「マーケティング研修を導入したいけれど、どの会社を選べば良いのかわからない」
「何を決め手に研修会社を選ぶべきか？」
と、お悩みの担当者様は多いのではないでしょうか。
本コラムでは厳選したおすすめのマーケティング研修会社7社を紹介します。
また、マーケティング研修を行うメリットや研修会社を選ぶ際のポイントも解説。
複数の研修会社の比較検討をされたい方に役立つ内容です。
おすすめのマーケティング研修会社7選
実績や研修内容に定評のある、おすすめのマーケティング研修会社は次の7社です。
- 株式会社アガルート
- 株式会社シナプス
- 株式会社インソース
- 株式会社マイナビ
- 株式会社Schoo
- SMBCコンサルティング
- アイクラウド研修サービス
株式会社アガルート
株式会社アガルートは、資格取得講座や法人向けの研修プログラムをオンラインで提供する教育事業会社です。
実務に直結するスキルや知識の習得に重点を置いた研修スタイルが特徴。
研修内容のカスタマイズにも柔軟に対応します。
2013年の設立以来、多様な業種の人材育成をサポートしています。
株式会社アガルートの特徴
株式会社アガルートのマーケティング研修は、マーケティング基礎からデジタルマーケティングまでを網羅した体系的なカリキュラムが特徴です。
業種・職種を問わず、マーケティング初心者から実務担当者、マネジメント層まで幅広く対応。
共通言語としてのマーケティング思考の浸透と、実務への即応性を重視した研修内容となっています。
また、演習形式の研修でも、事業課題に応じたカスタマイズが可能。
研修で得た知識や実践スキルを実務にすぐに活かせるでしょう。
BtoBや店舗型ビジネス、デジタル領域などにも特化したマーケティング研修も用意されており、企業ごとのニーズに応じた柔軟な対応が魅力です。
料金
公式サイトに記載されていないため、問い合わせが必要です。
株式会社アガルートが向いている会社
- マーケティング思考を組織内に定着させたい会社
- BtoB・デジタル領域でマーケティング強化を図りたい会社
- 実務に直結する演習型の研修を求めている会社
- 自社課題に合った研修内容をカスタマイズしたい企業
株式会社アガルートのマーケティング研修は、「実務で使えるマーケティングスキル」を社員に身につけさせたい企業に最適です。
マーケティングの基礎から応用、デジタル戦略まで幅広いプログラムがそろっているため、社員のレベルや業種に合わせて選ぶことが可能。
「社内にマーケティング思考やロジカルシンキングを浸透させたい」「部署ごとのニーズに合わせて研修をカスタマイズしたい」といった要望をもつ企業にぴったりの研修会社といえるでしょう。
実際の導入事例でも、「社員のプレゼン能力や思考力の向上」「マーケティング手法・用語が部内の共通言語となった」といった成果が報告されています。
株式会社シナプス
株式会社シナプスは、企業研修・社員研修・人材育成を専門とするコンサルティング会社です。
マーケティング領域に特化した豊富な研修プログラムを提供しており、クライアント企業の事業成長と人材育成をサポート。
現場経験豊富な講師陣による実践的な研修が強みです。
株式会社シナプスの特徴
株式会社シナプスのマーケティング研修は、「売れる仕組みを知る・創る」ことを目的に設計されていて、BtoBやデジタルなど幅広いテーマに対応しています。
研修はワークショップ形式が基本ですが、オンラインと集合型どちらでも対応可能。
マーケティングの知識を体系的に学びつつ、実務への応用を重視した構成が特徴です。
各社の課題に合わせてプログラム内容をカスタマイズできる柔軟性も魅力。
また、講師陣はマーケティング、コンサルティングの実務経験が豊富です。
リアルなビジネス事例を通じて、「使える知識とスキル」の習得をサポートします。
料金
料金は公表されていないため、問い合わせが必要です。
株式会社シナプスが向いている会社
- 組織全体のマーケティング力を底上げしたい会社
- 実務直結型のマーケティング研修を探している会社
- 若手育成や中堅層のスキルアップを図りたい会社
株式会社シナプスのマーケティング研修は、「現場で使える」スキル習得に焦点をあてているため、即戦力になるマーケティング力を求める企業におすすめです。
実務と直結した演習形式を導入し、個別の事業課題にもきめ細やかに対応します。
マーケティング基礎レベルから応用レベルまで幅広い研修プログラムがあるため、業種や階層に最適な研修が見つかるでしょう。
BtoBマーケティングやDX人材育成など、専門性の高いニーズにも対応。
組織全体のマーケティング力の底上げを叶える伴走型支援に定評があります。
株式会社インソース
株式会社インソースは年間76万人以上が受講する教育サービス会社で、企業向け研修やDX推進支援、AI・RPA導入支援などを行っています。
多様な業種・職種に対応した実践的なプログラムを提供しており、講師派遣型や公開講座での受講が可能です。
株式会社インソースの特徴
STP分析や4Pといった基本理論のプログラムから、BtoCマーケティングなどの旬のプログラムまで幅広いラインナップが特徴です。
自社課題に落とし込んで学べるワーク形式のため、研修後すぐに現場で活用できるスキルが身につきます。
また、WEBマーケティングやSNSマーケティング、地方自治体向けの公共マーケティングなど、自社課題に適した研修を柔軟にカスタマイズ可能です。
講師は金融・商社・ITなどの民間企業から官公庁・自治体まで、さまざま業界や職種の実務経験者のみ。
実践的かつ理論的な指導が好評です。
料金
公式サイトに記載がないため、問い合わせが必要です。
株式会社インソースが向いている会社
- 実務に直結するマーケティングスキルを社内に定着させたい会社
- 地方創生や観光振興などに取り組む自治体や公共団体
- SNSやWEBを活用したデジタルマーケティングに力を入れたい会社
株式会社インソースのマーケティング研修は、自社課題をベースに演習を行うワーク形式のため、マーケティングスキルをいち早く高めたい企業におすすめです。
自治体向けの公共マーケティングや地方創生支援も行っており、官民問わず幅広いニーズに対応。
さらに、SNSやWEBマーケティングの研修も豊富なため、デジタル施策を強化したい企業にも最適です。
株式会社マイナビ
株士会社マイナビは、就職・転職・進学情報など幅広い人材関連サービスを提供する企業。
マイナビグループが提供する人材育成研修サービスが「マイナビ研修サービス」です。
マイナビ研修サービスでは、若手から管理職までの人材育成を支援しており、特に人事・採用領域の研修に強みがあります。
株式会社マイナビの特徴
マーケティング初心者でも体系的に学びやすい、講義と実践を組み合わせた1日完結型のプログラムが特徴です。
マーケティング理論、環境分析、戦略立案などの基礎を学んだあと、90分間のマイナビオリジナルのビジネスゲームを通じて「楽しく」「実務に近しい形」でスキルを身につけます。
このゲームは、市場調査や顧客理解をテーマにしたシミュレーションです。
講義内容を実務に落とし込んで体得できるため、現場ですぐに実践できるでしょう。
講義内容は、立教大学・有馬教授監修によるもので、学術的にも信頼性の高い研修となっています。
料金
講師派遣型研修のため、個別見積もりになります。
問い合わせが必要です。
株式会社マイナビが向いている会社
- マーケティング初心者の割合が多い会社
- 理論だけでなく実践重視の研修を求める会社
- 若手・中堅社員の実務スキルを強化したい会社
マイナビ研修サービスのマーケティング研修は、マーケティングの知識ゼロの受講者も想定して設計されています。
基礎的なマーケティング知識を楽しみながら習得できるため、若手から中堅の社員におすすめ。
理論と実践をバランスよく学べるカリキュラムで、マーケティングの正しい基礎知識が1日で身につきます。
実践的なビジネスゲームで知識を定着させることで、自社ビジネスの市場の再認識やターゲティングの見直しにも繋がるでしょう。
即戦力となるマーケティング思考を短期間で養いたい企業に最適です。
株式会社Schoo
株式会社Schooは、法人向けにオンライン動画学習サービスを提供する教育企業です。
参加型生放送授業と9,000本以上の動画を見放題で提供。
幅広いジャンルの学びが時間や場所を選ばずに学べます。
生放送授業はチャットで講師に直接質問が可能です。
株式会社Schooの特徴
株式会社Schooのマーケティング研修は、動画で基礎から実務スキルまで学べるオンライン研修です。
WEBマーケティングやデータ分析、GoogleAnalyticsの使い方、Excelでの集計など、マーケティングに必要なスキルを幅広く学ぶことが可能。
企画職・営業職など専門外の社員のマーケティングスキルを底上げできるでしょう。
動画による研修のため、受講する場所・時間を選ばないことも強み。
また、「Schooオウンドメディアを分析する」授業など、ケーススタディやロールプレイを通じて、実務に活かせるスキルを効率よく取得できます。
料金
初期費用110,000円＋月額費用1,650円/ ID（契約は20ID～）（税抜）
詳細はお問い合わせください。
株式会社Schooが向いている会社
- 社員にマーケティングの基礎を習得させたい会社
- オンラインで柔軟に研修を行いたい会社
- 社員のデータ活用スキルを高めたい会社
株式会社Schooの研修は、録画授業を視聴して行う研修のため、一人で受講することも、オンラインで集合学習することも可能です。
WEBやSNS、GoogleAnalyticsを活用した実践的な内容を学ぶことで、実務に直結するマーケティングスキルを養えます。
特にデータ分析やWEB広告に苦手意識をもつ社員のスキル向上におすすめです。
株式会社SMBCコンサルティング
株式会社SMBCコンサルティングは、三井住友銀行グループに属するコンサルティング会社です。
企業向けに人材育成や経営改善の支援サービスを提供。
経営者やビジネスパーソンを対象としたセミナーやコンサルティング業務を通して、企業の成長と競争力強化をサポートしています。
株式会社SMBCコンサルティングの特徴
株式会社SMBCコンサルティングのマーケティング研修の特徴は、座学と実践を組み合わせたプログラムです。
始めにマーケティングの基礎知識を学んだあと、続けてグループワークで事例演習を実施。
自社のマーケティング分析を行いながら、SWOT分析や3C分析、STP分析、4P戦略などのフレームワークを身につけます。
講師は現役のマーケティングコンサルタントが多数在籍しており、実務に基づいた指導が受けられることも魅力です。
自社の戦略策定まで行うため、現場ですぐに活かせる実務スキルが習得できるでしょう。
料金
社員数とSMBC経営懇話会の会員種別によって料金は異なります。
- 初期費用：165,000円
- 定額制クラブ（来場型）：35,200円～
- 定額制Webセミナー(オンライン型）：25,300円～
- 定額制クラブ（来場型）+定額制Webセミナー(オンライン型）：43,560円～
詳しくは料金体系表を参照ください。
株式会社SMBCコンサルティングが向いている会社
- 分析フレームワークの実践力を高めたい中堅・中小企業
- 主体的な学びをを通して社員に実務力をつけさせたい会社
- 自社のマーケティング戦略を明確にして社内で共有したい会社
株式会社SMBCコンサルティングの研修は、自社の商品・サービスの価値を明確にし、具体的な戦略に落とし込むことができます。
分析手法の習得だけではなく、それをもとにした施策立案までをサポート。
グループワークを通して、理論と実践を結びつけて学ぶため、即実務に活かせるスキルが身につきます。
また、若年層から経営者層まで、幅広い階層にマーケティングスキルに応じた研修を提供。
社内全体のマーケティングスキルをレベルアップさせたい会社にもおすすめです。
株式会社アイクラウド研修サービス
株式会社アイクラウド研修サービスは、ITやWEBに特化した研修を提供する教育サービス企業です。
WEBマーケティング、データ分析、広告運用などの専門スキル育成が強み。
実務に直結する研修内容で受講満足度97％の高評価を誇ります。
初心者から実務経験者まで幅広く対応し、企業のデジタル人材育成を支援しています。
株式会社アイクラウド研修サービスの特徴
株式会社アイクラウド研修サービスのマーケティング研修は、テーマごとに細分化された専門的なカリキュラムが特徴です。
Googleアナリティクスやリスティング広告、SEO、UXなど、実務に活かせるスキルを体系的に学べます。
入門講座から資格取得講座まで用意されており、基礎知識の習得から実践的な施策立案まで、段階的なスキルアップが可能です。
また、企業の要望に応じオリジナル研修テキストを使った、自社課題に即した研修も提供しています。
料金
料金は公表されていません。
問い合わせが必要です。
株式会社アイクラウド研修サービスが向いている会社
- 社内で即実践できるWEBマーケティングスキルを習得させたい会社
- 部署やレベルに応じた専門的な教育を柔軟に取り入れたい会社
- 社員にWEB広告やSEOなどの運用実務を任せたい企業
株式会社アイクラウド研修サービスのマーケティング研修は、実務直結型の内容と豊富な選択肢が魅力。
WEB広告運用やアクセス解析など、WEBマーケティング分野を強化したい企業に向いています。
また、入門講座から資格対策まで、社員のマーケティングレベルに合わせた研修を選べるため、段階的な育成が可能です。
自社課題に応じたカスタマイズも対応可能なため、目的に合わせた無駄のない研修設計ができます。
マーケティング実務を任せられる人材を、効率的に育成したい企業に最適といえます。
マーケティング研修とは？
マーケティング研修とは、社員がマーケティングの知識や実務スキルを学び、顧客のニーズを理解することで、自社のマーケティング戦略を立てられるようになるための教育プログラムです。
受講者はマーケティングの基本的な理論や戦略、分析手法などを学び、実務に活かせるスキルを身につけます。
ここでは、マーケティング研修の必要性と目的について詳しく解説します。
マーケティング研修の必要性と目的
マーケティング研修には、さまざま狙いがありますが、主に以下の4つが必要性・目的としてあげられます。
- マーケティングの基礎知識を得る
- 顧客のニーズを理解する
- 戦略的思考の強化
- 分析スキルの強化
マーケティングの基礎知識を得る
マーケティングとは、顧客に価値を提供し続けるための仕組みづくりです。
商品やサービスを「売る」活動にとどまらず、顧客が求めるものを「創り出す」ことも含めて、「売上を伸ばす」ための活動はすべてマーケティングといえるでしょう。
マーケティング研修では、4PやSTPなどマーケティング理論の基本を学びます。
実務の中で施策を立案し、実行する力は、マーケティングの基礎知識が土台となります。
マーケティング研修は、若手から中堅社員、経営層まで幅広い階層が対象です。
顧客のニーズを理解する
顧客のニーズを正しく把握することは、あらゆるマーケティング活動の出発点です。
製品やサービスを開発しても、顧客の期待に応えていなければ成果には繋がりません。
マーケティング研修では、顧客調査の方法、購買行動の分析、ペルソナ設計などを学び、自社の顧客像を明確化します。
顧客の行動や心理を深く理解し、的確にニーズをつかむことは、競合との差別化や長期的な信頼構築に直結。
マーケティングは顧客中心の活動であるという基本を忘れずに、実務に活かす視点をもつことが大切です。
戦略的思考の強化
マーケティングでは、計画的で一貫性のある戦略立案が求められます。
そのため、戦略的思考力の育成もマーケティング研修の大きな目的となります。
マーケティング研修では、「誰に」「何を」「どのように」提供するのかを論理的に考える訓練を実施。
具体的には、SWOT分析・3C分析・バリュープロポジションなどのフレームワークを活用しながら、自社の商品・サービスがどの市場に、どのような手法で展開すべきか検討します。
こうした、ワークを行い、戦略的な判断力を鍛えることで、実践的なマーケティング施策が立てられるようになるでしょう。
分析スキルの強化
マーケティング活動は、根拠あるデータに基づく判断が重要です。
市場分析・競合・顧客行動など、あらゆる情報を定量的・定性的に分析し、戦略に反映させる力が必須となります。
マーケティング研修では、Googleアナリティクスのようなツールの使い方や、KPI設計、データの可視化と解釈の方法など、実務に即した分析手法を学びます。
自社の売上向上に結びつく施策の構築は、高い分析スキルがあってこそ。
また、分析スキルを高めることで、施策の効果検証や改善提案にも説得力が生まれるでしょう。
マーケティング研修を行う3つのメリットを紹介
企業がマーケティング研修を行うメリットとして、次の3点があげられます
- 社員のスキルアップと業務の改善
- 社内の一体感を高められる
- 社内風土の改善
社員のスキルアップと業務の改善
マーケティング研修を行う最大のメリットは、社員一人ひとりのスキルアップと業務の改善が見込めることです。
特に実務に即した内容の研修であれば、知識をすぐに業務に使えるため、成果も出やすくなります。
例えば、ターゲット層の明確化や競合分析、プロモーション戦略の立案など、マーケティングの基本スキルを身につけた社員は、自らの担当業務をより戦略的に進められるようになるでしょう。
また、社内で学びの機会を提供することは、社員のモチベーション向上にも繋がります。
さらに、研修費用以上の成果を出す人材が育つ可能性もあるため、企業にとって中長期的な投資効果が期待できるといえるでしょう。
社内の一体感を高められる
マーケティング研修には、社内の一体感を高める効果もあります。
特に複数の部署からメンバーを集めて実施する研修では、普段接点の少ない社員同士が共通のテーマで学び、意見交換する機会が生まれます。
研修で行われるグループワークやディスカッションによって、異なる文書間での理解が深まり、社会コミュニケーションの活性化にも繋がるでしょう。
また、社員全員が同じ方向性や視点でマーケティングを捉えることで、共通言語が形成され、プロジェクトの進行や決定もスムーズになります。
このような一体感は、日々の業務においても協力し合える関係性を育み、社内全体の連携を強化するでしょう。
社内風土の改善
マーケティング研修は単なる人員の育成だけでなく、社内風土の改善にも役立ちます。
マーケティングは「顧客視点」で物事を考えることが基本となるため、研修を通じて社員の思考や行動にも変化が生まれます。
例えば、これまでの「商品中心の」から「顧客中心」への価値観の転換が進むことで、社内で柔軟で前向きな文化が培われていくでしょう。
こうした社内風土の変化は、新しいアイデアや意見を歓迎する雰囲気を作り、組織としての想像力や変化対応力の向上に繋がります。
また、全社員がマーケティング的視点をもつことで、経営層と現場にある温度差が縮まるというメリットも。
社内の風通しが良くなることで、共通のビジョンに基づいた意思決定が行われやすくなります。
マーケティング研修の会社を選ぶ5つのポイント
マーケティング研修の会社を選ぶポイントは次の5つです。
- 自社の目的や課題に合った会社を選ぶ
- 研修の質と内容を重視する
- 実績がある会社を選ぶ
- 研修のコストで判断する
- 研修のカスタマイズが可能か
自社の目的や課題に合った会社を選ぶ
マーケティング研修の会社を選ぶ際は、まず自社の課題や目的に合致するかを基準に判断しましょう。
そのためには、研修会社を探す前に「自社が抱えているマーケティング上の課題は何か」「研修のゴールはどこにあるのか」を明確にしておかなくてはなりません。
例えば、「BtoB営業の提案力を強化したい」「SNS運用に強い人材を育てたい」など、目的によって適切な研修内容は異なります。
加えて、研修会社にも得意・不得意の分野があるため、実績や提供しているカリキュラムを確認し、自社のニーズに合った研修会社を選ぶことが大切です。
研修の質と内容を重視する
研修の質と内容も重視すべきポイントです。
表面的な知識のインプットだけで終わる研修は、実務に結びつきづらく、成果に繋がらない可能性もあります。
具体的な事例やワーク、グループディスカッションなど、実践的な内容が組み込まれているかを事前に確認しましょう。
研修後に自社の課題解決にどう活かせるかという視点で研修内容をチェックしたうえで、研修会社を選びます。
実績がある会社を選ぶ
信頼できる研修会社を選ぶためには、これまでの実績も大きな判断基準になります。
導入企業数や業種、研修テーマなどが幅広く網羅されている会社であれば、さまざまなニーズに対応してきた経験があると考えられるからです。
また、講師の経歴や専門分野も重要なチェックポイントです。
現場経験が豊富でマーケティングの最新動向にも精通している講師であれば、実務に即した有意義な研修ができるでしょう。
講師プロフィールが公開されているかどうかも、信頼性を測るひとつの目安です。
研修のコストで判断する
研修の費用は会社によってばらつきがあるため、慎重に検討すべきポイントです。
研修会社の公式サイトでは、詳細な料金が明記されていないケースも多いため、資料請求や個別相談を通じて、見積もりを確認しましょう。
そのうえで、自社の予算と照らし合わせて、費用対効果の高い研修プランを選びます。
なお、研修費用が一見高額に見える場合でも、業務改善や社員の成長に直結する内容であれば、長期的には費用以上の利益を得られることもあります。
研修のカスタマイズが可能か
研修内容が企業に合わせてカスタマイズできるようになっているかも重要なポイント。
企業によって目標や課題が異なるため、柔軟な対応ができる会社ほど、研修効果が得られやすいです。
具体的には、「自社の事例をもとにしたワークを組み込めるか」「研修時間や回数を調整できるか」「対象者の階層やレベルに応じたカリキュラム設計ができるか」などがチェックポイントとしてあげられます。
現場ですぐに活かせる実務スキルを身につけさせたいなら、研修のカスタマイズが可能な会社を選びましょう。
まとめ
以上、マーケティング研修のおすすめ研修会社7選の紹介と、マーケティング研修の意義・メリット、研修会社の選び方についての解説でした。
実績や研修内容に定評のあるおすすめの研修会社は以下の7社です。
- 株式会社アガルート
- 株式会社シナプス
- 株式会社インソース
- 株式会社マイナビ
- 株式会社Schoo
- SMBCコンサルティング
- アイクラウド研修サービス
研修会社を選ぶ際は、研修内容・実績・費用と合わせて、「自社課題や階層に応じた柔軟なカスタマイズができる」ことをチェックしましょう。
オーダーメイドの自社オリジナル研修を望むなら、株式会社アガルートがおすすめ。
事前にヒアリングを徹底的に行い、事業課題に即したオリジナル研修プログラムを制作。
「マーケティング基礎」から「デジタルマーケティング」まで幅広く対応し、個別のレベルに応じた研修が選べます。
ワークショップは、マーケティングの基礎から応用まで、事業課題に合わせてカスタマイズ可能です。
＜この記事の執筆・編集者＞
株式会社 新社会システム総合研究所
メディアとテクノロジーを融合させた情報戦略コンサルティングを行っており、その知見を活かした調査をもとに、資格取得に役立つコラム記事を提供している