SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

Q&Aによるニオイの捕集・分析・評価実践ガイド

商品No.
R04P0322
出版月
2025年 8月
価格

印刷タイプ 39,600円 (税込)
CD-R(PDF)タイプ 39,600円 (税込)

ページ数
B5判 230ページ
発行<調査・編集>(株)エヌ・ティー・エス
備 考
CD-R(PDF)タイプは無断複製防止の為、お申込者の団体名(又は氏名)が透かしで入ります。
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レポート内容
■概要■
 ・Q&A 形式でニオイの正体を読み解き、分析・評価の技術を習得!
 ・実験室や現場で役立つ!
  ニオイ解析の基礎から官能評価までの課題解決をサポートする決定版!
-CONTENTS-
【第1編 基礎編】
Q1.ニオイがするというのはどういうことか
Q2.ニオイには、におい、香り、臭気などのさまざまな言葉があるが、どのように使い分けられているのか
Q3.ニオイの認識には、鼻の何が関与しているのか
Q4.人がニオイを感じるまでのプロセスはどうなっているのか
Q5.人によってニオイの感じ方は違うのか
Q6.ニオイがするときに、そのニオイの原因物質はどこにあるのか
Q7.花に近づくとニオイがするのはどうしてか
Q8.ニオイに不快なものと心地よいものがあるのはなぜか
Q9.不快なニオイと心地よいニオイの違いは、ニオイのもとと関係があるのか
Q10.ニオイがしないときはニオイ分子がないのか
Q11.ニオイのもとは1種類の成分から作られているのか
Q12.ニオイ分子は水に溶けるのか
Q13.ニオイのする水と油がある。その違いは、ニオイ分子の性質と関係があるのか
Q14.芳香水にはニオイ分子が溶けているのか
Q15.髪の毛についたニオイは水洗いだけでは取れないのか
Q16.ミカンの皮をむくと手がべとべとするのはなぜか
Q17.さまざまなニオイのする液体のことを精油というのはなぜか
Q18.ニオイのついた布巾からニオイを取るには水洗いで十分か
Q19.ニオイのついた布巾を中性洗剤で洗うとニオイは取れるか
Q20.ニオイを区別するとはどのようなことをするのか
Q21.ニオイの区別は含有するニオイ分子の情報で判断できるのか
Q22.ミカンのニオイとオレンジのニオイの違いは含有しているニオイ分子の違いが原因か
Q23.不快なニオイと心地よいニオイの違いはニオイの分子の違いなのか
Q24.ニオイの区別にほかの五感は関係するか
Q25.ニオイはどのように区別されているのか
Q26.ニオイ分子とニオイ分子受容体はニオイの認識にどのようにかかわっているのか
Q27.人のニオイ認識にはニオイ分子が決め手になっているのか
Q28.ニオイの認識においてニオイ分子はどんな役割を果たしているのか
Q29.ニオイの認識においてニオイ分子受容体はどんな役割を果たしているのか
Q30.ニオイが似ているとき、ニオイ分子の種類とニオイ分子受容体の種類はどう関係しているのか
Q31.ニオイ分子とニオイ分子受容体はどのようにかかわってニオイを区別しているのか
Q32.人はニオイ分子をどこで認識しているのか
Q33.ニオイ分子受容体とは何か
Q34.ニオイ分子受容体の種類はどれくらいあるのか
Q35.人はなぜニオイ分子受容体の種類以上の多くのニオイを識別できるのか
Q36.ニオイ分子とニオイ分子受容体はどのような関係か
Q37.犬が人よりニオイを区別する能力が高いのは、ニオイ分子受容体の数が多いからか
Q38.ニオイの特徴はニオイ分子の形と関係しているか
Q39.花の香りの成分のゲラニオールとリナロールのニオイが似ているのはなぜか
Q40.森林の香りの成分であるα─ピネンとβ─ピネンのニオイの類似性は、それらの分子の形と関係があるのか
Q41.リモネンとメントールはニオイが全く異なっているが、その分子の形も全く違うのか
Q42.炭素数が1 個ずつしか異なっていない鎖状アルコールのエタノールC2H5OHとプロパノールC3H7OHとブタノールC4H9OHの相互のニオイは違うのか
Q43.ニオイの特徴はその分子の形から推測できるのか
Q44.ニオイが違うとき、ニオイ分子受容体はニオイ分子のどのような構造の違いを認識しているのか
Q45.ニオイが類似しているとき、ニオイ受容体はニオイ分子のどのような構造の違いを認識しているのか
Q46.ニオイ分子同士のニオイが類似するには、ニオイ分子受容体はニオイ分子の形がどこまで似ていればよいのか
Q47.ニオイ分子の構造のどの部分が変わるとニオイ受容体は違うと認識するのか
Q48.ニオイ分子受容体のニオイ分子構造認識には何か規則性があるのか
Q49.ニオイの感じ方とは
Q50.ニオイの快・不快の感じ方に影響している要因は何か など

【第2編 捕集方法編】
Q1.香気素材からニオイ成分を取り出す方法には、どのようなものがあるのか
Q2.柑橘の香りからニオイ成分を取り出す方法には、どのようなものがあるのか
Q3.樹木の葉や枝の香りからニオイ成分を取り出す方法には、どのようなものがあるのか
Q4.水蒸気蒸留法での香気素材からのニオイ成分の抽出はどのように行うのか
Q5.水蒸気蒸留法で香気素材からニオイ成分を抽出するときに、どの大きさの容器を使用したらよいか
Q6.水蒸気蒸留法で香気素材からニオイ成分を抽出するときに、どれくらいの時間、蒸留したらよいか
Q7.水蒸気蒸留法で精油を抽出したがいいニオイがしない。何か原因があるか
Q8.水蒸気蒸留法で精油を抽出した。非常に量が少ないが何か原因があるか
Q9.精油を抽出したあとの水蒸気蒸留装置はどのように洗浄したらよいか
Q10.香気素材から抽出した精油はどのような容器で保存したらよいか
Q11.熱水蒸留法と水蒸気蒸留法はどう違うのか
Q12.SAFE による抽出方法はどのような方法か
Q13.水蒸気蒸留によって得られた花の香りと実物の香りが違うのはなぜか
Q14.精油の抽出方法として有機溶剤抽出法がほとんど使われていないのはなぜか
Q15.二酸化炭素の超臨界による抽出方法は、優れた方法のように思われるのに広く使われないのはなぜか
Q16.天然素材からニオイ成分を抽出する際に使用する素材はどのように保管するか
Q17.天然素材からすぐにニオイ成分を抽出できない場合、どのように素材を保管したらよいか
Q18.捕集または抽出したニオイ成分の保管方法は
Q19.ニオイの捕集方法を選ぶ基準はあるのか
Q20.ニオイを捕集する吸着管の保管方法は
Q21.ニオイを捕集する吸着管を久しぶりに使用するときの注意方法は
Q22.吸着管に寿命はあるか
Q23.ニオイのする水溶液からニオイを捕集する方法は
Q24.ニオイのする固形物からニオイを捕集する方法は
Q25.ニオイのしない固形物を加熱した場合のニオイを捕集する方法は
Q26.水蒸気蒸留法と有機溶剤抽出法のどちらを使うかの選択の基準はあるのか
Q27.有機溶剤抽出法で使用する溶媒はどのようなものがよいか
Q28.植物体からニオイ成分を取り出すのに適切な捕集方法は
Q29.花と葉からニオイ成分を抽出するとき同じ方法で可能か
Q30.素材からしていた不快臭がしなくなった場合に、ニオイの原因成分をどう探すのか
Q31.ニオイの捕集において、不純物のニオイの混入の有無はどのように判断したらいいのか
Q32.素材のある特徴のニオイの原因成分を取り出すには、どのような抽出方法を使えばいいのか

【第3編 分析編】
Q1.ニオイの分析とは何をすることか
Q2.ニオイの分析をするのにどの程度の基礎知識が必要か
Q3.ニオイの分析をするのに化合物についてどの程度の知識が必要か
Q4.ニオイの分析において必要なことは
Q5.ニオイの分析をするためにはどのようなサンプルを準備したらいいのか
Q6.ニオイの分析をするために事前に試料の処理(前処理)は必要か
Q7.ニオイの分析をするためにはどの程度のサンプルの純度が必要か
Q8.前処理によって得られた抽出物はどのように保管すればよいのか
Q9.ニオイ成分の分析にはどのような機器分析法が使われるのか
Q10.ニオイ成分の分析に使われる機器分析法はどう使い分けるのか
Q11.ニオイ成分の機器分析にはどの程度のサンプルの純度が必要か
Q12.核磁気共鳴法とはどのようなものか
Q13.核磁気共鳴法による分析ではどんなことができるのか
Q14.核磁気共鳴法とガスクロマトグラフィー(GC)分析とはどう違うのか
Q15.核磁気共鳴法は固体でも液体も測定できるのか
Q16.核磁気共鳴法の分析に必要な試料の量はどのくらいか
Q17.核磁気共鳴法の分析に用いる試料の調製方法はどのようにすればよいか
Q18.核磁気共鳴法によってどのようなデータが得られるのか
Q19.核磁気共鳴法で得られるデータの解析にはどの程度の基礎知識が必要か
Q20.既知の化合物の核磁気共鳴法のデータを入手することはできるのか
Q21.赤外分光法とはどのようなものか
Q22.赤外線(IR)吸収スペクトルからどのような情報が得られるか
Q23.旋光度とは
Q24.旋光度からどのような情報が得られるか
Q25.単結晶構造解析とは
Q26.単結晶構造解析からどのような情報が得られるか
Q27.クロマトグラフィーとはどのようなものか
Q28.ガスクロマトグラフィーとは
Q29.ガスクロマトグラフィー(GC)分析ではどのようなデータが得られるのか
Q30.一般的なGC分析に用いられている検出方法にはどのようなものがあるか
Q31.ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC-MS)とは
Q32.におい嗅ぎガスクロマトグラフィー(GC-O)とは
Q33.一般的なGCシステムで抽出したニオイ成分分析を行うことは可能か
Q34.GC-MSでニオイ成分の分析を依頼(あるいは測定)する際、どのようにサンプルを準備すればいいのか
Q35.GC-MS分析によって得られたデータはどのように見たらいいのか
Q36.GC分析において、主成分の含有量が多すぎて他の微量成分の分析が困難な場合の対策は
Q37.一般的なGC分析の検出方法とGC-MSでの検出方法とはどう違うのか
Q38.一般的なGC分析の検出感度とGC-MSでの検出感度はどのくらい違うのか
Q39.液体クロマトグラフィーとは
Q40.液体クロマトグラフィー(LC)とガスクロマトグラフィー(GC)とはどう違うのか など

【第4編 官能評価編】
Q1.ニオイの官能評価とは
Q2.人によってニオイの感じ方は異なるか
Q3.ニオイの官能評価と五感との関係は
Q4.ニオイの官能評価を行うのに必要な最小限のことは何か、どんな準備が必要か
Q5.ニオイの官能評価は必ず専門の人にやってもらわないとならないか
Q6.紅茶の官能評価をコーヒーの専門家にやってもらうことはできるか
Q7.ニオイの官能評価を行うにはどのくらいの人数が必要なのか
Q8.ニオイの官能評価において、性別、年齢の違いは、どのくらい考慮しないとならないか
Q9.一般の人にニオイの官能評価を行ってもらうのに注意するべき点は
Q10.ニオイの官能評価で、ニオイをリセットするにはどうしたらいいのか
Q11.ニオイによってニオイを感じる強さは違うか
Q12.官能評価用のサンプルの調整はどのようにしたらいいのか
Q13.官能評価の言葉は、どのように選んだらいいのか
Q14.同じニオイ成分なのに人によってニオイの感じ方が異なるのはなぜか
Q15.食品のニオイの官能評価において、味覚の官能評価の結果はどう扱えばいいのか

■著者■
長谷川 登志夫(はせがわ としお)
埼玉大学大学院理工学研究科 シニアプロフェッサー

藤原 隆司(ふじはら たかし)
埼玉大学科学分析支援センター 准教授

藏屋 英介(くらや えいすけ)
沖縄工業高等専門学校技術支援室 技術専門員/ 副技術長
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