SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

動画配信ビジネス調査報告書2023

[コネクテッドTVとAVODが拡大、コロナ禍を経て『放送+配信』の時代へ]

商品No.
R03S0279
出版月
2023年 6月
価格

印刷+CD-R(PDF)タイプ 104,500円 (税込)
CD-R(PDF)タイプ 93,500円 (税込)

ページ数
A4判 240ページ
発行<調査・編集>(株)インプレス
備 考
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レポート内容
■ポイント■
 ・最新概況や業界構造などについて徹底分析し、今後を展望
 ・放送と配信の垣根がなくなってきている中で、消費者はどうのように放送・動画を視聴しているか
 ・広告メディアとしての動画配信を展望
 ・注目すべき動画配信サービスの概要を個票形式で紹介
 ・有料動画利用者、無料動画配信、動画共有サービス利用者への調査を実施

■概要■
 コロナ禍で利用が増えた動画配信は、人出が戻りつつある中でも拡大が続いており、場所や時間にとらわれず動画や映像を自由に楽しむ視聴スタイルが消費者に定着している。コネクテッドTVの普及もありネット配信を大型のテレビで視聴することも一般化した。
 2022年度は、サッカーWカップ、野球のWBC、ボクシング中継などスポーツのビッグコンテンツが地上波放送だけでなくインターネットでも配信されたり、TVerの伸長、有料動画配信サービスの広告付きプランの開始もあり、広告媒体としての重要性も高まっている。その一方で、U-NEXTとParaviの統合、DMM TVの開始、dTVからLeminoへのリニューアルなど、動画配信事業者では統合や提携が加速するなど大手企業を中心に業界再編が始まっている。
 本書は、ますます活発化する動画配信ビジネスに関して、その歴史や最新概況などについて徹底分析するほか、国内の注目すべきサービスの概要をそれぞれ解説する。合わせて、インターネットユーザーの動画配信サービスの利用率や意向、実際に動画配信を利用しているユーザーの利用動向を詳細に調査し、その利用実態を明らかにした。

■執筆者■
森田 秀一
インプレス総合研究所
-CONTENTS-
<1>国内の動画配信ビジネスの最新動向
1.映像コンテンツ市場の概況と動画配信ビジネスの伸長
 ・映像コンテンツ市場の概況
 ・動画配信ビジネスの市場規模
 ・小括
2.動画配信ビジネスの定義と配信サービスの経緯
 ・動画配信とは
 ・動画共有と動画配信の違い
 ・放送と動画配信の違い
 ・コネクテッドTV
 ・動画配信ビジネスの構造
 ・ネット系配信事業者の動画配信ビジネスの歴史
 ・テレビ放送事業者の動画配信ビジネスの歴史
3.動画配信サービスの最新概況
 ・変わるコロナ禍、2022年度の概況
 ・ABEMAがサッカーW杯全64試合を無料配信
 ・ボクシングなど大型スポーツのリアルタイム配信が活況
 ・大手SVODで大規模リニューアル相次ぐ、「dTV」が「Lemino」へ& 「DMM TV」誕生
 ・Netflixが広告付き割安プランの提供を開始、他社で追随の動きも
 ・テレビ放送の無料見逃し配信「TVer」が躍進、コロナ脱却の1年でユーザー数36%増
 ・大手各社のコンテンツ差別化戦略
 ・テレビデバイス利用が着実に伸長、PCを越える存在感へ
 ・大きく動き出した業界再編、「Paravi」がU-NEXTに吸収合併、「GYAO!」が終了
 ・ますます高まるYouTubeの存在感、動画広告市場の伸長が追い風
4.将来展望とまとめ
 ・コロナ禍を経て、「動画配信のある生活」定着のために
 ・「独占配信」は好手か悪手か? 国民的コンテンツを生み出すためにVOD事業者が選ぶべき道とは
 ・増えゆくAVOD、国内市場におけるユーザーの受け止めは
 ・W杯配信の大成功、注目イベント配信へのユーザー要求はさらに高く
 ・広がる周辺サービス連動、電子書籍の次はEC?
 ・「Paravi」吸収合併で変わるテレビ局VOD、理想像の模索は続く

<2>サービスの概要と特徴
1.SVOD (定額制ビデオオンデマンド)
 ・Hulu
 ・FOD
 ・TELASA
 ・Lemino
 ・U-NEXT
 ・バンダイチャンネル
 ・DMM TV
 ・Amazonプライム・ビデオ
 ・Netflix
 ・ディズニープラス
 ・dアニメストア
 ・NHKオンデマンド
2.リニア&オンデマンド型動画配信
 ・ABEMA
 ・TVer
 ・DAZN

<3>映像・動画全体の視聴状況と有料動画配信サービスの利用率
1.調査概要とプロフィール
 ・調査概要
 ・回答者のプロフィール
 ・誤差について
2.放送・映像・動画全体の視聴概況
 ・よく視聴する映像・動画の種類
 ・最も好きな映像・動画の種類
 ・地上波放送のネット配信への期待
 ・FIFAワールドカップカタール2022の視聴方法
3.動画配信サービスの認知度と利用率
 ・動画配信サービスの認知度・知っているサービス名
 ・有料動画配信サービスの利用率
 ・有料チケット制オンラインライブ配信(PPV)の利用率

<4>動画配信サービス利用者の利用実態
1.調査概要とプロフィール
 ・調査概要
 ・回答者のプロフィール
 ・誤差について
2.有料動画・無料動画・動画共有サービスの利用概況
 ・よく視聴するジャンル
 ・視聴機器
 ・視聴する場所
 ・利用しているサービス
 ・視聴頻度
 ・平均視聴時間
 ・1回あたりの視聴時間
 ・1週間あたりの平均視聴話数(コンテンツ数)
 ・動画の視聴時間帯
 ・ながら視聴の状況
 ・動画視聴後の関連するメディアの視聴や購入経験
3.有料動画配信サービスの購入・課金状況
 ・利用する動画配信サービスの料金体系
 ・有料動画配信サービスの平均利用金額(料金形態別)
 ・有料動画配信サービスの平均利用金額(合計)
 ・有料のオンラインライブ(PPV)の利用経験
4.有料動画配信サービスの評価と不満点
 ・現在利用している有料動画配信サービスの数
 ・この1年間で利用した有料動画配信サービスの数
 ・複数サービスを利用している理由
 ・有料動画配信サービスに対する満足度
 ・有料動画配信サービスへの不満点
 ・最も利用する有料動画配信サービスの評価
 ・最も利用している有料動画配信サービスを選んだ理由
 ・他のサービスが気になった経験
 ・他のサービスが気になった理由
5.無料動画配信サービスの利用状況
 ・よく視聴する無料動画の制作者
 ・短尺動画の視聴経験
 ・広告を最後まで視聴した経験
 ・広告を最後まで視聴した理由
 ・無料動画視聴後に経験のある行動
 ・有料動画配信サービスを利用する条件

<掲載資料一覧>
 ・映像ソフトの売上金額の推移
 ・映像ソフト市場規模の推移
 ・動画配信サービスの分類表
 ・動画広告市場規模推計・予測(デバイス別)
 ・収益モデル別の特徴
 ・コンテンツ調達の支払い区分
 ・動画配信ビジネス年表(ネット系配信事業者)
 ・動画配信ビジネス年表(テレビ放送事業者)
 ・よく視聴する映像・動画の種類(複数回答)
 ・最も好きな映像・動画の種類
 ・有料動画配信サービスの利用率
 ・動画配信サービスの認知度
 ・利用している有料動画配信サービスTop10(複数回答)
 ・ABEMA WAUの推移
 ・TVer再生数の推移
 ・有料動画配信サービスを視聴する環境(複数回答、抜粋)
 ・他の定額制動画配信サービスが気になった経験
 ・他の定額制動画配信サービスが気になった理由
 ・DMM.comでの検索結果例
 ・回答者の性年代構成
 ・標本誤差(信頼度95%)
 ・よく視聴する映像・動画の種類(複数回答)
 ・性年代別 よく視聴する映像・動画の種類(複数回答)
 ・最も好きな映像・動画の種類
 ・性年代別 最も好きな映像・動画の種類
 ・地上波放送のネット配信への期待(複数回答)
 ・性年代別 地上波放送のネット配信への期待(複数回答)
 ・FIFAワールドカップカタール2022の視聴方法(複数回答)
 ・性年代別 FIFAワールドカップカタール2022の視聴方法(複数回答)
 ・知っている動画配信サービス(複数回答)
 ・性年代別 知っている動画配信サービス(複数回答)
 ・有料動画配信サービスの利用率
 ・性年代別 動画配信サービスの利用率
 ・有料チケット制オンラインライブ配信(PPV)の利用率
 ・性年代別 有料チケット制オンラインライブ配信(PPV)の利用率
 ・回答者の性年代構成
 ・標本誤差(信頼度95%)
 ・有料動画配信サービス利用率・動画共有/無料動画配信サービスを
  よく視聴する比率
 ・よく視聴する動画のジャンル(複数回答)
 ・有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル(複数回答)
 ・性年代別 有料動画配信サービスでよく視聴するジャンル(複数回答)
 ・無料動画配信サービスでよく視聴するジャンル(複数回答)
 ・性年代別 無料動画配信サービスでよく視聴するジャンル(複数回答)
 ・動画共有サービスでよく視聴するジャンル(複数回答)
 ・性年代別 動画共有サービスでよく視聴するジャンル(複数回答)
 ・端末別 よく視聴する動画のジャンル(複数回答)
 ・動画の視聴機器(複数回答)
 ・有料動画配信サービスの視聴機器(複数回答)
 ・性年代別 有料動画配信サービスの視聴機器(複数回答)
 ・有料動画配信サービスの視聴機器(SA・集約)
 ・性年代別 有料動画配信サービスの視聴機器(SA・集約)
 ・無料動画配信サービスの視聴機器(複数回答)
 ・性年代別 無料動画配信サービスの視聴機器(複数回答)
 ・動画共有サービスの視聴機器(複数回答)
 ・性年代別 動画共有サービスの視聴機器(複数回答)
 ・動画を視聴する場所(複数回答)
 ・有料動画配信サービスを利用する場所(複数回答)
 ・性年代別 有料動画配信サービスを利用する場所(複数回答)
 ・無料動画配信サービスを利用する場所(複数回答)
 ・性年代別 無料動画配信サービスを利用する場所(複数回答)
 ・動画共有サービスを利用する場所(複数回答)
 ・性年代別 動画共有サービスを利用する場所(複数回答)
 ・利用している有料の動画配信サービスTop20(複数回答)
 ・性年代別 利用している有料の動画配信サービス(複数回答)
 ・最も利用している有料の動画配信サービス(Top15)
 ・性年代別 最も利用している有料の動画配信サービス
 ・利用している無料の動画配信サービス(複数回答)
 ・性年代別 利用している無料の動画配信サービス(複数回答)
 ・動画の視聴頻度 など

■調査概要■
<映像・動画全体の視聴状況と有料動画配信サービスの利用率調査>
調査対象  :NTTコム リサーチの保有する消費者モニター 
有効回答数 :20,469回答
サンプリング:性年齢階層別インターネット利用人口構成比
(総務省 通信利用動向調査)に可能な限り整合するように抽出。
集計は、年代により回収率が異なっており母集団との乖離がみられるため、性年齢階層別インターネットの利用人口構成比に整合するように比重調整(ウェイトバック)を行った上で分析
調査手法  :ウェブアンケート
調査期間  :2023年5月2日〜8日

<動画配信サービス利用者の利用状況調査>
調査対象 :上記の映像・動画全体の視聴状況と有料動画配信サービスの利用率調査にて、以下の回答をした者(重複あり)
 ・3か月以内に有料動画配信サービスを利用していると回答した者
 ・無料動画配信サービスをよく視聴すると回答した者
 ・動画共有サービスをよく視聴すると回答した者
有効回答数 :1,895回答
 うち、
 ・有料動画配信サービス利用者1,347回答
 ・無料動画配信サービスをよく視聴する利用者938回答
 ・動画共有サービスをよく視聴する利用者1,278回答
 ※上記の「映像・動画全体の視聴状況と有料動画配信サービスの利用率調査」で得られた性年代別利用者構成に
  比重調整(ウェイトバック)を行った上で分析
調査手法  :ウェブアンケート
調査期間  :2023年5月8日〜12日

本調査結果を利用される場合は、出所の明記をお願い致します。
出所表記例:「インプレス総合研究所『動画配信ビジネス調査報告書2023』」
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