会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【分断と再編の狭間で、日本企業は何を選ぶか】
〜巨額投資の本質と、再構築への道筋〜
8月28日(木)
ボストン コンサルティング グループ
マネージング・ディレクター & シニア・パートナー
産業財・自動車グループ 日本共同リーダー
小柴 優一(こしば ゆういち) 氏
2020年に端を発する半導体サプライチェーンの分断による各産業への影響は極めて大きく、日本政府としてもTSMCの熊本への誘致をはじめとして、さまざまな打ち手を講じることになった。また、半導体が各産業に極めて波及効果の大きい戦略物資である認識も産官学含めて醸成され、政府によるラピダス社への巨額の投資にもつながっている。一方で、日本の半導体シェアは90年代以降低下しており、その回復は一朝一夕にはいかないのが実情である。
本講演では、半導体バリューチェーンを俯瞰してみることにより、日本の半導体産業が置かれている現状を理解し、その再興に向けてどのような打ち手が必要かの概観を掴んでいただきたい。
1.はじめに:グローバルの出来事と半導体産業の関わり
2.エンドマーケットからみた半導体産業
3.半導体産業のバリューチェーンの全体像
4.半導体産業を考える2つの視点:「自律性」と「不可欠性」
5.日本企業のグローバルでの位置づけ
6.半導体産業における日本の課題と対策
7.おわりに:半導体産業の再興に向けて
8.質疑応答/名刺交換
三菱電機株式会社を経て2001年にBCGに入社。BCG産業財・自動車グループの日本共同リーダー、テクノロジー・メディア・通信グループのコアメンバー。
テクノロジー、産業財、自動車業界を中心に、デジタルトランスフォーメーション、ターンアラウンド、成長戦略の策定・実行支援、製造・サプライチェーン最適化などのプロジェクトを手掛けている。