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究極のディスプレイ マイクロLED/ミニLEDの
3月30日(火) 終了済
沖為工作室合同会社 Founder
沖本 真也(おきもと しんや) 氏
韓国、台湾プレイヤーを中心に活気づいていたマイクロLED市場に中国プレイヤーが急ピッチで参入してきており、かつて実現性を疑問視されていたマイクロLED市場は良くも悪くも後に引けない状況になってきています。中国パネルメーカーは自社の成長戦略にすでにマイクロLEDを組み込んでおり、台湾チップメーカーを巻き込み、スマートシティーに代表される国家戦略とも組み合わせて、マイクロLEDディスプレイで覇権を取ろうとしています。一方でミニLEDは、かつてマイクロLEDに至るまでの一時的な移行形態と見なされていたのが、次々に上市されるミニLED製品の市場評価は高く、LCD、OLEDと並ぶ一つのディスプレイ技術として、再認識されてきています。
このセミナーではマイクロLED、ミニLEDを取り巻く最新のマーケットトレンドはもちろんのこと、ディスプレイの領域に限らず、幅広い視点からマイクロLEDの可能性について発表する予定です。
1.マイクロLED、ミニLED市場概観
(1)市場背景
(2)関連企業の動向、アライアンス現状
(3)中国、韓国、台湾プレイヤーアップデート
(4)コア技術として市場に迎えられたミニLED
(5)鍵を握るウェアラブル市場
2.マイクロLED、ミニLED 技術トレンド
(1)マストランスファー
(2)モノリシック、色変換等
(3)マスインスペクション
(4)マスリペア
(5)ボンディング
3.マイクロLED、ミニLED アプリケーション別分析
(1)ウォールディスプレイ(大型ディスプレイ)
(2)TV
(3)AR/VR
(4)タブレット、ノートPC
(5)スマートフォン
(6)自動車
4.サプライチェーン
(1)マイクロLED、ミニLED産業セグメント
(2)新興アプリケーション(医療、VLC等)
5.競争環境分析
(1)主要企業分析
(2)競合リーダーシップマッピング
6.マイクロLED、ミニLEDの将来展望
(1)市場規模予想
(2)地域別市場分析
7.マイクロLED、ミニLEDとマーケティング戦略
(1)マーケティング5.0とデジタルエクスペリエンス
(2)モビリティとディスプレイ
(3)マーケティング戦略に関する考察
8.まとめ
9.質疑応答
1998年 桐蔭学園高等学校理数科卒業。大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国 大学でMBA取得。2003年 社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは物流用プラスチックパレット「スキレッター」の開発から上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。自動車業界では主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。市場調査業界では、主にトレンドフォース社、ケリーサイエンティフィックパブリケーション社等の海外調査会社やマイクロLED、マイクロバイオーム等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。2020年に沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、5G、マイクロLED、自動運転、車載用バッテリー、マイクロバイオームなどの先端技術の市場分析を提供。米国メディアにも注目の企業として取り上げられる。
https://finance.yahoo.com/news/navigating-global-marketplace-unprecedented-times-075008361.html