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【日本の競争力強化に向けた提言】
〜5Gの“質”に着目した普及拡大が求められる〜
11月22日(水) 終了済
株式会社日本総合研究所
主席研究員/プリンシパル
浅川 秀之(あさかわ ひでゆき) 氏
日本における5Gの契約数は増加しており、人口カバー率は2023年度末で95%に達する。しかしながら日本の5G通信速度は156Mbpsに対し、韓国432Mbpsなど(2023年Opensignal社)、世界に比して決して速くない。英国では2023年4月に「UK Wireless Infrastructure Strategy」が発表され、5G-SAの活用を前提とした具体的かつ実効性を意識した様々な政策が示されている。米国では、AT&Tが5G-SAを前提としたエッジソリューションサービスの提供に注力し、新しい収益獲得を目指した積極的な動きがみられる。
日本では、どうであろうか。モバイルインフラは、今後ますます国民の豊かな生活実現に欠かすことのできないインフラとなってくる。モバイルインフラの“質(5G-NSAではなく5G-SA)”に拘った早急な施策実行が求められる。
1.日本の5Gの現状
2.欧米で進む5Gの“質”の向上
3.なぜ“質”にこだわるのか
4.日本における普及の課題
5.日本の5G/Beyond5Gへの提言
6.質疑応答/名刺交換
大阪大学大学院基礎工学研究科物理系(物性理論)修了。
日本電気株式会社 情報通信分野(主に光通信分野)にて製品開発に従事。
株式会社日本総合研究所へ転身、現在、通信メディア・ハイテク戦略グループ長。