SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

2022年版 微生物による物質生産技術の最新動向と注目事例研究

-合成生物学の研究と応用、宿主・タンパク質発現系の開発、化成品代替生産、新規有用物質の創出-

商品No.
R02K0928
出版月
2021年11月
価格

印刷+CD-R(PDF)タイプ 165,000円 (税込)
印刷タイプ 132,000円 (税込)
CD-R(PDF)タイプ 132,000円 (税込)

ページ数
A4判 150ページ
発行<調査・編集>(株)シード・プランニング
備 考
※CD-ROM(PDF)ファイルの印刷やネットワーク上での共有はできません。
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レポート内容
■ポイント■
 ・基礎研究から実用化まで、最新の技術開発動向と事業化動向を概括
 ・食品、医薬品、化成品原料、エネルギー生産など、微生物による有望物質生産に向けた現状と課題、今後の展望
 ・宿主(異種発現)・タンパク質発現系、化成品代替生産の動向、ターゲット物質の設定・出口戦略など

■概要■
 微生物を用いた有用物質生産は、伝統的な発酵生産に留まりません。医薬品、化成品、食品など様々な物質が微生物により生産されています。特に近年、ゲノム情報・生物情報の活用や遺伝子組み換え技術の発展により、微生物による物質生産に関連する産業は技術応用の深度を増しています。
 従来法では極微量にしか生産できず実用化に至らなかった有用物質の実用化が実現されたり、化学合成などで生産している既存物質を微生物によって生産する流れがあり、微生物による物質生産の新しい「ものづくり」が注目を集めています。さらに、全く新しい物質の創出も試みられています。採算性が見込める事業では、従来の生産方法から遺伝子組み換え技術を含む微生物による生産に置き換わり、微生物による物質生産はさらに社会に広まってきています。
 また、経済産業省は「スマートセルインダストリー(高度に機能がデザインされ、機能の発現が制御された生物細胞「スマートセル」による物質生産産業)」を提唱し、新たな「ものづくり」を目指しています。
 このレポートでは、微生物を使った技術・製造方法、それらを発展させるための研究や技術に着目し、主に医薬品・化成品・
食品分野の製品、研究開発、基礎技術を調査し、最新の動向を中心に各事例をまとめました。微生物による物質生産に関連性が考えられるその他の基盤研究や製造設備の事例も掲載し、注目事例から微生物による物質生産の将来展望を考察しました。
-CONTENTS-
はじめに

調査概要

<1>調査結果の要約
1.社会・市場ニーズと微生物による物質生産の研究開発動向(俯瞰図)
2.調査範囲
3.微生物による物質生産の研究開発動向と注目キーワード
4.掲載事例一覧

<2>ヒアリング調査の結果
1.旭化成ファーマ(株)・産業技術総合研究所
2.(株)ダイセル
3.DIC (株)
4.(株)ちとせ研究所
5.長瀬産業(株)

<3>その他の研究・開発動向
1.(株)IHI
2.アサヒバイオサイクル(株)
3.味の素(株)
4.(株)アルガルバイオ
5.アンジェス(株)
6.AGC (株)
7.大阪大学
8.大関(株)
9.オーピーバイオファクトリー(株)
10.岡山大学
11.岡山大学
12.カムイファーマ(株)
13.協和発酵バイオ(株)
14.草野作工(株)
15.Green Earth Institute (株)
16.神戸大学
17.神戸大学
18.神戸大学
19.神戸天然物化学(株)
20.(株)島津製作所
21.(株)神鋼環境ソリューション
22.Symbiobe (株)
23.Spiber (株)
24.積水バイオリファイナリー(株)
25.(株)セルファイバ
26.公益財団法人地球環境産業技術研究機構
27.(株)腸管免疫研究所
28.電源開発(株)
29.東京工業大学
30.東京工業大学
31.鳥取大学
32.名古屋工業大学
33.奈良先端科学技術大学院大学
34.(株)ニコンソリューションズ
35.Noster (株)
36.(株)バイオパレット
37.(株)バッカス・バイオイノベーション
38.bitBiome (株)
39.広島大学
40.(株)ファンケル
41.(株)プロテイン・エクスプレス
42.ペプチドリーム(株)
43.北陸先端科学技術大学院大学
44.北海道三井化学(株)
45.(株)メタジェン
46.山口東京理科大学
47.(株)ユーグレナ
48.横浜バイオテクノロジー(株)
49.(株)ワールドフュージョン
50.その他の研究機関・企業の動向

■調査対象■
微生物による
物質(医薬品、食品、エネルギー、化成品素材など)生産を行っている企業。

■調査方法■
1.ヒアリング調査
2.文献調査

■調査項目■
1.企業・研究室概要
2.研究・技術概要
3.応用分野
4.開発経緯・着眼点
5.特徴、原理・基盤技術
6.開発フェーズ
7.設備・精製方法など
8.実用化に向けた活動
9.課題と今後の展開
10.市場に対する見解、共同研究開発

■調査期間■
2021年5月〜11月
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