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〜看護部門と事務部門の連携で成果を出す!〜
12月21日(木) 終了済
株式会社日本経営 副部長
兄井 利昌(あにい としまさ) 氏
改善コンサルティングを行っていると、「忙しくて患者さんのそばにいられない」という声をよく聞きます。改善活動を実施しても、今が忙しいためできない。反対がでる。他職種が協力してくれない等様々な障害が発生します。結局、何も変わらず、日々日常業務に埋没されてしまい、時間外労働が増え、看護のやりがいが少なくなり、離職につながる。。。
こういった状況を打開するためには、①正しい改善活動を実施し、師長の成長を実現すること。②他職種を巻き込んだ適切なタスクシフトを行うこと。③事務部門が看護部門をサポートすること。が求められます。
本セミナーにおいては、①〜③についての具体的施策や、院内で活動できる仕組みをお伝えします。
・改善活動は、離職防止だけではなく、生産性向上、患者価値の向上等様々な効果が期待できます。
・改善活動により、その職員のプライベート・私生活の充実も期待できます。
・それらの実現が病院経営を高めます。
看護部門と事務部門がタッグを組み、明るい将来を構築する一助として頂ければ幸いです。
<受講するメリット:看護部門>
・疲弊ややりがいの欠如による離職の悩みに対する解決の糸口がわかります。
・改善活動により師長を成長させる方法がわかります。
・タスクシフト(看護補助等)を成功させる方法がわかります。
<受講するメリット:事務部門>
・悩んでいる看護部のサポートの仕方がわかります。
・看護管理部のマネジメント力の高め方がわかります。
・病院経営と看護部の活動のつなげ方がわかります。
1.(前提)業務改善により、職員のやりがい・幸せを実現する。
(1)人が少ないのではなく、ムダが多いと捉える視点。
(2)毎日14キロ移動する病棟が、5キロ移動に変わったときに起きた変化。
(3)朝残業が15分少なくなる効果とその実例。
(4)改善活動のない職場で発生する離職文化。
(5)「改善したくても人が不足で改善できません」問題をどのように考えるか。
2.病棟業務改善で師長育成とタスクシフトを成功させるポイント
(1)病棟業務でよく発生する7つのムダ。
(2)他職種を巻き込んだ看護部タスクシフトを含めた改善活動のポイント。
(3)看護補助や薬剤部門等へタスクシフトした事例と、タスクシフトできた理由。
(4)スーパー師長が活躍できる病棟から、師長全員が活躍できる病棟へ。
3.看護部を支える事務部門のありかた
(1)看護部が求める事務部門とは。
(2)看護部を支えるために事務部門はどのような取組みが必要か。
(3)病院計画と看護部門計画をつなぐことが、看護部の負担を減らす。
(4)看護病棟改善プログラムのご紹介。
4.質疑応答/名刺交換
(株)日本経営において東京病院組織・人事コンサルティング部門の責任者として、厚生労働省からの委託事業としてタスク・シフティング等の医師の働き方改革に関連する勤務環境改善にかかる調査研究を実施。15年以上に渡り医療機関の人事・労務・その他組織開発に関わるコンサルティングに従事し、医師の働き方改革支援コンサルティングにおいては、医師と協同した改善活動や働き方改革の意義・目的の周知等豊富な経験を有す。