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【量子データで人類社会を繋ぐ】
〜欧米中の動向とユースケース〜
8月17日(火) 終了済
(株)メルカリ 研究開発部 R4Dシニアリサーチャー/量子チームリーダー
量子インターネットタスクフォース 代表
永山 翔太(ながやま しょうた) 氏
量子インターネットは、来たるべき本格的な量子技術時代の通信インフラである。Beyond 5G やIOWN など多様な次世代通信技術の研究開発が進められている中で、量子インターネットは、量子データを伝送するという独自性を持っている。インターネットとコンピュータという情報技術の二大巨頭の発展によってIT革命が起こり、人類文明は新たなパラダイムに突入した。量子インターネットと量子コンピュータによって情報技術はさらに深化すると見込まれる。
本講演では、量子インターネットのユースケースや社会への影響、現行のデジタルインターネットとのシナジー、さらには仕組みや必要な技術開発に至るまで多面的に解説する。
1.量子コンピュータのおさらい
2.量子インターネットのユースケース
3.社会への影響
4.世界の研究開発投資
5.現行インターネットとのシナジー
6.量子インターネットの仕組み
7.研究開発状況
8.質疑応答
博士(政策・メディア)。専門は量子インターネット。特に、量子エラー訂正符号および量子インターネットアーキテクチャ・通信プロトコル。株式会社メルカリ研究開発部R4Dシニアリサーチャー/量子チームリーダー。2019年に量子インターネットタスクフォースを発足させ、代表を務める。IPSJ量子ソフトウェア研究会運営委員。過去には内閣サイバーセキュリティセンター研究・産学官連携戦略WG委員、IPA未踏ターゲット事業「分散量子計算プラットフォーム」、JSPS特別研究員、他。