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【2050年カーボンニュートラル達成に向けて】
〜水素関連ビジネスは巨大市場へと動き出した〜
2月15日(月) 終了済
武蔵野大学 客員教授/環境エコノミスト
西脇 文男(にしわき ふみお) 氏
2050年カーボンニュートラル達成には水素エネルギーの利活用が不可欠との認識が世界で共有され、本格的な社会実装に向けて世界は大きく動き出しました。
水素は、EVでは力不足な大型重量車両や船舶、航空機等に、また火力発電や鉄鋼、化学工業の脱炭素化に、化石資源に代る原・燃料として利用できます。更に、水素には化石燃料の代替という以外に「エネルギーキャリア」という、将来のエネルギー社会の中核となる機能も期待されています。
本講演では、世界のFCV開発の最新事情、水素の新たな用途の研究開発、水素関連企業の動向等について、わかりやすく解説します。
1.温暖化対策の切り札「水素エネルギー」
-水素エネルギー関連ビジネスは巨大市場に成長する
2.モビリティー水素燃料
-世界でFCV開発競争が始まった
-FCV以外にも広がる水素燃料
3.燃料電池と水素発電
4.水素を原料とする製鉄、化学品製造の技術開発動向
5.水素の製造・輸送・貯蔵
6.エネルギーキャリアとして期待される役割と広がる可能性
7.水素を核とする未来のエネルギー社会
8.質疑応答/名刺交換
1946年生。東京大学経済学部卒。1968年 日本興業銀行入行。同行取締役、興銀リース(株)副社長、DOWA ホールディングス(株)常勤監査役を歴任。2013年より武蔵野大学客員教授。
著書:日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス(東洋経済新報社)、再生可能エネルギーがわかる(日本経済新聞出版社)、レアメタル・レアアースがわかる(日本経済新聞出版社)など。訳書:FED ウォッチング(D・ジョーンズ著 日本経済新聞社)。