No.R04N0077
産業IoT白書 2017年版~スタンダード/ビジネス構成/エコシステム編
出版日 | 2017年2月 | ||||||||||||
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価格 |
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ページ数 | A4判 約900ページ | ||||||||||||
発行<調査・編集> | (一社)次世代社会システム研究開発機構 | ||||||||||||
備考 | R04N0077『産業IoT白書 2017年版~スタンダード/ビジネス構成/エコシステム編』と、R04N0078『産業IoT白書 2017年版~セクター別動向/プラットフォーム/ソリューション編』の2タイトル分を編纂したお得な総集編(A4版 約1,500ページ)もございます。合わせてご検討を下さいませ。 |
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レポート内容
■概要■
産業IoTは、物理的設備、センサー、ネットワーク、ビッグデータを集積・分析をするプラットフォーム環境、複数の設備と複合的な構成によるサービス群を持ち寄って初めて成立する、ベスト・オブ・ブリードのソリューションであり、業種や業界をまたいだエコシステム、エコパートナーの形成が重要になる。産学の知見を結集させて成立する、きわめてダイナミックかつイノベーティブな取り組みでもある。
本白書は、産業IoTを主題に、基盤技術、協議会・コンソーシアムの動向、各種イニシアティブ、アライアンスの動向、産業IoTエコシステム形成の動向、インダストリ4.0と産業IoT、生産技術/スマートファクトリと産業IoT、第5世代移動通信(5G)システムとIoT、産業ロボットと産業IoT、産業装置の監視・制御を司るOTとITの融合、出資・投資・提携・ファンド動向、規格・標準化および標準化活動間の連携、知的所有権など各種課題、実証実験/実装・課題などの主要ポイントについて包括的に分析・考察した本邦初の白書である。
-CONTENTS-
<序>
<1>産業IoTの構造/進化形態
・産業IoTの概念・コンセプトを巡る論考
-拡大するIoTの定義と産業IoT
-製造分野以外に波及する産業IoT
・産業IoTの構造とエコシステム形成
-産業IoTの基本構成
-産業IoTの需要母体・供給モード
-産業IoTのエコシステム化
-IoTを先導する次世代無線通信規格(5G)
-産業IoTプラットフォーム共通言語としての"Web(WoT=Web of Things)"
-インターネット3.0/デバイス・ファーストとの共進化
-人の能力がネットワークとつながる"IoA"
-自己構成型ネットワークとの統合
<2>第4次産業革命と産業IoT
・第4次産業革命を牽引する産業IoT
・既存業界のバウンダリー(境界)を無効化するIoTの潮流
・産業IoTの推進団体動向
<3>産業IoTの情報政策・官民連携策
・IoT時代に対応した情報政策
・経済産業省 産業構造審議会
・産業革新機構
・「第4次産業革命」の方針が盛り込まれた第5期科学技術基本計画
・総務省/総務省「情報通信白書2015年版」
・官民連携によるIoT支援の仕組みづくり
・IoT関連技術の規制緩和策
・IoT関連ファンド/IoT育成基金
<4>産業IoTのビジネス構成/ビジネスモデル
・ハードウェアとサービス結合による価値の再定義
・ビジネス全体の構成力が試されるIoT
・センサーネットワーク(WSN)とIoT
・IoEが形成する膨大なデータ資産・経済価値
・センサーネットワーク基盤とビジネスモデルの競争領域変容
・IoTとアナリティクス/ビッグデータの結合
<5>産業IoTを構成する基盤技術・フレームワーク
・並列処理基盤/並列処理フレームワーク
・第4世代移動通信(4G)システムとIoT規格
・第5世代移動通信(5G)システムとIoT規格
・次世代スマートフォンと産業IoT
・LPWA(Low Power Wide Area)とセルラーIoT
・エリクソンが進める「セルラーIoT」の進展状況
・IoTエコシステムを形成する次世代半導体技術
・エッジコンピューティング
・フォグ(霧)コンピューティング
・ビジネス・インテリジェンス/ビジネス・アナリティクス
・ビッグデータ
・スマートグリッド/スマートバッテリー
・データ流通・分析プラットフォーム
・ビジネス・アナリティクスとIoT先進ソリューション
<6>産業IoT市場・市場予測
・IoT市場概況・市場展望
-電子情報技術産業協会(JEITA)
-IDC
-野村総合研究所
-M2M通信モジュールの国内出荷動向
・調査会社分析/シンクタンク予測
-ガートナーグループ
-野村総合研究所
-矢野経済研究所
-ROA Holdings
-台湾自動車リサーチコンソーシアム(TARC)
・産業IoTの今後の需要予測
-グローバルに展開するM2M需要
-IoT政策需要
-IoT企業需要
-IoT消費者需要
-IoT通信インフラ高度化需要
-IoTサービス需要
<7>インダストリ4.0と産業IoT
・インダストリ4.0が促すIoTの新しい次元
-概説
-スマート工場のコンセプト
-IoTとスマート工場、ビッグデータの結合
-インダストリー4.0実践戦略(Umsetzungsstrategie Industrie 4.0)
・インダストリー4.0とIoT結合を実現するための課題
-概説
-インダストリー4.0でしなやかなIoTインターフェイスを実現するための課題
-インダストリー4.0における日独連携と産業IoT拡張
・GEが推し進めるインダストリアルインターネット
-LIXILの「Predix」採用が意味するもの
-LIXILのジョブスケジューリングソリューション
・ベッコフオートメーションが進めるオートメーションとITの融合
<8>スマートファクトリーと産業IoT
・IoT指向スマートファクトリー 概説
・スマートファクトリーのデファクトへ向けた取り組み
<9>産業IoTの要素技術・先端技術動向
・加速度センサー/複合センサー技術
-加速度センサー技術概説
-加速度センサー端末向け超低電力IoTチップ
-複合センサー搭載によるベアリングの知能化
・3軸地磁気センサー
・電源供給が不要な無線センサー
・幅広い分野での応用が期待される3Dセンサー技術
・産業IoTによる計測/テストシステムの再定義
・非接触充電とIoT拡張
-ワイヤレス給電 概況・近況
-EV用の非接触給電装置に関する実証実験動向
-ワイヤレス給電の標準仕様
-非接触給電に規格「J2954」の基本案・規格化進捗状況
-ワイヤレス給電参入企業動向
・IoT志向の次世代半導体/次世代チップ
-カーボンナノチューブを使った次世代メモリーチップ
-半導体エネルギー研究所 IoT志向の次世代半導体量産技術
・IoT対応型パワーモジュール
<10>産業IoTの実証実験/産学官連携活動
・実証実験/技術評価活動
-IoTに向けた次世代データ通信の実証実験/技術評価
-ワイヤレス送電の実証実験動向
-工場実装ラインの品質向上・生産性改善を目的としたビッグデータ分析の実証実験
-次世代物流サービス実用実験プロジェクト「ロボネコヤマト」
・推進事業
-IoT推進のための社会システム推進事業(平成28年度)
・IoT活用研究産学官連携組織
-産学連携拠点・ナレッジキャピタル/フランス政府・電子情報技術研究所
-長野県「環境エネルギー分野の産業化研究会(仮称)」
-徳島IoT活用研究会
<11>産業IoTの課題
・産業IoTの品質保証と安全保証課題
・産業IoTにおける品質保証・安全保証の前提となるSoSの考え方
・産業IoTに関する標準化活動間の連携
・知的所有権とIoT標準規格覇権を巡る動向
・IoTの知的所有権問題
・レガシーと新規の円滑な接続、統合化
・ビッグデータ解析技術の基盤確立あってのIoT
・IoTビジネス収益化に向けた障壁
・相互接続性とプラットフォーム課題
・インターネットの不安定性・輻輳問題
<12>産業IoT向け大型助成・出資・投資/大型提携/ファンド・ベンチャー育成動向
・大型助成・出資・M&A
-シーメンス
-ゼネラル・エレクトリック(GE)
-シュナイダーエレクトリック
-ABBグループ(アセア・ブラウン・ボベリ)
-インテル
-クアルコム(Qualcomm)
-エヌビディア
-サムスン電子
-ヒューレット・パッカード・エンタープライズ
-経済産業省/日立製作所
-産業革新機構
-ソフトバンク
-みずほキャピタル
-DMG森精機
-TDK
-日立建機
・大型投資
-インテル(Intel)
-ソフトバンクグループ
-華為技術(ファーウェイ)
-聯発科技(メディアテック)
-サムスン電子
-ルネサスエレクトロニクス
-日立製作所
-JFEスチール
-DMG森精機
・大型提携・協業
-シーメンス/IBM
-シーメンス/マイクロソフト
-ゼネラル・エレクトリック(GE)/マイクロソフト
-グーグル/インテル
-ABBグループ/マイクロソフト
-ARM/IBM
-ヒューレット・パッカード・エンタープライズ/ゼネラル・エレクトリック(GE)
-シェフラー/IBM
-SAP/ボッシュ
-SAP/シーメンス
-コンチネンタル/グーグル
-シスコシステムズ/セールスフォース・ドットコム
-鴻海科技集團/アーム・ホールディングス
-日立製作所/ジョーンズラングラサール(JLL)
-ファナック/NVIDIA
-ファナック/シスコシステムズ
-ファナック/NTT
-パナソニック/シーメンス
-ヤマザキマザック/シスコシステムズ
-NEC/GE
-トヨタ自動車/KDDI
-NTT/SAP
-川崎重工業/IHI
-富士通/上海儀電
-ダイキン工業/NEC
-東京電力ホールディングス/GEパワー
-東京電力ホールディングス/OSIソフト
-オークマ/GEデジタル
-ソニー/ヤフー
-栗田工業/東芝
-日本精機/インターネットイニシアティブ(IIJ)
・ベンチャー育成/ベンチャー支援
-みずほ銀行
-三井化学
-安川電機
-シャープ
<13>産業IoT標準化団体/フォーラムの活動状況
・産業IoTの標準化団体の活動状況概説
・IPSO Alliance
・3GPP
・ETSI
・IETF
・ITU-T
・JTC1(ISOIEC/IoT関連WG)
・FCC(米連邦通信委員会)
・ZigBee(無線センサネットワーク用プロトコル)
・IP500 Alliance(インターネット回線センサーネットワーク無線通信規格)
・OPC Foundation
・oneM2M(M2M向けサービスレイヤ標準化)
・Bluetooth SIG(Special Interest Group)
・TSN(産業・自動車用途向けEthernet AVB拡張規格)
・6LoWPAN(ワイヤレス・メッシュ・ネットワーク)
・MQTT(MQ Telemetry Transport)
・情報処理学会 情報規格調査会「WG10(Internet of Things)」
<14>産業IoTに関係する主な協議会/研究機構/コンソーシアムの活動状況
・OCF(Open Connectivity Foundation)
・IIC(Industrial Internet Consortium)
・OpenFog Consortium
・ロボット革命イニシアティブ協議会
・IVI(Industrial Value Chain Initiative)
・AllSeen Alliance
・Wi-SUN Alliance
・Thread Group
・SIG(Bluetooth Special Interest Group)
・欧州委員会 eCo-FEV(efficient Cooperative infrastructure for Fully Electric Vehicles)
・M2.COM
・prpl Foundation
・ARM
・トロンフォーラム
・エコーネットコンソーシアム
・モビリティ変革コンソーシアム(仮称)
<15>IoT/産業IoTの規格・標準化[1]
・概説
・産業IoT発展の鍵を握る標準化
-規格競争で火花を散らすIT/家電大手
-ECHONET
-IoT標準化の経緯
-IoTの基本技術領域と標準化課題
-通信に関するIoT標準化
-IoTサービスの水平統合モデルとインタフェース規準
<16>IoT/産業IoTの規格・標準化[2]
・センサー/スマートセンサーと産業IoT通信規格
・Bluetooth
・Bluetooth 4.1
・Bluetooth 4.2
・Bluetooth 5
・BeagleBoard(ビーグルボード)
・SoC/Intel Quark(インテルクォーク)
・Intel edison
<17>IoT/産業IoTの規格・標準化[3]
・工場内フィールドネットワークの標準仕様動向
・EtherNET/IP
・EtherCAT
・産業用ネットワーク「PROFINET」
・ファクトリーオートメーションにおけるフィールドバス通信標準「PROFIBUS」
・産業IoT用向けイーサネット
・生産技術の規格・標準化とIoT
-ファクトリーオートメーション(FA)におけるネットワークインタフェース標準化
-分散制御システム標準化とIoT
-産業制御システム標準化とIoT
・工場自動化/プロセス制御の規格・標準化
・プロセス制御の標準規格「OLE for Process Control(OPC)」
・産業オートメーション標準規格「OPC UA」
<18>IoT/産業IoTの規格・標準化[4]
・Wi-SUN/Wi-SUN HAN
・Wi-SUN Profile for ECHONET Lite
・Thread(Nest Labs・ホームオートメーション向けプロトコル)
・JEM-A(スマートハウス、HEMS通信規格)
・スマートデバイス制御規格「CSRmesh」
・AllJoyn
・Smart Objects Guideline
・HyperCat
・Z-Wave アライアンス
・HomeKit/HalthKit(iOS・機器連携フレームワーク)
・家庭内IoT規格「Homekit」
<19>産業用次世代ネットワークと産業IoT
・産業用オープンネットワーク規格と工場用情報システム用ミドルウェアの提携
・イーサネットベースの統合ネットワーク「CC-Link IE」の概要新規格
-CC-Link IEフィールドネットワークBasicの概要
-「CC-Link IE」の新規格(CC-Link IEフィールドネットワークBasic)
・メッシュネットワーク技術(TSCH:Time Synchronized Channel Hopping)
<20>産業IoTの通信方式、通信プロトコル
・IPv6の128ビットアドレス体系
・IEEE802.15.4
・6LoWPAN(通信プロトコル)
・ZigBee(無線通信プロトコル)
・ホームネットワーク向け無線規格「Z-Wave」
<21>産業IoTの無線通信技術・方式、サービス動向
・無線通信仕様を巡る動向
・世界標準規格(IEEE802.15.4とIEEE802.15.4g/e)
・ITとOT(制御技術)間の連携向け通信規格
・920MHz帯無線(サブギガ帯無線)
・2.4GHz帯
・IEEE 802.11ah(サブギガ帯無線)
・LPWA関連の無線通信技術
-LPWA(Low Power Wide Area)
-LoRaWAN
-LPWA(Low Power Wide Area)の実証実験動向
<22>産業IoTと次世代セキュリティ/認証技術/不正利用防止策
・産業IoTリスクマネジメントのフレームワーク
-サイバー脅威の実態
-IoT機器/IoTプラットフォームとセキュリティリスク
-IoTのセキュリティ/プライバシー問題
-エコシステムの拡大とIoTセキュリティの課題
-日本政府「IoTの安全性を確保するためのガイドライン案」
-情報処理推進機構「IoT開発におけるセキュリティ設計の手引き」
・半導体産業における産業IoTのセキュリティ対策
・工場/スマートファクトリーのセキュリティ対策
・公共インフラのセンシング機能高度化とセキュリティ制御
・スマートハウス/スマートメータのセキュリティ
・セキュリティ面を重視したスマートメーターの設計
-スマートメーターの宅内表示器機能
-上位システムとの通信方式
-MDMS(Meter Data Management System)
・各国におけるスマートハウス・セキュリティへの取組み
・マイナンバー/ガバメント・トラストフレームワーク
・IoT/M2Mサービスプラットフォームとセキュリティ機能実装事例
-NEC M2Mサービスプラットフォーム「CONNEXIVE」
-NTTデータ「Xrosscloudマルチデバイス・アプリケーションプラットフォーム」
-パナソニック「IoTプラットフォーム向けウイルス感染監視サービス」
<23>産業IoTに関係する各種団体・協議会・研究会等
・ビッグデータ・オープンデータ活用推進協議会
・情報処理学会「ビッグデータ活用フォーラム」
・次世代医療ICT基盤協議会
・農業データ交換・システム規格統一に関する協議会
・京都未来交通イノベーション研究機構
・IIJ他「データエクスチェンジ・コンソーシアム」
・デバイスWebAPIコンソーシアム
・LOHACOECマーケティングラボ
・セブン&アイグループ「オムニチャネルプロジェクト」
・オプトグループ「オプトデータサイエンスラボ」
・全脳アーキテクチャ勉強会
R04N0077
『産業IoT白書 2017年版~スタンダード/ビジネス構成/エコシステム編』
と、
R04N0078
『産業IoT白書 2017年版~セクター別動向/プラットフォーム/ソリューション編』
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