SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

未来を見通すエビデンス素材集

未来調査2026-2035 先端テクノロジー編

宇宙、モビリティー、医療・健康、AIなど47件の先端テクノロジーの10年後を総力調査。

商品No.
R05X0218
出版月
2025年12月
価格

印刷+オンラインサービスセット 990,000円 (税込)
印刷タイプ 660,000円 (税込)

ページ数
A4判 416ページ
発行<調査・編集>日経BP社
備 考
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レポート内容
■概要■
様々な専門分野のバックグラウンドを持つ約100人の技術専門家が、分野の垣根を超えて先端テクノロジーを分析。10年後の未来を描く。
『未来調査2026-2035 先端テクノロジー編』は、素材や医療、エレクトロニクス、バイオ、機械など、様々な専門分野のバックグラウンドを持つ約100人の技術専門家が分野の垣根を超えて40を超える先端テクノロジーを分析し、10年後の未来を見通すエビデンス素材集です。技術調査に強みを持つリンカーズと日経BP 総合研究所の共同調査で、先端テクノロジーの現在と中長期の可能性を詳細に探ります。
「宇宙・地球・環境」「都市・交通・モビリティー」「医療・健康・食」など6分野・47件の注目度が高い先端テクノロジーをピックアップし、専門家の視点で評価した「インパクト」「課題解決力」「市場性」「成熟度」などをベースに、「10年後の未来」「技術開発や社会の動向」「未来に向けたエビデンス」「技術の未来に期待する理由」を分析。
不連続に変化し、先行きが見えない社会の中で、先端テクノロジーの今、そして将来像はどう変化しているのか。調査に基づく約400の豊富なビジュアルデータと合わせて立体的に提示します。特定分野の専門視点はもちろん、分野の垣根を超えた様々な専門家による評価で、従来とは異なる角度の新たな視点で10年後の未来を描きます。


<6分野・47件の先端テクノロジーをピックアップ。
「10年後の未来」「技術開発や社会の動向」「未来に向けたエビデンス」「技術の未来に期待する理由」を分析。>
1.宇宙・地球・環境
地球を守る技術、宇宙を拓く技術
地球温暖化や資源制約への対応は環境保全技術を日常インフラに組み込み、持続可能性を前提とする社会を形成する。同時に、宇宙は新たな探査・利用のフェーズに入り、月や小惑星における資源活用が現実味を帯び、宇宙からのモニタリングは地球を守る手段として重要性を増す。
「人工光合成」「長距離エネルギー伝送」「低重力資源採掘ロボット/ISRU技術」「衛星リモートセンシング」など9件の先端テクノロジーを調査・分析する。

2.都市・交通・モビリティー
場所の制約が消え、移動は体験に
まちづくりと交通網の整備が進み、物理的な「場所」の意味は再定義される。高精度な遠隔操作や仮想空間の活用は「働く」「学ぶ」「生活する」といった行為を特定の空間から解放。都市の役割や構造そのものが変化し、移動は単なる手段ではなく個人にとって意味や快適性を伴う“体験”として再構築される。「自動運転」「デジタルツイン都市」「空飛ぶクルマ」「スマートインフラ」など7件の先端テクノロジーを分析する。

3.医療・健康・食
医療は再生と制御、健康はデータで予測
医療は再生医療やナノスケールの制御によって、より身体に優しく、自然な介入を可能とする領域に広がる。健康は日常的なセンシングや予測技術によって可視化され、病気の早期発見や未然防止が当たり前の社会になる。食の分野では栄養効率や環境負荷に配慮した生産・供給システムが整い、持続可能な環境が実現する。「バイオセンシング」「再生医療」「ナノ医療」「培養肉/細胞農業」など8件の先端テクノロジーを調査・分析する。

4.生活・労働
身体の制約は消え、仕事と暮らしは拡張する
テクノロジーで身体的な制約は大きく緩和され、多様な働き方や暮らし方が定着する。遠隔操作や分身ロボット、仮想空間は徐々に生活に溶け込み、物理的な存在にしばられない行動様式が広がる。人々は、自らの価値観に応じて仕事と暮らしを再構成しながら生き方を設計する。「HMI/BMI」「ヒューマノイドロボット」「身体拡張ウエアラブル」「パーソナルAIエージェント」など7件の先端テクノロジーを調査・分析する。

5.情報・通信・AI
AIは判断を担い、通信・演算は光と量子で加速
AIは定型作業の代行を超え、意思決定や創造性を伴う分野への関与を本格化する。人間とAIはそれぞれの強みを生かして役割を分担する関係に移行し、知的作業の在り方は再定義される。通信の即時性によって判断や操作、体験の遅れは限りなく小さくなり、社会の反応速度と知的集約力を高める。「量子コンピューター」「汎用人工知能」「フォトニクスプロセッサー」「脳型AI」など8件の先端テクノロジーを調査・分析する。

6.エネルギー
脱炭素に向けて発電は革新、供給は持続可能に
脱炭素が社会の前提となり、再生可能エネルギーの利用は各地で広がる。エネルギー供給は分散型・双方向型に変化し、需要と供給の調整や安定運用の在り方が見直される。限りある資源に依存する構造から脱却し、持続的かつ自律的にエネルギーをつくり・届け・使う技術開発が進み、エネルギーは社会の自由と持続性を支える。
「小型モジュール炉/核融合発電」「パワー半導体」「全固体蓄電池」「燃料電池」「高温超電導送電」など8件の先端テクノロジーを調査・分析する。

■著者■
リンカーズOI研究所
-CONTENTS-
<1>全体概要
1.総論
 ・はじめに
 ・6つの社会ドメイン
2.47テクノロジーの選定と概観
 ・先端テクノロジーの選定
 ・47テクノロジーの概観
3.回答者のプロフィールと調査の概要
 ・回答者のプロフィール
 ・調査の概要
4.先端テクノロジーの評価手法
 ・評価指標と算出方法
 ・各テクノロジーを評価する図表の見方
5.エグゼクティブサマリー
 ・概論
 ・宇宙・地球・環境
 ・都市・交通・モビリティー
 ・医療・健康・食
 ・生活・労働
 ・情報・通信・AI
 ・エネルギー

<2>先端テクノロジーと未来調査
1.集合知とテクノロジーの評価
 ・集合知の活用と未来像
 ・先端テクノロジーの位置
2.総合評価と2035年の未来像
 ・総合評価ランキング
 ・総合評価ランキングを読み解く
 ・先端テクノロジーの位置を可視化
 ・先端テクノロジーの散布図を読み解く
3.技術成熟度から見る2035年の社会
 ・社会ドメインの技術進展速度
 ・先端テクノロジーの技術進展速度
4.今後10年で取り組むべき社会課題
 ・2035年に向けた社会課題リスト
5.先端テクノロジーの類型化
 ・レーダーチャートの位置付け
 ・7分類マッピング

<3>宇宙・地球・環境
1.概論
 ・「宇宙・地球・環境」と先端テクノロジーの未来像
 ・カーボンリサイクル合成燃料、人工光合成、長距離エネルギー伝送
 ・繰り返し使用可能なロケット、CCUS、ブルーカーボン吸収強化技術
 ・低重力資源採掘ロボット/ISRU技術、衛星リモートセンシング、複合・混合素材の完全リサイクル

2.カーボンリサイクル合成燃料
【共通項目】2.〜10.
 ・技術の概要
 ・10年後の姿
 ・技術開発や社会の動向
 ・未来に向けたエビデンス
 ・技術の未来に期待する理由
3.人工光合成
4.長距離エネルギー伝送
5.繰り返し使用可能なロケット
6.CCUS
7.ブルーカーボン吸収強化技術
8.低重力資源採掘ロボット/ISRU技術
9.衛星リモートセンシング
10.複合・混合素材の完全リサイクル

<4>都市・交通・モビリティー
1.概論
 ・「都市・交通・モビリティー」と先端テクノロジーの未来像
 ・自動運転、デジタルツイン都市、AR/VRによる遠隔空間体験
 ・極限環境モビリティー、空飛ぶクルマ
 ・スマートインフラ、高精度ローカリゼーション
2.自動運転
【共通項目】2.〜8.
 ・技術の概要
 ・10年後の姿
 ・技術開発や社会の動向
 ・未来に向けたエビデンス
 ・技術の未来に期待する理由
3.デジタルツイン都市
4.AR/VRによる遠隔空間体験
5.極限環境モビリティー
6.空飛ぶクルマ
7.スマートインフラ
8.高精度ローカリゼーション

<5>医療・健康・食
1.概論
 ・「医療・健康・食」と先端テクノロジーの未来像
 ・バイオセンシング、再生医療、合成生物学
 ・マイクロバイオーム応用医療、ナノ医療、培養肉/細胞農
 ・個別化予防医療、ワクチンプラットフォーム
2.バイオセンシング
【共通項目】2.〜9.
 ・技術の概要
 ・10年後の姿
 ・技術開発や社会の動向
 ・未来に向けたエビデンス
 ・技術の未来に期待する理由
3.再生医療
4.合成生物学
5.マイクロバイオーム応用医療
6.ナノ医療
7.培養肉/細胞農業
8.個別化予防医療
9.ワクチンプラットフォーム

<6>生活・労働
1.概論
 ・「生活・労働」と先端テクノロジーの未来像
 ・HMI/BMI、アバター労働/遠隔存在技術、身体拡張ウエアラブル
 ・ヒューマノイドロボット、パーソナルAIエージェント
 ・メタバース空間による労働・教育変革、バーチャルファッション/身体表現拡張
2.HMI/BMI
【共通項目】2.〜8.
 ・技術の概要
 ・10年後の姿
 ・技術開発や社会の動向
 ・未来に向けたエビデンス
 ・技術の未来に期待する理由
3.アバター労働/遠隔存在技術
4.身体拡張ウエアラブル
5.ヒューマノイドロボット
6.パーソナルAIエージェント
7.メタバース空間による労働・教育変革
8.バーチャルファッション/身体表現拡張

<7>情報・通信・AI
1.概論
 ・「情報・通信・AI」と先端テクノロジーの未来像
 ・量子コンピューター、大気圏内光通信、汎用人工知能
 ・分散型省電力AI基盤技術、マルチモーダル生成AI、フォトニクスプロセッサー
 ・脳型AI、情報セキュリティー基盤技術
2.量子コンピューター
【共通項目】2.〜9.
 ・技術の概要
 ・10年後の姿
 ・技術開発や社会の動向
 ・未来に向けたエビデンス
 ・技術の未来に期待する理由
3.大気圏内光通信
4.汎用人工知能
5.分散型省電力AI基盤技術
6.マルチモーダル生成AI
7.フォトニクスプロセッサー
8.脳型AI
9.情報セキュリティー基盤技術

<8>エネルギー
1.概論
 ・「エネルギー」と先端テクノロジーの未来像
 ・小型モジュール炉/核融合発電、パワー半導体、全固体蓄電池
 ・燃料電池、熱電変換/廃熱発電、仮想発電所
 ・長寿命・高出力蓄電池、高温超伝導送電
2.小型モジュール炉/核融合発電
【共通項目】2.〜9.
 ・技術の概要
 ・10年後の姿
 ・技術開発や社会の動向
 ・未来に向けたエビデンス
 ・技術の未来に期待する理由
3.パワー半導体
4.全固体蓄電池
5.燃料電池
6.熱電変換/廃熱発電
7.仮想発電所
8.長寿命・高出力蓄電池
9.高温超伝導送電

<9>産業別のインパクト
【共通項目】
 ・該当する先端テクノロジー
 ・自動車と先端テクノロジーの未来像
 ・主な先端テクノロジーの評価
1.自動車
2.エレクトロニクス・機械
3.素材・化学
4.資源・エネルギー
5.医療・健康
6.ICT
7.小売り・物流
8.金融
9.建設・不動産
10.食品・農業
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