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【モビリティのパラダイムシフト】

5月12日(水) 終了済
山根健オフィス 代表
(BMW Japan 前・技術顧問)
山根 健(やまね けん) 氏
1997年のCOP3持続可能な社会を実現するために、地球温暖化原因物質の排出量を制限することが必要であることが世界的に認識された。2015年にパリ協定が締結されると一気に2050年にカーボンニュートラルを実現する宣言が相次いで出され、自動車もすべて電気自動車に切り替えられるといった論調が主流となっている。
問題の本質は、地球温暖化であり、それを回避する取り組みこそが重要である。2050年に至る自動車社会の動向、モビリティの方向性などを、BMWを始めとした欧州自動車メーカーの戦略を中心に紹介する。
1.地球温暖化問題からカーボンニュートラルに至る世界的な動向
2.カーボンニュートラルを目指すエネルギー転換
3.モビリティとエネルギー(人口動向、自動車普及も含め)
4.自動車を取り巻く規制動向と対応技術課題
5.モビリティのパラダイムシフト
6.ドイツを始めとした欧州自動車メーカーの取り組み
7.質疑応答/名刺交換


1975年3月 早稲田大学理工学研究科修了。1975年4月 日産自動車入社、次世代エンジン研究、ターボチャージャー、過給エンジン研究開発、新型エンジン基本構想設計、レース用エンジン開発などを担当。1992年7月 BMW開発部門に入社、日本への市場適合開発、エンジン開発、日本の自動車及び部品メーカと本社との共同開発推進、水素自動車開発、電気自動車開発、レースエンジン開発などを担当。(2004〜2006:経済産業省、水素安全利用プロジェクト評価委員)。2013年7月 山根健オフィス設立、技術コンサルティングおよび自動車と飛行機レース業務を開始。
