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No.R06R0010

エネルギー&カーボン 革新的なテクノロジー・ビジネスモデル・システム 2020/21 初年度版

出版日 2020年3月
価格
PDF 62,000円(税込)
ページ数 196ページ
発行<調査・編集> (株)ロンドン・リサーチ・インターナショナル
備考 ※PDFデータファイルはメール添付にてのお渡しになります。

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乱丁・落丁以外のご返品につきましては、原則としてお申し受けできませんのでご了承ください。

■概要■

 地球温暖化現象は人類が直面する喫緊の課題である。それに応えるように経済は低炭素経済へと急速に移行しつつある。温暖化ガスの排出量の大幅な削減は経済・社会の全分野におけるステークホールダ(利害関係者)の積極的なアクションを必要とする。実際、次のようなアクションが取られている。
 ・政府は2050年までに温暖化ガスの排出量をネットゼロとする(あるいは1990年レベルから80%削減する)ために削減のシナリオをつくり、それを実現するために必要な法律そして施策を準備・実行している。
 ・自治体の多くはエネルギー・カーボン戦略を作成し、国以上の厳格な目標を掲げ、必要に応じてグリーン債券を発行しながらカーボン削減のためのプロジェクトを実施している。
 ・多くの企業は省エネの努力を引き続き行いながら、消費する化石燃料を再生可能エネルギーで置き換えようとしている。更に一部の企業は低炭素経済のビジネスへ進出しようとしている。
 ・化石燃料のソースであるオイルメジャーは自らシナリオ分析をして、それに基づき社内のカーボン価格を決め、所有するポートフォリオを最適化している。そのポートフォリオには買収した低炭素経済のビジネスが含まれている。
 ・一部の企業・団体は気候非常事態宣言(Climate Emergency Declaration)を行い、全ての活動を温暖化ガスの排出という観点からレビューし、排出量を最小にしようとしている。
 ・環境への意識が高い世帯では太陽光発電パネルそして時にはバッテリーをもち、電気のプロシューマ(Producer & Consumer)となっている。
 上記は今日観察されるアクションの一部である。本書は大きく分けて2つの目的をもつ。一つは温暖化ガス排出量削減のためのシナリオ、すなわち、温暖化ガスのソース部門別施策、各テクノロジーの役割を含めた、削減計画の全体像をレビューすることである。もう一つの目的は、発展しつつある低炭素経済のビジネス、すなわち、温暖化ガス排出量の削減に直接的あるいは間接的に寄与するビジネスをレビューすることである。本書では、とりわけ革新的なテクノロジー、ビジネスモデル、システム(制度)を紹介することに焦点が置かれている。
 本書は特に次の購読者の方々を念頭に置いている。(1)低炭素経済にビジネスの機会を探す企業の方々、(2)政府、自治体で温暖化ガス削減及び低炭素経済の開発を担当する部署の方々、(3)関連するビジネス分野でコンサルティングサービスを提供する方々等。
 本書は毎年内容をアップデート・拡充し発行する予定である。この意味で、本書は温暖化ガス削減及び低炭素経済・ビジネスの手引書となることを目指している。

-CONTENTS-

【序章】

【一部 全体像:シナリオスタディ】
1.低炭素経済のエネルギーシステムと技術:全体像
 ・総論:低炭素エネルギーシステムへの移行を支える技術分野
 ・部門別各論
  -電力
  -産業
  -建物
  -運輸
  -二酸化炭素回収・貯留 (CCS)
  -バイオマスエネルギー
 ・本章のまとめ
2.英国政府が描くネットゼロエミッション達成のシナリオ
 ・制度的フレームワーク
 ・ネットゼロエミッションシナリオの概要
 ・部門別のシナリオ
  -電力・水素生産
  -建物
  -産業
  -陸上輸送
  -航空輸送及び海上輸送
  -農業並びに土地利用、土地利用変化及び林業 (LULUCF)
  -廃棄物
  -Fガスの排出
  -温室効果ガス除去

【二部 分野別情報:革新的なテクノロジー、ビジネスモデル、システム】
3.太陽光発電
 ・概要
  -市場動向
  -テクノロジー
 ・事例企業のビジネスモデル
  -Sunrun
  -Pick My Solar
4.蓄電システム
 ・概要
  -市場規模
  -今後のテクノロジー
 ・事例企業のビジネスモデル
  -sonnen
  -Moixa
5.二酸化炭素回収・利用・貯留 (CCUS)
 ・概要
  -市場規模
  -テクノロジー
  -ビジネスモデルの開発
 ・事例企業のビジネスモデル
  -Net Zero Teesside
  -HyNet
6.ダイレクト・エア・キャプチャー(DAC)
 ・概要
  -タイミング
  -市場規模
  -収益予想
  -他のテクノロジーとの競争
  -テクノロジーの焦点
  -DAC市場参入企業
 ・事例企業のビジネスモデル
  -Climeworks
  -Carbon Engineering (CE)

<図一覧>
 ・シナリオ別二酸化炭素排出経路
 ・部門別エネルギー関連の二酸化炭素年間排出量と再生可能エネルギー、省エネ及び電化による二酸化炭素排出削減ポテンシャル
 ・エネルギー関連累積投資2016年-2050年 (単位:兆ドル)
 ・IPCCの1.5度目標に向けた二酸化炭素排出削減経路
 ・エネルギー源別一次エネルギー供給量 (5つのシナリオ)
 ・Shell-Skyシナリオにおける再生可能エネルギーを利用した水素消費 (部門別)
 ・最終エネルギー消費の推移 (IPCCシナリオ別)
 ・最終エネルギー消費における電力のシェア(IPCCシナリオ別)
 ・電力の炭素集約度(IPCCシナリオ別)
 ・IRENAのREmapシナリオにおける太陽光発電と風力発電の年間追加設備容量
 ・IEAの1.75度目標シナリオにおける産業部門の施策別排出削減
 ・最終用途別累積エネルギー需要削減 (IEAシナリオ)
 ・2060年までの建物の熱供給技術の移行(IEAシナリオ)
 ・CCSによる二酸化炭素 回収・貯留量(IEAシナリオ)
 ・主要プロセス・部門別CCS導入コスト範囲
 ・主要CCUセクターにおける市場規模及び二酸化炭素削減ポテンシャル
 ・IEAの2度目標シナリオにおける近代的バイオマスエネルギーの部門別最終消費
 ・IEAの1.5度目標シナリオにおけるバイオ燃料別の最終消費 (運輸部門)
 ・IEAのシナリオにおけるBECCSの役割
 ・バイオマスエネルギーへの年間投資実績 (2010-2016年)とIEAの2度目標シナリオ実現に必要となる投資額 (2020-2060年)
 ・英国の長期的エミッション削減計画 (1990年比80%)
 ・部門別のエミッションの変化 (1990年-2017年)
 ・CCSにより回収・貯留される二酸化炭素の総量(2050年、更に意欲的なシナリオ)
 ・更に意欲的なシナリオにおける社会や行動の変化の役割
 ・2050年にネットゼロとするためのネガティブエミッション
 ・電力部門をネットゼロエミッションとするための工程
 ・建物部門をネットゼロエミッションとするための工程
 ・産業部門をネットゼロエミッションとするための工程
 ・陸上輸送部門をネットゼロエミッションとするための工程
 ・航空・海上輸送部門の意欲的なシナリオ実施工程
 ・農業部門のネットゼロのシナリオ実施工程
 ・LULUCF部門のネットゼロのシナリオ実施工程
 ・廃棄物部門のネットゼロのシナリオ実施工程
 ・Fガス部門のネットゼロのシナリオ実施工程
 ・技術別再生可能エネルギー設置容量 (2019年-2024年累積)
 ・分散型太陽光発電の世界の設置容量及びポテンシャル
 ・ビジネスモデルキャンバス:Sunrun
 ・ソーラー計算機:太陽光発電導入による電力料金等シュミレーション
 ・ソーラー計算機:太陽光発電導入の支払いオプション別キャッシュフロー分析
 ・ビジネスモデルキャンバス:Pcik My Solar
 ・電力貯蔵技術が提供できるサービス
 ・電力貯蔵技術別出力・放電時間
 ・各用途に必要な出力・放電時間
 ・電力貯蔵の技術成熟度
 ・世界の電力貯蔵システム容量技術別内訳
 ・エネルギー貯蔵累積容量見通し (揚水貯蔵を除く)
 ・蓄電池の技術別年間増設シェア
 ・sonnenBatterie 10
 ・ビジネスモデルキャンバス:sonnen
 ・Moxiaの壁掛けバッテリー
 ・ビジネスモデルキャンバス:Moixa
 ・稼働・建設・計画中の大規模CCS施設 (2010年-2019年)
 ・大規模CCS施設の二酸化炭素回収コスト
 ・二酸化炭素の回収、利用及び貯留技術の技術成熟度レベル (TRL)
 ・世界の主なCCUSハブ&クラスタープロジェクト
 ・英国の初期CCUSプロジェクト計画:CCUSクラスター及びCO2 貯留サイト
 ・産業CCUS用差額決済契約 (CfD:Contract for Difference)
 ・Net Zero Teessideプロジェクト地域の地図
 ・CCUSプロジェクトに再利用の可能性がある英国の海底パイプライン
 ・ビジネスモデルキャンバス:Net Zero Teesside
 ・HyNetプロジェクト地域の地図
 ・CO2貯留・輸送に再利用可能な油ガス田及びパイプライン
 ・ビジネスモデルキャンバス:HyNet
 ・地球の温度上昇を1.5度に抑えるシナリオの排出経路
 ・Climeworksの二酸化炭素コレクター
 ・ClimeworksのDACプラント (DAC-18)
 ・CarbFixによる二酸化炭素の貯留方法
 ・CE社のDACプロセス
 ・CE社の実証プラント
 ・CE社による商業用DACプラント (一部) のイメージ

<表一覧>
 ・パリ協定の目標達成のシナリオ (IPCC、IEA、IRENA及びShell)
 ・IRENAのREmapシナリオにおける太陽光発電及び風力発電のLCOE:2050年に向けたロードマップ
 ・IRENAのREmapシナリオにおける2050年に向けたヒートポンプ及び太陽熱利用のロードマップ
 ・目的別BECCSコスト
 ・バイオマスエネルギー普及拡大に向けた世界における取り組みと道標
 ・低炭素経済への移行に向けた主要なテクノロジー (部門別)
 ・英国のネットゼロエミッションのシナリオ
 ・コアのシナリオそして更に意欲的なシナリオにおいて2050年に必要となる施策
 ・主要な低炭素テクノロジーの想定コストとコスト低下率
 ・ネットゼロが含蓄するエネルギーシステムのインフラストラクチャー
 ・GGRに関するより意欲的なシナリオ
 ・FIT (Feed-in-Tariff) とSEG (Smart Export Guarantee) の比較
 ・Sunrunのプラン及びサービス
 ・主な電力貯蔵技術
 ・sonnenのビジネス成長 - Financial Times及びStatistaによる欧州の急成長企業トップ1,000社 (2019年度版)より
 ・sonnenFlatパッケージ
 ・稼働中及び建設中の大規模なCCSプロジェクト
 ・二酸化炭素の主な分離回収方法
 ・CCUSプロジェクトのT&Sの初期投資コスト (概算)
 ・Net Zero Teessideに再利用の可能性がある海底パイプライン
 ・HyNet (2026年までのフェーズ)詳細
 ・HyNet プロジェクトコストデータ
 ・二酸化炭素除去方法の比較
 ・主なDAC市場参入者
 ・ClimeworksとCarbon Engineeringの比較

<Box 一覧>
 ・温暖化ガス削減シナリオの重要性:石油メジャーは何をしているのか?
 ・カーボン価格
 ・従来型及び先進型バイオ燃料
 ・FIT後のサポートシステム:Smart Export Guarantee (SEG)
 ・太陽光発電事業者のビジネスモデル:専用線による電力購入契約 (Direct Wire PPA)、契約上のみの電力購入契約 (VPPA:Virtual PPA)
 ・低炭素電気生産のための差額決済契約(CfD:Contract for Difference)
 ・太陽光発電システムに関する技術的傾向
 ・ネットメータリング制度
 ・Sunrunの主な戦略的パートナー
 ・Pivot Power
 ・太陽光パネル & 蓄電池のコスト例
 ・英国で販売されている家庭用蓄電システム
 ・ドイツの再給電問題とブロックチェーンパイロットプロジェクト
 ・英国政府が提示するCCUSビジネスモデル開発の指針となる包括的パラメーター
 ・T&S初期投資コスト
 ・個人が所有する規模のカーボン固定装置:Eos Bioreactor

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