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サブスクビジネスの潮流変化2023〜サブスクシフトで稼ぐ〜
11月21日(火) 終了済
(株)KDDI総合研究所 シンクタンク部門
事業環境リサーチG コアリサーチャー
沖 賢太郎(おき けんたろう) 氏
2019年の新語流行語大賞の候補にもなった「サブスク」。これまで多くのサブスクサービスが登場しました。好調に伸びているもの、世の中の変化に合わせてシフトチェンジをしたもの、はたまた、サービス終了となったもの。ブーム前、ブーム後、コロナ禍、アフターコロナを経た今、サブスクビジネスはどう変化し、どこに向かおうとしているのか?
今回は、コンシューマー向けのサブスクビジネスにおいて今注目すべき潮流を複数ピックアップしました。いずれも短期的なトレンドではなく、社会・産業・利用者の変化を踏まえ今後も持続するであろう大きな潮流を中心に取り上げています。大きな潮流にフォーカスするメリットは、個別業界を超えて様々な業界にヒントを与えてくれることです。これらを示唆として今後のサブスクビジネスを考えていきます。
1.はじめに
・サブスクとは、ユーザーとの「長期」の関係性の中で価値を提供し続けるサービス
(困りごと解消、利便性や新しい体験の提供など)
・売り切りモデルで売っていたものを単純にサブスク化しただけでは成立しないことも
2.「所有しない」価値観だけではない、モノのサブスクを押し広げるもう1つの理由
・企業のサステナビリティ志向がドライバー
・社会性と事業性の両立へ〜モノのサブスクで黒字を目指す
3.ライフスタイル提案サブスク〜他社との共創が鍵
・単なる機器サブスクではない、ライフスタイル提案サブスク
・体験価値を高めるための協業
4.車周辺のサブスクが変化
・車のソフトウェアサブスクが増えている
・近接領域のビジネスへの影響
5.サブスクレッドオーシャンでの集客
・NETFLIXの施策は「順番」に意味がある
6.アンフェアなサブスク課金は難しくなっていく
・いずれできなくなる休眠ユーザーへの課金、不当なサブスク誘導
・世界で増えるサブスク訴訟、自動更新が禁止された事例も
7.共働き世帯の増加でサブスクも加速
・品質の伴う時短ニーズ
8.撤退・停滞するサービス
・サブスクブーム時の寵児たちは今どうなっているか?
・非デジタルサブスクの苦戦
9.そのほか、世界で増えるサブスクポータルなど
10.質疑応答/名刺交換
KDDI入社後、携帯電話端末や通信ネットワークの開発業務を担当。その後、KDDI総研(現KDDI総合研究所)にてリサーチ業務を開始。近年の調査テーマは、サブスクリプションビジネス、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマ)、アートビジネス、NFTなど。価値観、テクノロジー、商流の変化によって生活がどのように楽しくなるかを探索。寄稿、講演登壇、メディア掲載など多数。