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病棟看護管理者が把握しておきたい〜急性期病棟を支える注目病棟を攻略するために〜
9月 4日(木)
株式会社メディフローラ 代表取締役
上村 久子(うえむら ひさこ) 氏
止まらないどころか勢いを増す少子高齢化と医療機関の経営が厳しい状況が続く中、地域に必要とされる医療機関として適正な経営状態を維持するため「急性期ありき」からの転換が求められ、その対応が進んでいます。地域の、そして自院の急性期病棟を維持するために回復期機能(新しい地域医療構想上では包括期機能という表現に)、そして慢性期病棟の戦略的な運用は不可欠であることは認識されているものの、その運用方法について必ずしも確立されておらず、院内での理解も進んでいない医療機関も少なくないようです。
本講演では、急性期病棟を適正に維持するために必要とされる各病棟機能について改定を前に適切な運用方法を理解すると共に、特に看護管理者が理解しておきたいマネジメントのポイントを解説しつつ、2026年度の改定に向けて講演時点で把握すべき情報についてお伝えいたします。
1.急性期病棟の施設基準の変遷と回復期機能(包括期機能)・慢性期病棟の変遷を追うことで病棟機能の理解を深める
2.回復期機能(包括期機能)・慢性期を担う入院料の仕組みと特徴を知る
3.「病院全体を巻き込んで行いたい!」
機能ごとの戦略的ベッドコントロールの理解と手法を学ぶ
4.「入院単価や出来高算定できる加算とは?」
看護部門が回復期機能マネジメントを行う上で理解したい数字のお話
5.質疑応答/名刺交換
※講演内容は最新状況に応じて変更する場合があります
東京医科歯科大学にて看護師・保健師免許取得後、慶應義塾大学院卒業。
その後、医療系コンサルティング会社にて急性期病院を対象とした経営改善に従事。
現在は病院経営アドバイザーとして、医療機関所有データ(看護必要度データ、DPCデータ等)を用いた病院経営に関するアドバイスやデータ分析研修会、診療報酬勉強会等の人材育成の研修・教育サービスを提供中。
専門は、院内データを活用した病院経営、看護マネジメント、人材育成。自らの臨床経験とデータ分析能力を活かし、大学病院からケアミックス病院まで病院規模や病院機能を問わず幅広く活動している。
【保有資格】
看護師、保健師、心理相談員、政策・メディア研究科修士号、日本経営開発協会/関西経営管理協会登録講師
【メディア実績】
照林社「エキスパートナース」「プチナース」、日総研出版「看護主任」「真・介護キャリア」「ナースマネージャー」、日本医療企画「フェーズスリー」等はじめとする雑誌連載、中央経済社「医療法人・社会福祉法人の内部統制ハンドブック」他、様々な大学・企業等で講演実績多数最新書籍は、日総研出版「深掘り!重症度、医療・看護必要度データ分析の活用・改善」、メディカ出版「看護管理者のための診療報酬の読み方・活かし方(2022年度改定対応)」「看護管理者のためのBCS(バランス・スコアカード)活用術」他