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テクノロジーは本当に組織の課題を解決できるのか?
6月26日(月) 終了済
株式会社日本経営 シニアコンサルタント
工藤 美和(くどう みわ) 氏
株式会社日本経営 主事
外池 薫子(そといけ ゆきこ) 氏
[こんな方におすすめ]
・人的資源の限界、オペレーション効率化へ問題意識がある方
・DXやデジタルテクノロジーと作る未来に 懐疑的な方、興味がある方
・実際に取り入れようとしてもなかなかできずに苦労している方
(注意)本セミナーの目的はデジタルテクノロジーのご紹介ではありません。
組織としてテクノロジーを導入する際の組織土壌についての講演となります。
医療現場は常に非常に早い環境変化と、課題にさらされています。コロナの収束を迎え、次に本格的に大きな課題とされているのが 「働き方改革」で見られる労働資源の見直し、オペレーションの効率化です。 そこで、これからを支える病院現場、DX、デジタルテクノロジーこそが病院オペレーション効率化の「鍵」であると言われて数年が経とうとしています。しかし、多くの病院経営現場から見ると、DXという言葉自体が独り歩きして、実際には、何から始めればよいのか分からない。というのが正直なところではないでしょうか。
デジタルテクノロジーは万能なのか?効率化を推進できるのか?組織はこのテクノロジーを使いこなすことが出来るのか?どんなものがあるのか?安全なのか?投資に対して費用対効果はあるのか?そこに確固たる解がない中で、それでも時代の流れはDX、つまりデジタルテクノロジーを使った変化を避けては通ることが出来なくなってきています。では、どうやって組織とデジタルテクノロジーは共に進化を歩み、あるべき姿を手に入れられるのか?今日、このテクノロジーを使う側の視点から、この疑問に迫り一緒に考えてみたいと思います。
1.(前提)私たちの直面している問題はなにか?
(1)私たちの向き合うべき効率化への課題
(2)デジタルテクノロジーは私たちの効率化問題を解決するか?
(3)偉大な「ソリューション」に対する失敗の本質:医療に21世紀は来るのか?
2.変化をどう起こすのか?
(1)人は「変化」が嫌い-デジタルテクノロジーと人間の役割分担
(2)「変化できる」組織土壌をつくるプログラムのいろいろ
(3)成功事例から学ぶ
(4)変化を起こす「お手伝い」がなぜ必要か
3.デジタルテクノロジーを取り入れてオペレーションを効率化しよう
(1)オペレーションを変える「テクノロジー」
(2)よしやってみよう!変化のステップ1-2-3
(3)素晴らしい未来と仲間たち テクノロジーと人の協働
4.質疑応答/名刺交換
2000年に渡米、ワシントン州シアトルのバージニアメイソン病院にてトヨタ生産方式を基礎とするリーンマネジメント手法を修得。その後コンサルタントとして北米と日本を中心に、現場による現場のための「改善活動」に取り組んできた。リーンマネジメントとは「働き方を変えて組織を変える」こと。組織運営の中に顧客視点、現地現物、方針管理、リーダシップ、チームワークを復活させることで、複雑さを加速する医療組織と人の問題に取り組んでいる。
日本経営に入社後、医療機関のクライアントを対象とした人事制度構築に従事。
現在は、人事制度というハード面だけでなく、職員への教育や業務効率化にも重要性を感じ、現場の問題を解決するサポートを行っている。解決方法を提示するのではなく、「寄り添い、現場の答えを一緒に見つける」をモットーに伴走型のコンサルティング姿勢を大切にしている。