SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

ライブ受講/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

新たな課題に自ら考えて行動する
わくわく自走チーム育成講座

〜やる気マネジメントのポイントと検討プロセス設計のノウハウ(マインド×ノウハウ)〜

No.
S25362
会 場
会場受講はございません

開催日
2025年 8月19日(火) 13:30~17:00
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受講料
1名につき 33,770円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
※個人でのご参加はご遠慮くださいますようお願い致します。

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 1名につき、追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
 複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

申込フォーム
パンフレット よくあるご質問
重点講義内容
日本企業においては、近年、管理職の業務負担が増大し、その状態が恒常化する傾向にあります。これに伴い、部下への適切なケアが行き届かなくなり、離職やモチベーションの低下といった課題が顕在化している状況です。そのため、管理職の負担軽減は、企業の持続的成長と収益性の向上、さらには国際競争力の強化に直結する、極めて重要な経営課題であるといえます。
管理職の負担が増している要因としては、働き方改革に伴う業務の複雑化、人材不足による管理職候補者の減少、ならびに成果主義の浸透による心理的プレッシャーの増加などが挙げられます。これらの課題に対する施策としては、メンタルヘルスの支援体制の整備、業務のデジタル・トランスフォーメーション(DX)化、ならびに組織内における情報の透明性(トランスペアレンシー)の推進など、多様な取り組みが提案・実施されております。
そのような中、「指示を待つことなく、自ら考え、主体的に行動し、自信を持って変化に挑戦する自走型人材の育成」は、重要な施策です。本講座では、こうした主体性と前向きさを兼ね備えた人材を「わくわく自走人材」と定義しています。
わくわく自走人材が組織内に増加することにより、以下のような効果が期待されます。
 ・自発的な意見・提案の発信が活性化する
 ・指示待ちや正解依存の姿勢から脱却し、自律的に業務改善へ取り組む行動が増加する
 ・高い目標への挑戦意欲が育まれ、新たな価値創出のためのアイデアが生まれる
 ・離職率が低下し、組織の定着率が向上する
これらの効果は、結果として管理職の負担軽減へと直結するものであり、企業全体の生産性と働きがいの向上にも資するものと考えています。
わくわく自走人材が増えたチームは、「あそこの部署、いい雰囲気だよね(あそこの会社、いい雰囲気だよね)」と自然に言われるようになります。社員一人ひとりが自発的に行動し、果敢に挑戦し、互いに支え合うチームが形成されれば、組織全体の空気が変わり、その変化は確実に成果へと結びついていきます。
本セミナーは、わくわく自走人材を育成するために必要な気持ちマネジメントの知識と、わくわく自走人材にとって重要なノウハウである経験のない新しい課題解決のプロセス設計力(目的達成に向けた検討ステップ設計力)を中心に解説します。メンバーの育成方法に悩んでいる、取り組んでいるものの行き詰まり感を感じている方々の一助になることを目指した講座となっています。

8月19日(火)

Ⅰ.やる気のメカニズムと気持ちマネジメントのポイント

昭和医科大学 ストレスマネジメント研究所
所長/教授
中尾 睦宏(なかお むつひろ) 氏

13:30~15:00

1.ハーバード式ストレスマネジメント
 ・日本特有の文化とストレス原因
 ・ストレスマネジメントの基礎

2.気持ちマネジメントのポイント
 ・ストレスマネジメントの実践方法
 ・ストレスマネジメントの効果
 ・感情のセルフコントロールとバイオフィードバックについて

3.わくわく自走チームを作るマネジメント
 ・わくわく自走チームの姿
 ・動機付けされる心理
 ・自己効力感が育つメカニズム
 ・わくわく自走チームを作るためのポイント

4.質疑応答

Ⅱ.深く考える力と検討プロセス設計のノウハウ

(株)リーディング・イノベーション 代表取締役社長
芦澤 誉三(あしざわ よしぞう) 氏

15:10~17:00

1.AIの時代だから求められる深く考える力
 ・スキルの3層(基礎スキル、自走スキル、業務固有スキル)
 ・業務における生成AIの価値
 ・深く考える力(深考力)が必要な理由

2.深考力の鍛え方
 ・経験のない新しい課題解決に必要な思考力とは
 ・構造化力の鍛え方
 ・洞察力、想像力の鍛え方
 ・目的発想力の鍛え方

3.人材育成に必要な育成手順
 ・強制、模倣、自主という3段階
 ・育成の3段階と検討プロセス設計との関係

4.検討プロセスの設計の重要性
 ・新しい課題に対する一般的なアプローチ方法
 ・解決策を導くための検討プロセスを設計する理由

5.検討プロセス設計のノウハウ
 ・検討プロセス設計の考え方と手順
 ・理想と現状とのギャップの考察と目的設定
 ・目的達成に向けた検討に必要な情報の棚卸し
 ・目的達成に向けた情報の構造化
 ・目的達成手段を考える焦点の明確化
 ・目的達成アイデアの発案と価値の想像
 ・目的発想によるアイデアのリファイン検討

6.質疑応答

中尾 睦宏(なかお むつひろ) 氏
1990年 東京大学医学部卒業。ハーバード大学(MPH)と東京大学(PhD)の大学院で学位取得。東京大学、ハーバード大学、帝京大学、国際医療福祉大学で、心療内科医として診療・教育・研究に従事。2023年にハーバード大学医学部心身医学研究所をモデルとした「ストレスマネジメント研究所」を昭和医科大学に設立。行動医学や心身医学に基づいたセルフケアの推進とワークエンゲージメントの向上を目指し、活動をしている。日本行動医学会(理事長)、日本心身医学会(理事、英文誌編集長)、日本心理医療諸学会連合(副理事長)、日本うつ病学会(理事、事務局長)、日本バイオフィードバック学会(理事)、日本女性心身医学会(理事)、など。
【主な著書・論文】
「自分でストレスケアができる本」学研, 全160頁, 2015年/「リラクセーション反応(The Relaxation Response)」星和書店, 全213頁, 2001年/「医療ビッグデータ、特にリアルワールドデータを活用した心身医学の未来:治療・予防そして健康増進のために」心身医学 65巻1号:54-61頁, 2025年 (いずれも共著)、など。
芦澤 誉三(あしざわ よしぞう) 氏
1982年 早稲田大学理工学部卒業。石油開発のエンジニアリング会社を経て、日本能率協会コンサルティングに入社し、約13年間、新規事業開発およびマーケティング関連のコンサルティングを行う。その後、一部上場メーカーにて新規事業開発に携わり、別会社として独立し取締役に就任。ソフトウェアベンチャーの役員を経て、現在、(株)リーディング・イノベーションの代表取締役/新規事業開発上級職人として、大手・中堅の新規事業開発、研究所発の新規事業開発、スピンオフベンチャーの創出など、新規事業プロデュースの支援を行っている。
【主な著書・論文】
「事業化プロデューサー養成講座」明日香出版社/「ビジネスレイヤー別新規事業開発実践ガイド」企業研究会/「技術シーズの新規事業開発への結びつけ方」(経営センサー)東レ研究所/「新規事業に立ちはだかる壁に挑む(16回連載)」(ビジネスリサーチ)企業研究会/「顧客満足を先取りする“提案開発アプローチ”」(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス)ダイヤモンド社他多数。
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