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【繰り返す「デジタル敗戦」に備えて】
〜広告、マーケティング担当が抑えておくべき規制とデータ活用のこれから〜
8月22日(月) 終了済
弁護士法人英知法律事務所 弁護士
森 亮二(もり りょうじ) 氏
ウェブの閲覧履歴をはじめとするユーザーデータは、広告やマーケティングの目的で収集され、グローバルプラットフォーム事業者に巨額の富をもたらしました。他方で、ケンブリッジアナリティカやリクナビの事件などで、ユーザーデータの悪用が大きな問題をもたらすことが判明し、わが国でも個人情報保護法や電気通信事業法の改正によって規制が少しずつ進んでいます。それらの動向についてご紹介します。
併せて、我が国が「デジタル敗戦」を重ねないための制度的課題についても検討します。
1.ウェブの閲覧履歴等の収集と広告の仕組み
2.リクナビ事件と個人情報保護法の個人関連情報
3.ケンブリッジアナリティカ事件、LINE事件と電気通信事業法における利用者情報の規制
4.プラットフォーマーによる利用者情報の自主規制
5.ウォールドガーデンとサードパーティデータの減少
6.デジタル市場競争本部-「モバイル・エコシステム競争評価」
7.規制改革-これまでの失敗と今後の課題
8.質疑応答
弁護士法人英知法律事務所 弁護士
内閣官房 個人情報保護制度の見直しに関する検討会構成員
総務省 プラットフォームサービスに関する研究会委員
総務省 電気通信事業ガバナンス検討会構成員
総務省 情報信託機能の認定スキームの在り方に関する検討会構成員
個人情報保護委員会 犯罪予防や安全確保のためのカメラ画像利用に関する有識者検討会委員
【著書】
「個人情報保護法コンメンタール」(共著)勁草書房 2021
「データ・エコノミーの未来:日本の競争戦略と個人情報保護」(共著)GLOCOM 2020
「知的財産・コンピュータと法-野村豊弘先生古稀記念論文集」(共著)商事法務2016