SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【インターネットイニシアティブ/ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアチブ】

WEB3時代のテレビ放送

〜ブロックチェーン・NFTを中心とした放送のDXを進める技術とサービスの可能性〜

No.
S22566
会 場
会場受講はございません

開催日
2022年11月16日(水) 13:00~15:30 終了済
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受講料
1名につき 33,600円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

開催概要
本年7月の総務省の「デジタル時代における放送の将来像と制度の在り方に関する取りまとめ」が指摘するように、コロナ禍以降、放送事業の大きな変化が予想されている。WEB3時代を迎えるインターネット関連事業の立場から、2020年代のネットと放送が融合を超えて昇華に至るビジネスモデルに向けたセミナーを開催する。

11月16日(水) 終了済

Ⅰ.日本のテレビ放送を取りまく状況

慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 特任教授
菊池 尚人(きくち なおと) 氏

13:00~13:20

本年7月の総務省の「デジタル時代における放送の将来像と制度の在り方に関する取りまとめ」を踏まえて、日本の放送を取りまく状況を地方局の課題やアメリカにおける周波数オークションの動向からひも解く。

1.本年7月の総務省とりまとめ 
2.日本の放送の状況
3.地方局の課題
4.アメリカの周波数オークション

Ⅱ.日本と世界のテレビ放送の市場と産業構造の変化

(株)ヒューマンメディア 代表取締役社長
小野打 恵(おのうち めぐみ) 氏

13:20~13:40

日本と世界のテレビ放送の広告収入・視聴料収入の減少と、デジタル化、オンライン展開を取り入れる各国の放送制度・事業の変化、特に地方放送の対応について解説する。

1.世界のテレビ放送の広告収入
2.視聴料収入
3.放送のデジタル化、オンライン展開
4.各国の放送制度や事業の変化
5.地方局の対尾

Ⅲ.放送のDX(1):配信をはじめとする、放送DXの最新動向

(株)インターネットイニシアティブ(IIJ)
ネットワーク本部 xSPシステムサービス部
配信ビジネス課長
渡辺 文崇(わたなべ ふみたか) 氏

13:40~14:20

配信の視点から技術の進展、放送との関わり、そして今後より重要になる視聴履歴、ユーザ動向などのデータ収集・分析などの動向について解説する。

1.配信視点のWeb技術の進展
2.Web技術と放送の関り
3.視聴履歴等ユーザーデータ収集分析の動向

Ⅳ.放送のDX(2):ブロックチェーン・NFTの本質的な価値と
テレビメディア業界のイノベーションの可能性についての考察

(一社)ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアチブ 代表理事
伊藤 佑介(いとう ゆうすけ) 氏

14:20~15:00

WEB3の中核技術と謳われるブロックチェーン・NFTの最新の動向とそこに横たわる課題の解説を通じてこの技術の本質的な価値を具体的に読み解いた上で、その特性を活用したテレビ放送に起こしうるイノベーションの可能性について考察する。

1.WEB 3の中核、ブロックチェーンとNFT
2.ブロックチェーンとNFTの最新動向と課題
3.技術の本質的な価値
4.テレビ放送の革新

Ⅴ.講師によるディスカッション、質疑応答
〜WEB3時代のテレビ放送〜

慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 特任教授
菊池 尚人(きくち なおと) 氏 (株)ヒューマンメディア 代表取締役社長
小野打 恵(おのうち めぐみ) 氏 (株)インターネットイニシアティブ(IIJ)
ネットワーク本部 xSPシステムサービス部
配信ビジネス課長
渡辺 文崇(わたなべ ふみたか) 氏 (一社)ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアチブ 代表理事
伊藤 佑介(いとう ゆうすけ) 氏

15:00~15:30

放送のDXを進める技術とサービスの可能性、特にブロックチェーン・NFTを活用したWEB3時代のテレビ放送の在り方を議論。視聴者からの質問にも答える。

菊池 尚人(きくち なおと) 氏
2017年より、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 特任教授。1993年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、郵政省入省。国土庁などを経て通信政策局課長補佐にて退官。その間、フランス・パリ高等商科大学で欧州情報通信事情などを調査。現在、一般社団法人融合研究所代表理事、一般社団法人CiP協議会専務理事。「2036年の放送を展望する-英国の放送事情と日本の放送政策」、「サイマルキャスティング、ウェブキャスティングの国際制度比較-送信可能化からCommunication to the publicへ」等の研究成果を発表。
小野打 恵(おのうち めぐみ) 氏
1985年に、株式会社ヒューマンメディア設立。代表取締役就任。日本動画協会 人材育成員会・デジタル制作環境委員会 副委員長。コンテンツ等幅広い分野のマーケティングコンサルタント、プランナー、プロデューサーとして活動。世界20か国・地域の20分野以上からなるメディア・コンテンツの市場規模を15年間以上継続して調査、「日本と世界のメディア×コンテンツ市場データベース」として毎年発表。
渡辺 文崇(わたなべ ふみたか) 氏
(株)インターネットイニシアティブ(IIJ) ネットワーク本部 xSPシステムサービス部 配信ビジネス課長。BSデジタル放送から4K/8K放送に至るまで、多数のデジタル放送サービスに関わる。日本以外のISDB採用国などでデジタル放送の運用やコンテンツ開発について現地放送事業者への講習・指導などを行う。ウェブ技術の放送サービスへの導入に向けてW3Cでの活動に参加。IIJに移籍後は、動画配信プラットフォームの開発から配信を活用したビジネス、同時配信に向けての提案活動などを行う。
伊藤 佑介(いとう ゆうすけ) 氏
2020年、(一社)ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアチブ代表理事就任。東京工業大学理学部情報科学卒業後、システムインテグレーション企業を経て、2008年博報堂に入社。2016年からメディア、コンテンツ領域のブロックチェーン活用の研究に取り組む。2022年、「NFT1.0→2.0 〜インターネット以来のパラダイムシフト〜(総合法令出版)」https://www.amazon.co.jp/dp/4862808530/を上梓。