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Society5.0実現に向けて
〜各国の動向を踏まえ、国内でのデータ連携推進に向けた課題と国内企業の競争軸の変遷を予測〜
6月26日(水)
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
デジタルコンサルティング部 技術・技術戦略チーム
政策調査課 上席主任コンサルタント
西脇 雅裕(にしわき まさひろ) 氏
米国のGAFAM、中国のBAT等、大手プラットフォーマはデータを梃としたビジネスを通じ、大きな躍進をしてきた。他方、欧州では、企業や業界を超えたデータスペースという概念を構想し、Gaia-XやCatena-X等の取組を通じ、産業データや個人データの連携による新たな価値創出を図り、欧州としての勝ち筋を模索している。この動きに対し、日本もOuranos Ecosystemのコンセプトを立ち上げたところである。
本セミナーでは、データ連携を取り巻くトレンドや、実際のデータ連携のユースケースを紹介しながら、将来の我が国におけるデータ連携の障壁、推進に必要な要素、データ連携を通じた我が国企業の今後の競争軸について考察する。
1.データ連携を取り巻くトレンド
(1)ビジネスにおけるデータ活用の必然性
(2)ビジネスキーワードの多様化・公共化
(3)外部とのデータ連携の必要性
(社会トレンド、産業振興、各国・地域の思惑等)
(4)自由なデータ流通とデータの鎖国化の国際的な潮流
(DFFT、Trusted Web、データ保護、越境移転規制等)
2.データ連携の各国動向俯瞰
(1)分野別のデータ連携の動向
(2)国内外における分野別ユースケース紹介
(3)ビジネスモデル分析
3.データ連携の今後の市場性の考察
(1)日本におけるデータ連携の障壁
(2)今後のデータ連携を推進するキードライバー
(3)データ連携を梃とした今後の競争軸の変遷
4.質疑応答/名刺交換
みずほ情報総研株式会社(現:みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)入社後、デジタル社会基盤(データ活用・連携、5G等の通信、スマートシティ)、X-tech(海洋DX、建設DX、農林水産業DX)、モビリティ・ロボティクス(水中ドローン、自動運転、MaaS、人間拡張)領域に関する調査研究・コンサルティングに従事。ICTインフラやITサービスの国際展開に向けた技術・市場動向調査、政策立案支援などにも携わる。