【DXの本質と戦略の要諦】
加速するDXのこれから 2022-デジタルが業界、ビジネスモデルを破壊する-
(株)ICTソリューション・コンサルティング
代表取締役社長
(株)デジタルイノベーション研究所
代表/クリエーター
冨永 孝(とみなが たかし) 氏
2004年にエリック・ストルターマンが提唱したDX(デジタルトランスフォメーション)は17年が経った。果たして、われわれの理解や実践はどこまで進んだのだろうか?クラウド後進国と言われる日本、コロナ第五波の終息とともにテレワーク熱が冷める企業、インターネットで注文ができるようになればDXを実践という営業部門、デジタル人材が採れれば全て解決という人事部門 今までのIT化と何が違うのか?
その一方で、コロナ禍で更に影響力を増したGAFAMやカテゴリプラットフォーマーの戦略は?また、政府はスーパーシティ構想、デジタル六法の成立とデジタル庁発足等グローバルアジェンダに沿ったデジタル政策を強力に推進しています。おそらく2025年には、現在の業種が消滅し、新たな業界が創造されることは、ほぼ確定した未来と言えます。
今回の講義では、既に普通名詞になりつつあるDXを、取り巻く環境変化と企業戦略の変化から説き起こし、DXの本質、未来像とその戦略まで解説します。
1.DX10大ニュース
2.コロナが加速させたDXとDXの向かう未来
-4つのXのベースとなるDX
-急速に高まるデジタル包囲網(GAFAM、政府)
3.DXとは、そもそも何なのか
-従来のIT化と決定的に異なるDX
-産業バリューチェーンからデジタルバリューチェーンへ(業界の消滅)
4.DXの業界構造
-グローバルPFが一変させるIT業界
-sierの終焉と新たなビジネスモデル
5.企業戦略としてのDX
-IT部門の衰退と新たな企業戦略家の誕生
-DX戦略の要諦
社会変革アーキテクト ビジネスクリエーター 経営コンサルタント/〜2008年 アクセンチュア(株) 統括エグゼクティブパートナー(通信)/2009年〜(株)ICTソリューション・コンサルティング 代表取締役社長(現職)/(株)デジタルイノベーション研究所 代表。
2002年 アクセンチュアグローバルよりQVS大賞受賞(グローバルベストコンサルタント)。長年に渡り、ICT業界(通信/IT/メディア)における各リーディングカンパニーの事業転換戦略、サービス開発、BPR戦略、及び事業構造転換(チェンジマネジメント)を支援。ICT戦略を通じて、各インダストリ(製造/流通/公共等)のイノベーションを支援。従来の業種別事業戦略から、業種横断的バリューチェーン戦略への転換を提言。伝統的なコンサルティングサービスに飽き足らず、イノベーティブなコンサルティングサービス(クロスインダストリ/ICT活用/仮説検証/対話型)の実績と更なるチャレンジ。近年は、総務省/文科省/経産省等への政策提言、及び、経営コンサルティング会社(国内外)/シンクタンクへのコンサルティングを実施。
【主なクライアント】大手通信会社大手IT会社へのコンサルティング、大手コンサルティングファーム、大手シンクタンクへの幹部教育、コンサルティング、政府への政策提言他多数。