SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

ウクライナ侵攻後の新世界エネルギー秩序とESG産業戦略

No.
S22575
会 場
会場受講はございません

開催日
2022年10月28日(金) 10:00~12:00 終了済
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受講料
1名につき 33,500円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

10月28日(金) 終了済

ウクライナ侵攻後の新世界エネルギー秩序とESG産業戦略

エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所 代表
大場 紀章(おおば のりあき) 氏

10:00~12:00

ロシアのウクライナ侵攻に対する西側諸国の対露経済制裁と、ロシアによるエネルギー輸出規制は、世界をロシアとエネルギー取引が可能な国とそうでない国とを分ける交渉でもある。そして、高い資源インフレに苦しむ欧米諸国は、リセッションの懸念を含みつつ、利上げに踏み切り、省エネのための配給制すら検討している。また、巨大な財政支出によって光熱費を抑え、水素等の新たなエネルギー産業への投資拡大を図っている。もはや、自由なエネルギー市場は政治的に統制されたものに変わりつつある。そのような状況の中、脱炭素やESG投資に対する各国の取り組みに変化が現れている。こうした変化が我が国の産業戦略にどのような示唆を与えるのかについて考察する。

1.ウクライナ戦争で変わるエネルギー新秩序
 (1)西側諸国による対露経済制裁とロシアのエネルギー規制
 (2)根本から変わる国際エネルギー秩序
 (3)資源価格高騰かリセッションか
 (4)エネルギー自由市場の終焉

2.ウクライナ侵攻後の脱炭素・ESG投資
 (1)欧州エネルギー政策の変化
 (2)米国インフレ抑制法の影響
 (3)日本のGX戦略の変遷
 (4)ESG投資トレンドの国際的変化

3.エネルギー・地政学から考える日本の産業戦略
 (1)電力・石油・金属供給の側面
 (2)生産環境と販売環境
 (3)内燃機関・CN燃料はどこまで残るか
 (4)日本の事業者にできること

4.質疑応答

大場 紀章(おおば のりあき) 氏
1979年生まれ。京都大学理学研究科修士課程修了。民間シンクタンク勤務を歴て現職。株式会社JDSCフェロー。専門は、化石燃料供給、エネルギー安全保障、次世代自動車技術。
著書に『シェール革命-経済動向から開発・生産・石油化学』(共著、エヌ・ティー・エス)等。