SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

不動産テックと企業不動産戦略の進展

No.
S21288
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2021年 7月13日(火) 14:00~17:00 終了済
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受講料
1名につき 33,880円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLをお送り致しますので、
   開催日時にZoomにご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5日以降に配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画の公開期間は公開日より2週間となります。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

7月13日(火) 終了済

Ⅰ.不動産テックの最新動向とポストコロナの不動産ビジネス

リマールエステート株式会社 代表取締役社長          
不動産テック協会 代表理事
赤木 正幸(あかぎ まさゆき) 氏

14:00~15:25

不動産ビジネスにテクノロジーを活用してイノベーションを起こす「不動産テック」と「不動産DX」が、不動産ビジネスの様々な領域で進展しています。コロナの影響も踏まえた不動産テック・不動産DXの最新動向を解説するとともに、これからの不動産ビジネスにおける、「自社に最適な不動産テックは?」「不動産テック活用に際して必要なことは?」「不動産DXの実現方法は?」といった疑問にお答えいたします。

1.不動産テックと不動産業界の特殊性
 (1)不動産テックとは?
 (2)不動産テックへの不動産事業者の反応
 (3)不動産業界の特殊性と不動産テック
2.国内不動産テックのカテゴリーとサービス
 (1)最新版不動産テックカオスマップの解説
 (2)不動産テックのカテゴリーとサービス
 (3)不動産テックに発生している課題やトラブル
3.海外の不動産テック
4.不動産テックの可能性と不動産ビジネス攻略のヒント
 (1)不動産テックの導入ステップ
 (2)不動産テック活用のキーワード
5.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.コロナ後を見据えたCRE戦略の下でのオフィス戦略の在り方

株式会社ニッセイ基礎研究所 社会研究部 上席研究員
百嶋 徹(ひゃくしま とおる) 氏

15:35~17:00

経営者は、ウィズコロナ期にある今、平時を取り戻せるアフターコロナの時代を見据えて、従業員の働き方と働く場の在り方をどう考えるべきでしょうか。まずオフィス戦略は、CRE(企業不動産)戦略の下で組織的に取り組むことが欠かせません。そして「メインオフィス(本社など本拠となるオフィス)」と「働く環境の選択の自由」の重要性が、コロナ後の企業経営において、変えてはいけない「原理原則」になると考えられます。この「2つの重要性」を中心に、事例を交えて働き方とオフィス戦略の在り方について解説いたします。

1.コロナ禍で導入された在宅勤務の位置付けと課題
2.コロナ後の人間社会のニューノーマルの在り方
 (1)リアルな場での創造的活動を取り戻すことこそがニューノーマルの在り方
 (2)山極京大前総長とメルケル独首相の考え方に学ぶ
3.コロナ後の働き方とワークプレイスの在り方
  〜変えてはいけない原理原則
 (1)原理原則①:メインオフィスの重要性
 (2)原理原則②:働く環境の多様な選択の自由の重要性
4.「組織スラック」を備えた経営の実践
 (1)短期志向から中長期志向の経営へ
 (2)利用率が下がったオフィススペースは組織スラックと捉えるべき
 (3)在宅と出社の厳格な切り分けは要注意
5.質疑応答/名刺交換

赤木 正幸(あかぎ まさゆき) 氏
森ビルJリートの投資開発部長として不動産売買とIR業務を統括するとともに、地方特化Jリートの上場に参画。太陽電池メーカーCFO、三菱商事合弁の再エネファンド運用会社CEOを歴任。クロージング実績は不動産や再エネ等にて3,500億円以上。2016年に不動産テックに関するシステム開発やコンサル事業を行なうリマールエステートを起業。不動産売買プラットフォーム「キマール」を展開するとともに、日本初の不動産テック業界マップを発表。2018年には不動産テック協会を発起し代表理事に就任。早稲田大学法学部を卒業後、政治学修士、経営学修士(MBA)を取得、政治学博士課程を修了。コロンビア大学院(CIPA)、ニューヨーク大学院(NYUW)にて客員研究員を歴任。
百嶋 徹(ひゃくしま とおる) 氏
1985年野村総合研究所入社、証券アナリスト業務、財務・事業戦略提言業務に従事。野村アセットマネジメント出向を経て、1998年ニッセイ基礎研究所入社。専門は企業経営を中心に、産業競争力、イノベーション、AI・IoT、スマートシティ、CSR、CRE(企業不動産)等。日経金融新聞およびInstitutional Investor 誌のアナリストランキングで素材産業部門第1位(1994年)。明治大学経営学部特別招聘教授を歴任(2014〜16年度)。国土交通省『CRE戦略実践のためのガイドライン』の「事例編」の執筆を担当(2008〜10年)。国土交通省『企業による不動産の利活用ハンドブック』の発刊に寄せて、論考「地域活性化に向けた不動産の利活用」を寄稿(2019年)。CRE戦略の重要性をいち早く主張し、普及啓発に努める。