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<令和3年度「情報通信月間」参加行事>
7月 1日(木) 終了済
総務省 国際戦略局 技術政策課長
柳島 智(やなぎしま さとる) 氏
Society5.0の実現を目指した科学技術・イノベーション基本計画(第6期:2021年4月〜2026年3月)が策定された。それに基づく政府全体の科学技術政策及び総務省の技術戦略、特に、2030年にサービス開始が見込まれる次世代移動通信システムであるBeyond 5Gの研究開発を中心に、最新動向をご紹介する。
1.政府全体の科学技術政策
2.総務省の技術戦略
3.Beyond5G研究開発
4.総務省の科学技術関係予算の概要
5.質疑応答
(国研)情報通信研究機構 理事
門脇 直人(かどわき なおと) 氏
我が国では昨年から本格的に第5世代移動通信(5G)の展開が進められているが、既に2030年頃の実用化が想定されるBeyond 5G/6Gの研究開発が世界的に始まっている。
本講演では、その動向と方向性、Beyond 5G/6Gで実現が期待される要素技術の概要、およびNICTにおける研究開発の概要について概説する。
1.世界におけるBeyond 5G/6Gの研究開発の動向
2.我が国におけるBeyond 5G/6Gの研究開発の方向性
3.Beyond 5G/6Gで実現が期待される要素技術
4.NICTにおけるBeyond 5G/6Gの研究開発の概要
5.質疑応答
日本電信電話(株) 研究企画部門 IOWN推進室 室長
川島 正久(かわしま まさひさ) 氏
Beyond 5G時代の有望なユースケースとして、Cyber Physical System、リモートワールドが注目されている。しかしながら、その実現に向けては、既存技術における「データ量爆発」・「レイテンシの壁」・「環境ROIの壁」を乗り越える必要がある。そのためNTTはICT基盤全体の革新を目指す次世代のコミュニケーション基盤であるIOWN構想を提唱した。
本講演では、NTTが提唱したIOWN構想、それを実現するためのNTTの取り組みを説明すると共に、IOWN構想実現に向けてパートナーと一緒に取り組むIOWN Global Forumについても紹介する。
1.IOWNユースケース
2.ユースケースの要求条件と既存技術とのギャップ
3.データセントリック基盤
4.Open APN(All Photonic Network)
5.質疑応答
2015年 内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター参事官(重要インフラ担当)。2017年 総務省情報流通行政局参事官(サイバーセキュリティ担当)。2018年 総務省情報流通行政局放送技術課長。2019年 国立研究開発法人情報通信研究機構イノベーション推進部門長。2020年 総務省国際戦略局技術政策課長(現職)。
1984年 東北大学工学部工学研究科修士課程修了。同年三菱電機(株)。1986年 郵政省電波研究所(現 情報通信研究機構: NICT)入所。以来、移動体衛星通信、超高速インターネット衛星(WINDS)、高速衛星通信ネットワークの研究に従事。2008年 NICT新世代ワイヤレス研究センター長、2013年 NICT経営企画部長、2017年よりNICT理事。
1994年にNTT入社。研究系組織をベースに活動。NTT西日本サービス開発部門(2008年〜2012年)、NTTI3(北米R&D拠点、2013年〜2017年)にも勤務。ソフトウエアイノベーションセンタ所長(2017年〜2020年)を経て、現職。