SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

【基本解説から最新動向まで】

キャッシュレス決済の3年後、5年後

〜キャッシュレス決済はプラットフォーム中心へ移行する?〜

商品No.
O20193
開催日
2020年 4月 8日(水)
価格
1名につき 33,770円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
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<1>収録動画を配信致します。
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4月 8日(水)

山本国際コンサルタンツ代表/明治学院大学法学部講師
山本 正行(やまもと まさゆき) 氏

政府の推進策などの影響でキャッシュレス決済が注目されています。しかし、キャッシュレス決済の仕組みの基本について解説された文献や講義が少ない点が課題の一つです。本講義では、冒頭にキャッシュレス決済の基本を解説し、「聞きたくても聞けない」キャッシュレスの仕組みの理解の一助となる内容を予定しています。
基本解説ののち本題として、キャッシュレス決済の海外動向、国内動向について解説します。世界的に、キャッシュレスサービスがスマホを軸にMaaS、シェアリングエコノミー、データ利活用を含むスマートシティ化と決済の関連など、より広い分野に広がる傾向と、それを裏付ける事実などを網羅的に解説します。
国内動向では、キャッシュレス・ポイント還元事業の終了を6月に控え、その状況と今後の可能性について解説します。新型コロナウイルスの影響、ポストオリンピックの動向なども気になる点で、講義中触れる予定です。また、国内では過去3年以内に銀行法、資金決済法、割賦販売法が改正されており、今年度は資金決済法の改正「資金移動」が大幅に変わる予定で、その内容も解説します。
本講演では、国内外の動向が事業者にもたらす影響、事業者が認識すべき事柄、また、日本のキャッシュレスビジネスの今後についてなど、幅広い内容について解説する予定です。

1.キャッシュレス決済の基本と制度
(1)Visa/Mastercard/JCBなどのしくみ(クレジット・デビット・プリペイド)
(2)手数料構造(加盟店手数料、IRFなど・・・日本の加盟店手数料が高いとされるその理由)
(3)決済ネットワーク(国際ブランド、CAFIS、CARDNETなど)
(4)スマホ決済(Apple Pay/Google Pay/QR・バーコード決済)
(5)国内法制度の基本(銀行法、資金決済法、割賦販売法)

2.海外のキャッシュレス決済の傾向
(1)Visa/Mastercard/SEPA/PayPal/銀行等の状況と今後
(2)Alipay/WeChat Payなど中国のこれまでの経緯と今後
(3)デジタル通貨、フィンテックなど今後の方向性

3.国内のキャッシュレス決済事情と今後
(1)キャッシュレスビジョンとポイント還元事業
(2)シェアリングエコノミー、プラットフォーマーがキャッシュレス決済を担う時代に
(3)乱立QRの勝ち組み・ペイペイ・LINE Payとその他のサービスの関係
(4)多すぎる金融機関やクレジットカード会社のゆくえ、2025年の業界地図

●上記以外に講義または配布資料に含まれる予定のキーワード(解説せず資料のみとなるものも含む)

PayPay/LINE Pay/d払い/au Pay/Apple Pay/Google Pay/
決済代行会社(PSP)/JCB/AMEX/DinersClub/Suica/PASMO/nanaco/
WAON/Kyasy/バンドルカード/コンビニ後払い/EMV/3Dセキュアなど

山本 正行(やまもと まさゆき) 氏
インテル、マスターカード・インターナショナル、ビザ・インターナショナル・アジアパシフィックリミテッドを経て、2005年に独立。現在は山本国際コンサルタンツ合同会社代表、株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティング代表取締役、明治学院大学法学部講師、など。決済サービスの専門家で、企業の決済関連事業のアドバイザリーなどを務める。行政の役も多く、国民生活センターなどと連携し、電子決済が絡む消費者問題の解決も支援。著書:「カード決済業務の全て」(きんざい)、「キャッシュレス決済最前線」(キャッシュレス決済研究会)など多数。
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