SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
講義+法的手続きのひな形付

一般職員が明日から出来る病院未収金回収実務

-病院の風評を損なわずに、いかに未収金を減らし回収の極大化を図るか-

No.
S22187
会 場
会場受講はございません

開催日
2022年 5月12日(木) 14:00~17:30 終了済
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受講料
1名につき 33,700円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
  お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

5月12日(木) 終了済

一般職員が明日から出来る病院未収金回収実務

外山法律事務所 弁護士
石原 明洋(いしはら あきひろ) 氏

14:00~17:30

病院の未収金回収は方法によっては、患者間によくない風評を生み出しかねません。
本講義は、未収金回収の極大化を図るために、病院の一般職員を債権回収会社の社員レベルまで引き上げることを第一の目標としますが、それに留まらず、回収に際して地域の信頼や病院のイメージを損なわないようにする方策を教示します。特に重要な点は、回収のシミュレーションをご覧いただき、改善点を探していただくことによって、脳裏にしみこませるようにし、実践的・具体的なノウハウを数多く伝授いたします。当日のテキストには、「内容証明郵便、支払督促申立書、少額訴状、強制執行等の法的手続に用いる書面のひな形をお付けしておりますのですぐにお使いいただけます。

1.理論編
  (1)病院の未収金回収の実態を知ろう(ベンチマークテスト)
     あなたの病院の未収金の偏差値はいくら?(診療科目ごとの標準偏差を教示)
  (2)未収金回収改善プラン
     一般的な病院の未収金回収の改善プランを提示
  (3)予防対策が最高の方策
     4つの予防対策と3つの制度を全部使っていますか?
  (4)病院全体で未収金問題を取り組むために-情報の視覚化、共有化、3分類化-
     視覚化シートと3分類回収チェックシートを公開
  (5)督促関係の文書が一発ですべて自動文書化(ツール公開)
     督促状(1・2回目)、内容証明、支払督促申立書、(少額)訴状、示談契約書
  (6)電話のかけ方・交渉の仕方(回収のプロのノウハウを伝授)
     回収のための追い込み方(北風と太陽、優しく確実に詰めていく、ワンツー攻撃)
  (7)一般職員でも法的回収が可能に!(強制執行まで可能)
     自動文書化で誰でも簡単。さらに理屈が分かれば最強の武器。
  (8)支払能力の調査方法、やってはいけない取立(サラ金規制法)、訪問回収
     5分で居住地の登記謄本、危険がいっぱいの訪問回収と違法取立
  (9)モニタリングって何?(支払能力の乏しい人から回収する方法)
     病院の未収金回収の極大化はここにかかっているが、あまり知られていない。
 (10)知っておくと役立つ知識
     時効中断の方法、外部委託した場合の回収率、診療拒否の可否、受診抑制、民事執行
     法改正で債権回収が有利に

2.実践編 〜電話回収と訪問回収 貴院では、どこを改善すべき?〜
  (1)追い込み方 〜実際の回収でよくある場面の紹介から
     何が足りない?督促ではなく支払時期、支払原資の確認が重要!
  (2)風評を害しない回収方法〜あなただって生活に困ることはあるはず〜
     病院には心身ともボロボロの人が来ていることを決して忘れてはなりません。

3.質疑応答

※本セミナーの録音、転送、撮影等はお断りしております。また、法律事務所ご所属の方は、お申込みご遠慮願います。

石原 明洋(いしはら あきひろ) 氏
2012年 神戸大学法科大学院卒業、2013年 最高裁司法研修所入所。
弁護士登録後、医療過誤、交通事故、労災紛争、相続、倒産、債権回収、医療機関の事業承継などの案件を担う。
病院のM&Aに携わる中で、医療制度、病院経営に関する知識の習得が必要と感じ、2021年に医療経営士1級を取得。