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Beyond 5G/6Gのビジョンと〜サイバーフィジカルシステムからテラヘルツ波無線まで〜
12月15日(金) 終了済
国立研究開発法人情報通信研究機構
Beyond 5G研究開発推進ユニット ユニット長
寳迫 巌(ほうさこ いわお) 氏
次世代移動通信システム(Beyond 5G/6G)の研究開発が、世界各国で精力的に進められている。日本において、Beyond 5Gは単なる次世代の移動通信システム(6G)ではなく、未来の社会ビジョン(Society 5.0)を支える情報通信技術(ICT)の屋台骨になる技術として極めて重要であると認識されている。
講演では、ビジョン、国内外の研究開発動向、5Gより導入されたミリ波やBeyond 5G/6Gで導入が議論されているテラヘルツ波の動向にも触れ、研究開発等の全体像を立体的に示す。
1-1.日本の未来ビジョン(Society 5.0)と、
それを支える次世代移動通信システム(Beyond 5G/6G)研究開発の動向
1-2.サイバーフィジカルシステムとBeyond 5G/6Gのアーキテクチャ
1-3.研究開発動向の具体例(各国および日本(NICTを含む))
2-1.Beyond 5G/6Gにおけるミリ波・テラヘルツ波の可能性
2-2.ミリ波・テラヘルツ波のユースケースとデバイス技術
2-3.ミリ波・テラヘルツ波の国際標準化動向
3.質疑応答/名刺交換
1993年博士号(理学)を取得。日本鋼管(株)のULSI研究所を経て通信総合研究所(現NICT)に入所。情報通信研究機構(NICT)の未来ICT研究所所長、ワイヤレスネットワーク総合研究センター長を経て、2021年4月よりBeyond 5G研究開発推進ユニット長。これまでにテラヘルツ帯の半導体デバイス・カメラ・ワイヤレスシステムの研究開発、Beyond 5Gのホワイトペーパー出版やアーキテクチャの研究に従事。IEEE 802.15 TG3mb及びStanding Committee Terahertz (SC-THz)の副委員長。