■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【GAFA各社のビジネスの本質】
〜GAFAの凄さと日本の成長戦略〜
7月29日(金) 終了済
慶應義塾大学 名誉教授
ビジネス・ブレークスルー大学大学院 経営学研究科
教授
山根 節(やまね たかし) 氏
GAFA4社の株式時価総額合計額は、日本の全上場企業の合計額をはるかに超えています。GAFAの提供サービスには慣れ親しんでいても、彼らの凄さの本質は意外に知られていません。
例えばアップルのスティーブ・ジョブズはソニーに憧れてました。グーグルはNTTドコモを尊敬し、提携を申し込んだほどです。でも今やアップルとグーグルの純利益は、ソニーやドコモの売上高(!)を超えています。またアマゾンはネット通販にとどまらず、宇宙事業を成功させつつあります。
GAFAの凄さとは? そして日本企業がもたないものとは何か。それを解説し、提言します。
1.1989年まで日本は「世界の成功者」だった
株式時価総額世界トップはNTTで、トップ10に日本企業は8社ランクイン
2.GAFAの創業者たちの中には、日本をリスペクトした人も少なからずいた
3.しかし今日、時価総額トップ10にGAFAすべてが入る
一方、トップ100に日本からはトヨタ1社のみ
GAFAの時価合計額は日本の全上場企業の合計を超える
4.GAFAはなぜ成功したのか? どこがすごいのか?
かつての成功者・日本からGAFAはどうして生まれないのか?
5.なぜ日本は「沈む国」になったのか? 何をすべきなのか?
6.質疑応答/名刺交換
1973年3月 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1974年11月 監査法人サンワ事務所(現・監査法人トーマツ)入社。1978年2月 公認会計士資格登録。1982年3月 慶應義塾大学・大学院経営管理研究科(KBS慶應義塾大学ビジネススクール)修士課程修了。同年4月 起業して代表取締役就任。1994年4月 慶應義塾大学・大学院経営管理研究科・助教授。1997年3月 同・大学院商学研究科博士課程修了(1999年9月「商学博士」授与される)。1998年9月 米国スタンフォード大学客員研究員。2001年4月 慶應義塾大学・大学院経営管理研究科・教授。2003年5月 RJCカー・オブ・ザイヤー選考委員(現任。2008〜2009年度会長)2014年3月 慶應義塾大学を定年退職(65歳)、名誉教授(現任)。同年4月 早稲田大学 大学院経営管理研究科・教授。2016年9月 早稲田大学ティーチング・アワード受賞。2019年2月 早稲田大学ティーチング・アワード総長賞受賞。同年3月 早稲田大学を定年退職(70歳)。同年4月 ビジネス・ブレークスルー大学 大学院経営学研究科・教授(現任に至る)。
厚生労働省「ヘルスケアビジネス研究会」委員、特許庁「バイオ・テクノロジー動向調査」委員会委員、日本青年会議所「地域未来投資アワード」審査委員長、経済産業省「コンテンツ産業新展開強化事業」座長、社外取締役、…その他歴任。
近著 『なぜ日本からGAFAは生まれないのか』共著(光文社新書、2022年5月)