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欧米自動車メーカーのZEV戦略最前線〜カーボンニュートラル実現のためのEVシフト〜
7月 8日(木) 終了済
株式会社フォーイン 取締役 企画調査部
田中 八智代(たなか やちよ) 氏
パリ協定のカーボンニュートラル目標実現のため、自動車産業に対する環境規制は容赦なく、厳しさを増してきた。2050年のカーボンニュートラルを見据えて、EUも米国も2030年CO2排出規制強化を検討している。こうした動きを背景に、世界の主要メーカーがEVシフト強化策を新たに発表した。欧州メーカーだけでなく、米国で大手のFordやホンダも2030年に向けたEVトランスフォーメーション計画を明らかにした。それとともに、新たな競争が始まろうとしている。
本講演では、環境規制強化を概観し、欧米自動車メーカーが打ち出すZEV戦略と、今後展開されるZEV競争の焦点について考察する。
1.パリ協定が求めるゼロエミッション
2.欧州自動車メーカーのZEV戦略
-高級プレミアムブランドからBEVシフトする欧州メーカー
3.米国自動車メーカーのZEV戦略
-商用車から進む米国メーカーのBEVシフト
4.ZEV市場の現実
5.ZEVをめぐる新しい競争
6.質疑応答/名刺交換
1990年 (株)フォーインに入社。2009年より取締役。2001年11月〜2009年12月「FOURIN世界自動車調査月報」編集長。「世界自動車統計年刊」編集長、「世界自動車メーカー年鑑」編集長を経て、2017年10月〜2019年7月「FOURIN世界自動車法政策調査月報」編集長を担当。現在企画調査部にて、特別企画調査を担当。2021年3月には「世界自動車産業のZEV戦略」を報告。