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【日韓中のメディア展開の課題と戦略】
〜国内市場の飽和と海外展開の狭間でコンテンツ競争に勝ち抜くために〜
6月 7日(水) 終了済
株式会社Re entertainment 代表取締役社長/
エンタメ社会学者
中山 淳雄(なかやま あつお) 氏
2016年Netflixの日本展開という「黒船」は、特異性の強い日本市場においてはかなり限定的な展開にとどまっており、日本はあくまで「アニメの供給源」に留まった。
世界のトップジャンルである実写ドラマは圧倒的に韓国コンテンツ優位な中で、「競争力はあるが展開手法に課題があるアニメ」「競争力がない実写コンテンツ」「日本市場向けメディア」の3者が、今後どのように地域別メディア(放送・配信・シネマ)と向き合っていくべきなのかを日本・韓国・中国などの事例を見ながら考察していく。
1.グローバルメディアコングロマリットの戦略
2.日韓ドラマの海外展開20年
3.アニメの躍進と国内/海外の矛盾した展開戦術
4.配信業界における日本の痛烈なドメスティック性
5.国内向けに留まる放送メディアの展開戦略
6.「運営」化する映画、興行性によって映像ポテンシャルを最大化
7.質疑応答/名刺交換
エンタメ社会学者。事業家(経営コンサルRe entertainment創業)と研究者(早稲田博士・慶應・立命館大研究員)、政策アドバイザー(経産省コンテンツIPプロジェクト主査)を兼任しながら、コンテンツの海外展開をライフワークとする。以前はリクルート・DeNA・デロイトを経て、カナダ・シンガポール駐在しながらバンダイナムコ・ブシロードでメディアミックスIPプロジェクトを推進。著書に『エンタメビジネス全史』『エンタの巨匠』『推しエコノミー』『オタク経済圏創世記』など。