２０２４年度診療報酬改定の概要と経営対応
株式会社ＡＳＫ梓診療報酬研究所 代表取締役
中林 梓（なかばやし あづさ） 氏
２０２４年度は医療・介護・福祉のトリプル改定の年です。そのため、相互の連携に関する取り組みへの評価が期待されます。また、物価高や人件費引き上げへの対応も重点課題となっています。基本診療料や処遇改善、生活習慣病への取り組みや働き方改革など、例年に無い改定となるものと思われます。
また従来からの課題は、基本的視点として掲げられています。ポスト２０２５を見据え、地域包括ケアシステムの深化・推進や医療ＤＸを含めた医療機能の分化・強化、連携の推進をどのように導くのか、更には重点的な対応が求められる分野への評価やアウトカムに着目した評価項目も着目されるところです。２０２４年度診療報酬改定では医療ＤＸへ対応するため６月施行となります。本セミナーで、自院の方向性をご確認いただければと思います。
１．ポスト２０２５の急性期医療のあるべき姿は？
２．回復期入院機能（回リハや地ケア）はどのように変わるのか？
３．入院医療における医療・介護・障害者福祉サービスとの連携は
４．診療所の外来機能はどう変わるか
５．処遇改善や食事療養など、物価高への対応策は？
札幌出身。病院・診療所対象のコンピュータ・インストラクターを経て、医事運用、経営コンサルティングに従事。平成９年（１９９７） ＡＳＫ梓診療報酬研究所を設立。
請求もれ、経営改善、在宅医療等をテーマに、分析・セミナー講演・執筆活動を行なう。
現在、診療報酬に関する各種研究、医業収入診断、経営改善指導、医事運用コンサルティング、在宅医療運営指導、診療報酬・介護報酬に関する医師・看護師向けの各種教育研修・セミナーに携わる。医業経営コンサルタント。
■研修講師実績
全国公私病院連盟、日本病院学会、全国厚生農業協同組合連合会、日本赤十字社、済生会、北海道病院協会、静岡県病院協会、広島県病院協会、岡山県病院協会、福岡県私設病院協会、京都私立病院協会、奈良県病院協会、愛知県医療法人協会、茨城県医療法人協会、沖縄県慢性期医療協会、徳島県医師会、広島県医師会、千葉市医師会、金沢市医師会、富山市医師会、熊本市医師会、呉市医師会、名古屋大学医学部付属病院、日本医業経営コンサルタント協会、ＴＫＣ、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ、医療関連サービス振興会、日本慢性期医療協会、他 多数。
