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産官学によるPHR(Personal Health Record)の〜神戸市はどのようにして健康データ活用でイノベーションの創出を可能にしたのか〜
11月30日(水) 終了済
株式会社リンクアンドコミュニケーション
Chief Medical Officer(CMO、最高医学責任者)
神戸市 健康局 健康企画課 健康データ活用専門官
三木 竜介(みき りゅうすけ) 氏
超高齢社会を迎えた現在、急速なテクノロジーの進歩とそれに伴う社会システムのDXが、健康や医療に与える影響は大きい。本講演では、演者が自治体と民間企業という異なる主体で、如何にして上記変革の源泉である健康データ(PHR)を活用し、産官学民連携によるイノベーションの創出を可能にしたかを、実際のケースを交えつつ紹介する。
また、前述の経験に基づくPHR利用の現状整理と課題、PHRの利活用が今後期待される技術や領域についても展望する。
1.自治体でのPHR利用
-市民PHRシステム(MY CONDITION KOBE)
-ヘルスケアデータ連携システム
-産官学連携の実例紹介
2.民間企業でのPHR利用
-健康サポーター
-オンラインカウンセリングシステム
3.PHR利用の現状と課題
4.今後期待される技術と領域
5.質疑応答
1990年から中学高校とアメリカで過ごす。
2002年 九州大学医学部卒業後、17年間地域の中核病院にて臨床に従事。
専門分野は循環器、救急、集中治療。
2018年 京都大学大学院社会健康医学系専攻を修了。専門分野は、公衆衛生、疫学、臨床研究法、公共政策。
以後、神戸市にて市民PHRやヘルスケアデータ連携システムに代表されるヘルスケアデータ利活用の為の情報基盤の整備、健康創造都市KOBEの都市ブランディング、デジタルヘルスサービス開発などに従事。
イノベーションの創出とEBPMを実践すべく、産官学民の協業を推進。
2021年 株式会社リンクアンドコミュニケーションCMOに就任。
医師、社会健康医学修士(専門職)
資格:認定内科医、循環器専門医、救急専門医、集中治療専門医、心血管インターベンション治療認定医、
社会健康医学系専門医