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【5G、ローカル5Gの最新動向を踏まえた】
〜目標実現に向けた国内外の取組み〜
11月 1日(月) 終了済
千葉大学 名誉教授
阪田 史郎(さかた しろう) 氏
5Gは2020年、5Gの技術を適用したローカル5Gは2021年に利用が開始された。2019年頃から世界各国において、2030年のサービス開始を目指したBeyond 5G/6Gの検討が活発化している。
本講演では、まず5Gとローカル5Gの基本技術とその最新動向について述べる。
次に、明確になりつつあるBeyond 5G/6Gの技術目標(テラヘルツ通信、超高速大容量、超低遅延、超多数同時接続、超低消費電力、超安全、超高信頼、超カバレッジ拡張(陸・海・空・宇宙での利用)、固定-移動通信融合、AI利用による自律的運用(ゼロタッチオペレーション、自己最適化)、CPS(Cyber Physical System)の完全同期等の最新動向、詳細を示し、これらの実現を目指した3GPP、ITU-R、国内外の研究機関、企業の開発への取組み、研究事例等について述べる。
1.テラヘルツ通信
2.超高速大容量、超低遅延、超多数同時接続
3.超低消費電力
4.超安全、超高信頼
5.超カバレッジ拡張(陸・海・空・宇宙での利用)
6.固定-移動通信融合
7.AI利用による自律的運用(ゼロタッチオペレーション、自己最適化)
8.CPS(Cyber Physical System)の完全同期
9.質疑応答/名刺交換
1974年 早大理工大学院修士卒。同年NEC入社、以来同社中央研究所において、コンピュータネットワーク、インターネット、マルチメディア通信、モバイル通信等の研究に従事。1996〜1999年 同社パーソナルC&C研究所所長、1999〜2004年 同社インターネットシステム研究所所長。1997〜1999年 奈良先端科学技術大学院大学客員教授を兼務、2004〜2014年 千葉大学大学院教授。2019年 同大学名誉教授。2019年より東京大学大学院工学系研究科。大学ではアドホックメッシュネットワーク、センサネットワーク、IoT、5G、Beyond 5G/6Gなどの研究に従事。工学博士。IEEEフェロー、電子情報通信学会フェロー、情報処理学会フェロー・名誉会員。電子情報通信学会では顕彰功労賞、情報処理学会では山下記念研究賞、功績賞受賞他を受賞。総務省・関東総合通信局長賞受賞。情報通信ネットワーク関連で単著書3、共著書43。主な単著書(1)M2M無線ネットワークの最新技術、科学技術出版(2013年)、(2)無線通信の本、電気書院(2016年)。主な共著書(1) インターネット・プロトコル、オーム社(2005年)、(2) センサネットワーク、オーム社(2006年)、(3) 無線通信技術大全、リックテレコム(2007年)、(4) アドホックメッシュネットワーク、コロナ社(2007年)、(5) 情報家電ネットワークと通信放送融合(2008年)、 (6) 情報通信ネットワーク、オーム社(2015年)。