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【ビジネスやマーケティングの「当たり前」を疑ってみよう】
〜「根拠のある事業成長」を目指すビジネスパーソン必読のファクト&エビデンス〜
3月28日(木) 終了済
株式会社コレクシア
コンサルティング事業部 執行役員
芹澤 連(せりざわ れん) 氏
世の中には、マーケティングやブランディング系の話があふれています。
STP、顧客ロイヤルティ、新規獲得と離反防止、リピート、差別化、ニッチ戦略、ブランドイメージ、パーセプション、ポジショニング、プレミアム化、推奨、ファンマーケ、購買ファネル、クリエイティビティ、予算配分の最適化、マーケティングROI・・・・
しかし、定石や通説と言われているような理論でも、いざデータを取って検証してみると「事実ではない」「一般的に有効とは言えない」ものも多々あるようです。そこを勘違いしたままでは、どんな素晴らしいアイデアも水の泡、企業の貴重なリソースが無駄になります。本講座では、そのような「みんなが言ってるから、まあそういうものなんだろう」的な話の根拠を、海外の実証研究を中心に徹底的に掘り下げます。特に消費者理解、差別化、ブランドイメージ、新商品開発といったモノづくりの根幹に関わる部分にフォーカスし、よくある思い込みをリスキリングしていきたいと思います。
1.「競争を避けること」と「競争に勝つこと」は違う
2.差別化すれば今まで無関心だった人が、買ってくれるようになるのか?
3.差別化は既存顧客向けの戦略であり、新規獲得の手法ではない
4.「差別化している」と「差別化されている」の違い、分かりますか?
5.「ニッチな市場」と「ただの空白」の見分け方
6.「千三つ」の正体に迫る:新商品の成功確率と生存率
7.新商品の成功と失敗、その分岐点にあるファクト:第2四半期からのリピート率がカギ
8.良かれと思ったその判断が新商品を壊す:本当に商品力や企画力の問題なのか?
9.エビデンスから見えてくるローンチ後の「新定石」
10.新商品がポートフォリオを壊すとき:「担ぐべき神輿」は常に主力商品である
11.ポートフォリオに「残すべき商品」と「取りやめる商品」を見分ける着眼点
12.プレミアム化のトリセツ:「軸をずらす」とは結局、何をどうすること?
13.サブカテゴリーの見つけ方:行動ロイヤルティや習慣の分岐点に着目
14.質疑応答
●受講者全員に、講師著書「戦略ごっこ-マーケティング以前の問題」(2023年日経BP刊)を進呈
※お申込時のご登録住所に書籍を送付致します。
※直前のライブ配信をお申込の場合、開催日までにお手元に届かない可能性がございますことを、予めご了承ください。
マーケティングサイエンティスト。数学/統計学などの理系アプローチと、心理学/文化人類学などの文系アプローチに幅広く精通。非購買層やノンユーザー理解の第一人者として、消費財を中心に、化粧品、自動車、金融、メディア、エンターテインメント、インフラ、D2Cなどの戦略領域に従事。エビデンスベースのコンサルティングで事業会社の市場拡大を支援する傍ら、執筆や講演活動も行っており、企業研修などの講師を務める。著書に『顧客体験マーケティング』(インプレス)、『“未”顧客理解:なぜ「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?』『戦略ごっこ-マーケティング以前の問題 エビデンス思考で見極める「事業成長の分岐点」』(日経BP)。日本マーケティング学会員。