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【EVにおける差別化策・収益確保策】
〜「脱炭素」シフト最適解の見極め方〜
10月13日(水) 終了済
大和証券株式会社エクイティ調査部
チーフアナリスト
箱守 英治(はこもり えいじ) 氏
自動車の脱炭素化で、EV(電気自動車)は主役だが、唯一解とするのは早計だ。発電事情や補助金政策、LCA(ライフサイクルアセスメント)の議論も複雑に絡み、国ごとに脱炭素への最適解は異なる。EVへの投資を積極化する以上に、EVの需要予測が難しい中で、変化への対応力を高めていけるかが重要と考える。
日系メーカー内でも戦略は大きく異なる。トヨタはまさに全方位、ホンダは時間優先策と差別化策の二枚刃戦略、日産は、実はHEV(e-POWER)の成功がEV差別化のキーワードと言える。
1.LCA視点では、必ずしもEV=エコカーではない
2.EV化は不可避だが、時間も要する。日系メーカーはHEVを活用すべき
3.脱炭素=コスト要する。政府は補助金、メーカーは採算悪化。消費者の負担感が増しても、EV普及は進むか?
4.欧州・中国でEV需要が増加している背景
5.トヨタ、ホンダ、日産、中堅各社の電動化戦略
6.各社EVにおける差別化策・収益確保策=全固体電池、ソフトウエア、内外装
7.質疑応答/名刺交換
1998年 早稲田大学商学部卒業、大和証券入社。2001年 大和総研(現、大和証券エクイティ調査部)に転籍。2003年 自動車部品セクター担当アナリスト。Institutional Investor誌アナリストランキング<自動車部品セクター>05年:3位、06年:4位、07年:2位、08年:2位。2010年〜 自動車セクター担当アナリスト、現在に至る。日経ヴェリタス誌アナリストランキング<自動車セクター>16年:3位、17〜21年:1位(5年連続)。Institutional Investor誌アナリストランキング<自動車セクター>15年〜19年:2位、20〜21年:1位(2年連続)。