SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

中国の再生・細胞医療・遺伝子治療等の現状と法規

〜遺伝子治療やゲノム編集の研究開発は世界で先行〜

商品No.
R02K1028
出版月
2024年 9月
価格

印刷+CD-ROM(PDF) 231,000円 (税込)
印刷タイプ 198,000円 (税込)
CD-ROM(PDF)タイプ 198,000円 (税込)

ページ数
A4判 236ページ
発行<調査・編集>(株)シード・プランニング
備 考
※CD-ROM(PDF)ファイルの印刷やネットワーク上での共有はできません。
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レポート内容
■ポイント■
 ・研究開発費の伸び率はGDP成長率を上回るスピードで急上昇
 ・ヒトゲノム編集でヒト胚を用いた生殖(出産)を禁止する方針
 ・中国企業が創製したCAR-T細胞療法製品の数は米国に匹敵
 ・幹細胞臨床研究は国が指定した施設で行われなければならない
 ・再生医療等市場規模は25年に9000億円を突破する見込み
 ・国内のヒト遺伝資源は一定条件を満たせば国外へ持ち出し可能
 ・細胞療法製品の製造管理および品質管理の基準(GMP)公表

■概要■
 中国では、2023年の研究開発費が前年より8.1%増の約67兆円で、米国に次ぐ世界第2位です。近年、AI(人工知能)や次世代通信技術、宇宙産業、先端医学といった分野で勢いよく発展しています。中央政府が打ち出した「バイオ産業発展計画」では、ゲノム編集に関する技術体系を構築し、遺伝性疾患、感染症疾患、悪性腫瘍などで遺伝子治療の新しい技術を開発し、ゲノム編集を臨床に応用することを目指しています。また、高品質の遺伝子合成など専門技術サービスを行う企業を支援する方針を示しています。こうした中で、再生・細胞医療・遺伝子治療等に関する研究開発が物凄い勢いで進んでおり、その成果は世界で先行しているといえます。
 報告書では、中国の再生・細胞医療・遺伝子治療等の研究開発の状況や中央政府の方針、政策、法規制などを解説しています。<1>では、科学研究開発費の増加やバイオエコノミー推進計画、ゲノム編集の現状と法規制などをまとめています。<2>では、CAR-T細胞療法の研究開発に先立つ企業のパイプラインと承認された製品を紹介しています。<3>では、幹細胞臨床試験研究管理法や再生医療等製品のガイドラインなどの法規について解説しています。<4>では、ヒト遺伝資源管理条例・実施細則及び海外企業が中国で研究開発を行うにあたって注意すべきことをまとめています。<5>では、再生医療等の研究開発に欠かせない行政機関を紹介しています。
-CONTENTS-
<1>再生医療等の市場と政策
 ・再生医療等市場の現状と規模
 ・再生医療製品の研究開発企業の概要
 ・再生医療等に関する国の政策一覧
 ・薬効別に見た再生医療等の研究開発
 ・再生医療等製品の製造許可証
 ・CGT企業の半数が3大都市に
 ・細胞調製装置の主な企業
 ・ゲノム編集の現状と法規制
 ・世界を震撼させたヒトゲノム編集
 ・ヒトゲノム編集研究論理指針の概要
 ・ヒト胚を用いた生殖(出産)は「厳禁」
 ・ヒトゲノム編集研究倫理指針
 ・急増する中国の科学研究開発費
 ・中国の研究開発費の対GDP比率
 ・バイオエコノミー発展5カ年計画
 ・国家ハイテクパークの状況
 ・全国169カ所のハイテクバークの経済指標

<2>CAR-T製品の研究開発
 ・CAR-T研究開発は世界で先行
 ・中国企業は5製品を開発
 ・世界で承認されたCAR-T製品一覧
 ・CAR-Tの保険収載はあるのか
 ・アストラゼネカが中国のCAR-T企業を買収
 ・主な企業の開発パイプライン
 ・復星凱特のCAR-T療法パイプライン
 ・科済薬業のCAR-T療法パイプライン
 ・●路薬業のCAR-T療法パイプライン
 ・伝奇生物のCAR-T療法パイプライン
 ・精准生物のCAR-T療法パイプライン
 ・森朗生物のCAR-T療法パイプライン
 ・薬明巨諾のCAR-T療法パイプライン
 ・合源生物のCAR-T療法パイプライン
 ・馴鹿生物のCAR-T療法パイプライン
 ・北京芸妙神州医薬のCAR-T療法パイプライン
 ・永泰生物の免疫細胞療法のパイプライン
 ・CAR-T療法「イエスカルタ」の認定治療施設
 ・CAR-T研究開発企業一覧
 ・国家薬品監督管理局が受理したCAR-T製品一覧
 ・CAR-T細胞療法の対象となる疾患略語

<3>再生医療等に関する法規制
 ・細胞治療製品の製造品質管理ガイドラインの概要
 ・細胞治療製品の製造品質管理ガイドライン
 ・幹細胞臨床研究管理法の概要
 ・幹細胞研究プロジェクトと一連の政策
 ・幹細胞臨床研究機関の届出状況
 ・地域別に見た幹細胞臨床研究機関数
 ・幹細胞臨床研究機関の要件とは
 ・幹細胞臨床研究管理法
 ・幹細胞臨床研究機関の届出書類
 ・幹細胞臨床研究プロジェクトの届出書類
 ・幹細胞臨床研究倫理審査申請表
 ・幹細胞臨床研究プロジェクトの倫理審査許可

<4>ヒト遺伝資源管理条例
 ・ヒト遺伝資源管理条例のポイント
 ・「承認審査」の電子申請の流れと期間
 ・「届出」の電子申請の流れと期間
 ・承認審査と届出の申請時の必要な書類
 ・ヒト遺伝資源を無断で持ち出した場合の罰則
 ・ヒト遺伝資源管理条例のQ&A
 ・ヒト遺伝資源管理条例
 ・ヒト遺伝資源管理条例実施細則の概要
 ・ヒト遺伝資源管理条例実施細則の主な内容
 ・ヒト遺伝資源の規制範囲
 ・国際共同研究の許可申請の流れ
 ・国際共同臨床試験届出の流れ
 ・ヒト遺伝資源情報の対外提供等の事前報告
 ・ヒト遺伝資源管理条例実施細則のQ&A
 ・ヒト遺伝資源管理に関する疑義解釈
 ・ヒト遺伝資源管理条例実施細則

<5>行政機関と生物安全法
 ・再生医療に関わる行政機関と業界団体
 ・国家薬品監督管理局
 ・国家薬品監督管理局 食品薬品審査検査センター
 ・国家衛生健康委員会
 ・中国生物技術発展センター
 ・中国人類遺伝資源管理事務局
 ・中国科学技術部
 ・中国科学院北京ゲノミクス研究所
 ・中国科学院微生物研究所
 ・中国普通微生物菌株保存管理センター
 ・菌株の販売価格及び保管等のサービス内容
 ・国家遺伝子バンク
 ・中国細胞生物学学会
 ・初のバイオセーフティ指針
 ・生物安全法の概要
 ・生物安全法
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