SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【今後のメディアはどうなるか?】

放送・動画配信市場の最前線と展望

〜メディア利用行動の変化から探る新たなビジネスチャンスとFODの挑戦〜

No.
S23383
会 場
AP浜松町
東京都港区芝公園2-4-1
芝パークビルB館
開催日
2023年 8月 2日(水) 13:00~15:40 終了済
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受講料
1名につき 33,330円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は配信日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

8月 2日(水) 終了済

Ⅰ.メディア利用行動の分水嶺をいかに乗り越えるのか?

株式会社電通
電通メディアイノベーションラボ 統括責任者
奥 律哉(おく りつや) 氏

13:00~13:30

2022年暦年の日本の総広告費は、過去最高の7兆1,021億円、前年比104.4%となった。好調な「インターネット広告費」は3兆円を超え、引き続き広告市場全体の成長を牽引した。3年強にも渡ったコロナ禍。2類から5類への変更に伴い、人々の生活はコロナ禍前に戻りつつある。しかしながら人々のメディア利用行動はそうではない。メディアビジネスをデザインするには生活者インサイトを見極めることが欠かせない。

1.日本の広告費2022
2.自宅内メディア利用状況の推移
3.デバイス別映像利用シェア
4.若者の意識とメディア利用行動

Ⅱ.テレビが「配信のために売れる」時代の映像戦略

ジャーナリスト
西田 宗千佳(にしだ むねちか) 氏

13:30~14:00

販売されるテレビの大半がコネクテッドTVになり、YouTubeやAmazon Prime Videoが民放並みの視聴時間を稼ぐようになってきた。だがそれでも、地上波の伝播力を超えるものはなく、相互でどう価値を高めるかが重要になってきている。では、それはどうすればいいのか。ネット広告の「高速化」とどう関係しているのかなど、境目の時代に必要なことを考える。

1.テレビデバイスと放送・配信の関係
2.現在のコンテンツ伝播経路
3.配信の弱みと放送の強み
4.デバイス・媒体をまたいだ広告の意味

Ⅲ.FOD有料会員100万人突破後の次の一手

株式会社フジテレビジョン ビジネス推進局
コンテンツビジネスセンター プラットフォーム事業部長
野村 和生(のむら かずお) 氏

14:00~14:30

2022年11月、FODの有料会員は100万を突破し、FODアプリのダウンロードも3,000万を超えた。AVOD、SVOD、TVODをワンプラットフォームで実現し、さらに電子書籍もラインナップすることで、FODはレッドオーシャンと言われる動画配信市場の中で、独自の存在感を打ち出してきた。
FODが成長を続けてきた要因を分析するとともに、今後、どこに重点を置き、何を目指していくのか、FODの展望を解説する。

1.FOD100万契約の突破口は?
2.AVOD3冠と欧米発の新概念「BVOD」
3.成長に欠かせないCTV
4.FODの展望

Ⅳ.ラップアップ&質疑応答

株式会社電通
電通メディアイノベーションラボ 統括責任者
奥 律哉(おく りつや) 氏 ジャーナリスト
西田 宗千佳(にしだ むねちか) 氏 株式会社フジテレビジョン ビジネス推進局
コンテンツビジネスセンター プラットフォーム事業部長
野村 和生(のむら かずお) 氏

14:40~15:40

このセッションでは、上記3人の登壇者と参加者間での自由な議論と質疑応答を行う。3人それぞれの講演をラップアップしつつ、共通の話題にフォーカスしたクロストークを試みる。会場参加からの質疑応答も含めて、理解を深める時間としたい。

<重要キーワード>
・広告
・コネクティッドTV(ダイレクトボタンのチャンネル化)
・オウンドメディアと共通プラットフォームの行方
・若年層倍速視聴の実態

奥 律哉(おく りつや) 氏
1982年(株)電通入社。ラジオ・テレビ局、メディアマーケティング局などを経て現職。主に情報通信関連分野について、ビジネス・オーディエンス・テクノロジーの3つの視点から、メディアに関わる企業のコンサルティングに従事。電通総研フェロー。総務省「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」構成員。著書:『ネオ・デジタルネイティブの誕生〜日本独自の進化を遂げるネット世代〜』2010年3月(共著、ダイヤモンド社)、『「一周まわってテレビ論」と放送サービスの展望』 2017年11月(共著、ニューメディア)、『放送のネット同時配信の受容性を確認する』2017年12月(共著、「Nextcom」KDDI総合研究所)、『新・メディアの教科書2020』2020年4月(共著、宣伝会議)、『民間放送70年史』2021年12月(共著、一般社団法人日本民間放送連盟)、『情報メディア白書2023』2023年3月(共著、ダイヤモンド社)。
西田 宗千佳(にしだ むねちか) 氏
1971年 福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊アスキー、AV Watchなどに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。
野村 和生(のむら かずお) 氏
1974年北海道札幌市生まれ。NTTドコモでワンセグなどの新規事業企画・開発を担当したのち、2005年フジテレビ入社。2012年からFODの事業執行責任者として現在に至る。オリジナルドラマ「スイートリベンジ」「ラブホの上野さん」、オリジナルバラエティ「めちゃ×2ユルんでるッ!」「360°まる見え!VRアイドル水泳大会」「有野屋書店」などの人気番組をプロデュース。