SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
令和6年度水産予算概算要求と施策の重点

スマート水産業と養殖業成長産業化総合戦略の推進施策

No.
S23606
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2023年12月22日(金) 14:00~16:30 終了済
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受講料
1名につき 27,500円(税込)
地方公共団体ご所属の方は、1名につき5,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

12月22日(金) 終了済

Ⅰ.スマート水産業推進に向けた水産政策の最新トピック

水産庁 増殖推進部 研究指導課
先端技術班(兼スマート水産業担当) 課長補佐
金子 貴臣(かねこ たかおみ) 氏

14:00~15:10

水産庁は、水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化を両立させ、漁業者の所得向上と年齢バランスの取れた漁業就業構造を確立することを目指して「水産政策の改革」を推進しています。この水産改革の取組を後押しするため、「資源管理から流通に至るICT活用体制」の整備を打ち出したことが、スマート水産業の原点です。このような経緯から、スマート水産業は、水産資源の持続的な利用と水産業の成長産業化という、2つの大きな方向性で、様々な取組が推進されていることが特徴です。本講義では、スマート水産業の施策や具体的な取組、最新のトピック等について、水産庁の担当者からご紹介させていただきます。

1.水産政策の改革とスマート水産業
2.スマート水産業の具体的取組
3.最新のトピック
4.今後の展開に向けて
5.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.養殖業の成長産業化を実現するための重点施策

水産庁 増殖推進部 栽培養殖課 養殖企画班 課長補佐
竹川 義彦(たけかわ よしひこ) 氏

15:20~16:30

世界人口の増加に伴い水産物の需要が高まっています。天然資源を漁獲する漁業生産量は頭打ちである一方、養殖生産量は20年で4倍以上に増加しています。このような背景から、国は、国内外の需要を見据えて戦略的養殖品目を設定するとともに、生産から販売・輸出に至る総合戦略として、「養殖業成長産業化総合戦略」を令和2年7月に策定・公表しました。令和4年3月に閣議決定された新たな水産基本計画においても、養殖業の成長産業化に関する施策が定められています。この総合戦略や基本計画に基づき、養殖業の成長産業化を実現するため、個別の取組への支援や、養殖生産のボトルネック克服に向けた技術開発等を推進しており、これらの取組についてご紹介します。

1.国内外の養殖水産物の需給動向
2.養殖業成長産業化総合戦略の概要
3.養殖業の成長産業化へ向けた取組
4.養殖業に関する事業性評価の取組
5.成長産業化へ向けた支援(補助事業等の紹介)
6.質疑応答/名刺交換

金子 貴臣(かねこ たかおみ) 氏
2005年3月 東京大学 農学部卒。
2010年3月 東京大学大学院 農学生命科学研究科修了(農学博士)。
2010年6月 (独)水産総合研究センター 中央水産研究所 任期付研究員。2013年から同研究所 研究員。
2019年4月 水産庁に課長補佐として出向し、スマート水産業の推進を担当。
竹川 義彦(たけかわ よしひこ) 氏
2004年水産庁入庁。漁場資源課 課長補佐(海洋保全班担当)、管理調整課 課長補佐(資源管理計画班担当、指定漁業第2班担当)、漁業取締課 課長補佐(外国人漁業管理班担当)を経て、
2023年7月から現在、栽培養殖課 課長補佐(養殖企画班担当)。