SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■会場受講 ■ライブ配信

空中ディスプレイが開く新しい産業

-空中ディスプレイの基礎と社会実装の最新動向
-台頭する自動車、アミューズメント、タッチレスパネル、XRへの応用

No.
S22343
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2022年 7月12日(火) 14:00~16:00 終了済
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受講料
1名につき 33,300円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

7月12日(火) 終了済

空中ディスプレイが開く新しい産業

宇都宮大学 工学部 基盤工学科 
情報電子オプティクスコース 教授
リアルワールド情報光学領域長
ロボティクス・工農技術研究所 副所長
山本 裕紹(やまもと ひろつぐ) 氏

14:00~16:00

SF映画に登場するような何もない空中に映像を表示する技術「空中ディスプレイ」が、新常態における端末の非接触化に有効として注目されています。
本講座では、空中ディスプレイの原理を解説するとともに、光学シースルー表示や装置の薄型化などの機能化について紹介します。社会実装を加速するために、講演者がプロジェクトリーダーを担当している空中ディスプレイの国際標準化の動向について解説します。
さらに、自動車、アミューズメント、タッチレス操作パネルやVR動物学への応用など、最新の取り組みと今後の展望について述べます。
※会場受講者限定でデモを実施予定

1.映像が空中に浮遊して見える原理
2.空中ディスプレイを形成する基本部材と今後の課題
3.国際電気標準会議(IEC)で認められた狭い意味での空中ディスプレイの定義
4.空中ディスプレイの国際標準化で検討されている性能評価指標
5.自動車やアミューズメントなどで空中ディスプレイが使われた事例
6.空中ディスプレイが開く新しい産業や学問領域
7.質疑応答/名刺交換

山本 裕紹(やまもと ひろつぐ) 氏
1994年 東京大学工学部計数工学科卒。1996年 東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。1996年 徳島大学工学部光応用工学科助手。2008年 東京大学大学院情報理工学研究科より学位授与。博士(情報理工学)。2009年より徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部講師。2014年4月 宇都宮大学オプティクス教育研究センター准教授。同年6月 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部客員准教授。2015年 宇都宮大学大学院工学研究科先端光工学専攻准教授。2019年9月 宇都宮大学工学部教授(基盤工学科情報電子オプティクスコース)。2021年4月 宇都宮大学卓越教授(称号授与)。現在に至る。
空中ディスプレイ、超高速LEDを用いた主観的超解像表示、AIを援用した光情報システム技術、VR Biologyなどの情報フォトニクス研究に従事。OSA (Life member)、SPIE (Life member)、SID (Life member)、日本光学会、応用物理学会、計測自動制御学会、日本視覚学会、日本バーチャルリアリティ学会、レーザー学会会員。日本光学会理事、日本光学会AI Optics研究グループ顧問、日本光学会情報フォトニクス研究グループ幹事(前代表)。日本光学会フォトダイナミズム研究グループ幹事。学会誌「光学」編集委員長。文部科学省 科学技術・学術政策研究所 科学技術動向研究センター 調査委員、電子情報技術産業協会(JEITA) DD標準化委員会 客員、IEC/TC110においてIEC 62629-52-1 ED1(Fundamental measurement methods of aerial display)のプロジェクトリーダーを務める。