メタバースビジネスの進化2026
〜激変する市場を分析し、ビジネスチャンスを探る〜
デジタルハリウッド大学院 教授
株式会社HIKKY
新 清士(しん きよし) 氏
今年「メタバース」が大きなブームとなり、今後のインターネットやリアルのあり方に大きく影響を与えようとしています。
しかし、まだまだ非力なVRゴーグルやARグラスは本当に我々の生活を変えるのでしょうか。そこにはビジネスチャンスはあるのでしょうか。その機会は毎年の技術変化の中に実際存在するのですが、それでは何に注目すればよいのでしょうか。
メタバースに関連する大手からベンチャーまでの各社の動きを解説、その上で、今すでに成立しているメタバースのビジネス、そして、これからの可能性について紹介していきます。
1.メタバースは今どのように社会受容が行われているか
2.Metaを中心とした大手企業のメタバースへの取り組み
3.現在存在しているメタバースビジネスの広がり
4.HIKKY社の取り組みから見える日本国内のメタバースビジネスの現状
5.Web3やNFTはメタバースにどのような影響を与えるか
6.今からのメタバースビジネスで注目すべきポイント
世界規模のメタバース展示会「バーチャルマーケット(Vket)」で知られる株式会社HIKKY所属。1970年生まれ。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。ゲームジャーナリストとして活躍後、VRゲーム開発会社のよむネコ(現Thirdverse)を設立。VRマルチプレイ剣戟アクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」の開発を主導。著書に8月に出た『メタバースビジネス覇権戦争』(NHK出版新書)がある。