC62933-5-2)コンビナー、WG5PT(IEC63933-5-3:リユース電池を活用した蓄電池システムの安全要求)国際リーダー。東京工科大非常勤講師。