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経済産業省がなぜフェムテックに取り組むのか〜急成長するフェムテック産業の現状とルナルナ20年からの挑戦〜
11月30日(火) 終了済
経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室
室長補佐
春口 浩子(はるぐち ひろこ) 氏
経済産業省では、個人のウェルビーイングと企業の価値向上に向け、フェムテック等の製品・サービスを活用し、働く女性の妊娠・出産等のライフイベントと仕事との両立を目指す「フェムテック等サポートサービス実証事業」を今年度から開始しています。
昨年度行ったフェムテック産業実態調査から、女性の健康課題やフェムテック産業の現状を紹介しながら、経済産業省がなぜフェムテックに取り組むのか、社会的背景を踏まえ説明します。
1.女性のライフステージと健康課題
2.希望するライフとキャリアの両立の難しさ
3.健康課題に対応したフェムテック製品・サービスの現状
4.「フェムテック等サポートサービス実証事業」の取組
5.採択事業の紹介
6.ウェルビーイング実現に向けたフェムテック活用の可能性
7.質疑応答
※フェムテック:Female(女性)とTechnology(テクノロジー)
株式会社エムティーアイ ヘルスケア事業本部
ルナルナ事業統括部 副事業部長
那須 理紗(なす りさ) 氏
「ルナルナ」は、株式会社エムティーアイが運営する生理日管理を中心としたモバイルの女性の健康情報サービスです。当初は次回生理日を予測する計算機のような便利ツールでしたが、女性のライフスタイルの変化に合わせてサービスも変化してまいりました。
フェムテックサービスとして20年サービスを運営してきた立場から、多様な女性のヘルスケア課題への取り組みと今後の展望について、お話いたします。
1.ルナルナのご紹介
2.女性とライフスタイルに合わせて変化したサービス内容
3.産学連携でのビックデータを活用した研究の紹介
4.医療連携による新しい取り組み
5.これからの展望
6.質疑応答
通商産業省九州通商産業局(当時)に入局し、地域企業の海外展開、ものづくりのデジタル化、SDGs経営の推進を担当。また、管理部門では人事を担当し、局内の人事異動や人材育成などをサポート。
働きながら希望するライフデザインの実現に向け、2020年に省内予算コンテストへ応募したことをきっかけに、2020年9月からフェムテックを活用した仕事とライフイベントの両立に向けた事業の推進に取り組んでいる。
2013年にエムティーアイに入社。女性の健康情報サービス『ルナルナ』と母子手帳アプリ『母子モ』の企画マーケティングに従事し、生理日管理から妊活・妊娠・育児へと市場ドメインを拡大することに貢献。
現在も女性だけでなく、医療機関や製薬会社との取り組みを通じた更なる価値提供に尽力。