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〜「病棟業務改善」の取組みと「看護部管理職育成」を同時に成功させる〜
1月30日(月) 終了済
株式会社日本経営 副部長
兄井 利昌(あにい としまさ) 氏
看護人材の確保が困難、残業で看護師が疲弊している、離職が止まらない等、看護部を取り巻く状況は厳しいものになっています。しかし、中心となって改革を期待されている看護師長が最も疲れ切っている状況が多々みられます。このような中でも、看護部の改善活動は必須であり、改善活動により成果を出していかなければ看護部、更には病院経営自体が危ぶまれる状況です。
看護部の管理職層(副部長、師長クラス)の積極的な改善活動への参画と育成をどう実現するか。本セミナーでは、「病棟業務改善の取り組みを通じて、看護部管理職の育成を図る手法」をご紹介します。
・改善活動は、生産性向上だけではなく、患者価値の向上、定着を高める等様々な効果が期待できます。
・改善活動により、その職員のプライベート・私生活の充実も期待できます。
改善活動を看護部管理職の機会とし、その活動結果が様々な成果を生む。そして新たに難易度の高い改善に取り組み。それがまた看護部管理職育成の機会になる。本セミナーでは、この流れを構築し、高回転で行う方法をお伝えいたします。
<受講するメリット>
・改善活動と成果を同時に実現できる手法が学べます。
・具体的に院内で活用できる改善テクニックが学べます。
<こんな方におすすめ>
・看護師長、病棟職員を元気にしたい方
・病棟の残業を削減したい方
・改善活動を始めている、また始めようとしている方
1.(前提)業務改善は、患者提供価値の向上と、職員のやりがい・幸せを実現する。
(1)人が少ないのではなく、ムダが多いと捉える視点
(2)毎日14キロ移動する病棟が、5キロ移動に変わったときに起きた変化。
(3)改善活動のない職場に蔓延するあきらめの文化
(4)「改善したくても人が不足で改善できません」問題をどのように考えるか。
2.病棟業務改善・効率化を管理職育成につなげるポイント
(1)なぜ改善活動は管理職育成につながるのか。
(2)病棟スタッフの疲労は、ムダにより発生するの。
(3)病棟業務でよく発生する7つのムダ
(4)リーン改善手法を活用して、改善活動を看護部管理職育成のチャンスに。
(5)病棟改善活動により、問題発見力、ネゴシエーション力、巻き込力、進捗管理(PDCA)力を鍛える。
(6)改善成果はスモールスタート・改善推進体制・進捗管理(PDCA)で決まる。
3.看護部管理職育成において必要な考え方と、今求めたい看護部管理職の役割。
(1)今求めたい看護部管理職の役割とその実践方法
(2)スーパー師長が活躍できる病棟から、師長全員が活躍できる病棟へ。
(3)マネジメント管理を仕組化する(PDCAサイクルの仕組化と日常の業務管理見える化の取組み)
(4)看護病棟改善プログラムのご紹介
4.質疑応答/名刺交換
(株)日本経営において東京病院組織・人事コンサルティング部門の責任者として、厚生労働省からの委託事業としてタスク・シフティング等の医師の働き方改革に関連する勤務環境改善にかかる調査研究を実施。15年以上に渡り医療機関の人事・労務・その他組織開発に関わるコンサルティングに従事し、医師の働き方改革支援コンサルティングにおいては、医師と協同した改善活動や働き方改革の意義・目的の周知等豊富な経験を有す。