原財団特別セミナー
No.T18331
衛星データをビジネスに活用する
「4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース」における新たな動きと宇宙事業×AIへの期待
※セミナーは終了しておりますので、テキストのみのご提供でございます
開催日時 | 2018年10月17日(水) 午後1時~午後5時 |
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テキスト代 | 6,480円(税・送料込) |
ページ数 | パワーポイント資料138枚 |
備考 | |
乱丁・落丁以外のご返品につきましては、原則としてお申し受けできませんのでご了承ください。 | |
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重点講義内容 |
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Ⅰ. 衛星データ利活用に関する総務省の取組み及び宇宙関連政策 ~4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォースの検討結果と今後の展望~ |
総務省 国際戦略局 宇宙通信政策課 国際係長 川崎 祥子(かわさき しょうこ) 氏 |
【13:00~14:10】 現在地球上では、人工問題、資源・エネルギーの枯渇等様々な課題が山積しています。このような課題に対して、宇宙利用の推進は先駆的なイノベーションによる打開策を導き出すために有効であり期待されているところです。 特に近年、リモートセンシング衛星による地球観測サービスの市場が急成長しており、今後の衛星データ利活用ビジネスの活性化に期待がされているところ、総務省において衛星データ利活用に向けた課題整理に関する議論を行う「4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース」を開催いたしました。その検討結果とともに宇宙関連政策についてご紹介いたします。 1.宇宙開発の歴史と近年の動向 2.総務省が取り組む宇宙関連政策 3.「宇宙利用の将来像に関する懇話会」の最前線 |
Ⅱ. NECが取組むICTと宇宙の融合による宇宙利用ビジネスの拡大 |
日本電気株式会社 宇宙システム事業部 主席システム主幹 三好 弘晃(みよし ひろあき) 氏 |
【14:25~15:35】 総務省が主催する「4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース」での活発な議論の通り、宇宙データをビジネスに適用することに対する期待はますます高まっている。 しかしビジネスおける宇宙データ最大の価値である「リアルタイム性」を実用域まで高めようとすると、高度知識集約型製品であるがゆえの課題「トータルライフサイクルコスト低減」が重くのしかかります。 本講演では、「4次元サイバーシティ」実現に向けた現状課題、課題解決に向けたNECの取り組みを紹介します。 1.宇宙利用に関する期待の高まり 2.宇宙事業の特徴と特異性 3.宇宙事業の特徴を生かすビジネスの未来 4.社会課題解決に向けたNECの取組 5.宇宙利用ビジネス拡大に向けて |
Ⅲ. 4次元サイバーシティ実現に向けた企業の取り組み~深層学習・時間差分・モデル~ |
株式会社パスコ 衛星事業部システム技術部 副部長 洲濱 智幸(すはま ともゆき) 氏 |
【15:50~17:00】 総務省が主催する「4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース」では、地球観測ビジネスにおける現状と課題、時間差分やAI活用の新たな動きについて議論されました。本講演では、レーダ衛星による地形変動把握や深層学習による樹種分類など、「4次元サイバーシティ」実現に向けたパスコの取り組みのほか、エアバス社の高高度疑似衛星システムZephyrやESG向けサービスStarlingなどの新しい技術とビジネスの動向について解説します。 1.現状と課題 2.プラットフォームの多様化 3.深層学習による地理空間情報分析 4.時間差分抽出 5.モデル同化、さらに予測へ 6.4次元サイバーシティ実現に向けて |
講師プロフィール |
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川崎 祥子(かわさき しょうこ) 氏 2015年3月 早稲田大学理工学術院 電子光システム学専攻卒 2015年4月 総務省 入省 2018年4月 国際戦略局 宇宙通信政策課 異動 現在は、「宇宙利用の将来像に関する懇話会」の傘下の元、「4次元サイバーシティの活用に向けたタスクフォース」及び今年8月から新たに開催した「宙を拓くタスクフォース」に関する取りまとめを行うとともに、平成33年度に打上げ予定の技術試験衛星9号機に関する研究開発事務に従事。 |
三好 弘晃(みよし ひろあき) 氏 1991年3月 東京大学工学系研究科 航空学専攻卒 1991年4月 日本電気株式会社 入社 2001年10月 NEC東芝スペースシステム株式会社(現NECスぺーステクノロジ株式会社)出向 2009年1月 ナショナルセキュリティ・ソリューション事業部 本務異動 2015年4月 宇宙システム事業部 本務復帰 |
洲濱 智幸(すはま ともゆき) 氏 1991年 長岡技術科学大学大学院修士課程修了。同年、株式会社パスコ入社。 2009年 長岡技術科学大学大学院博士後期課程エネルギー・環境工学専攻修了。博士(工学)。 2016年 日本写真測量学会学会賞受賞。 入社以来、航空機および人工衛星リモートセンシングによる調査業務に従事。 2016年から民間商用衛星画像販売および衛星ビジネスの企画・提案を担当 |