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レポート情報
No.R03P0008  申込可能
ブログ・CGM利用実態調査
−商品選択時の情報源として重視されるCGM−
出版日 2008年6月
価格 29,400円(消費税込)(印刷タイプ)
44,100円(消費税込)(印刷+PDF)
ページ数 印刷版報告書 381ページ
   別冊PDF  550ページ
発行<調査・編集> (株)富士通総研
備考:
 

乱丁・落丁以外のご返品につきましては、原則としてお申し受けできませんのでご了承ください。
 
レポート内容
■概要■
 近年、ブログやSNS、電子掲示板など、一般のインターネット利用者(消費者)が書き込み/投稿をした情報が急激に増加しており、たとえ自分では書き込み/投稿をしない人であっても、ネット上でそうした情報を目にする機会は格段に増えている。消費者が書き込み/投稿をした情報からなるブログやSNS、電子掲示板などをCGM(Consumer Generated Media)と呼ぶが、そうしたCGMはそれらを見る側にどの程度の影響を与えているのだろうか。
 この報告書では、パソコンによるインターネット利用者のブログ、SNS、その他CGM(電子掲示板など)の利用状況と、商品やサービスの購入時にCGMがどの程度参考にされているかを明らかにするとともに、CGMの利用状況で5つに分類したインターネット利用者のタイプ別プロフィールやネット上での行動の違いを分析した。

■要旨■
 この調査では、パソコンでインターネットを利用する回答者のうち38.6%が自分のブログを開設し、36.6%がSNSに登録していた。また、Wikipedia、電子掲示板、個人ホームページなどの「その他CGM」に書き込み/投稿している人も27.0%となった。ブログ、SNS、その他CGMへの書き込み/投稿とそれらの閲覧状況をまとめると、回答者全体の9割超(96.5%)がなんらかのCGMに接触しており、35.1%が「閲覧のみ」の利用、61.4%はCGMに書き込み/投稿をしていることがわかった。書き込み/投稿者は学生や若い層が中心で、どれか一つのCGMに書き込み/投稿をしている場合、それだけでなく、他の種類のCGMにも書き込み/投稿をする率が高いという特徴がある。今後は高齢層のブログ開設意向が高いこともあり、何事にも一家言を持つ定年退職した団塊層や、子育てを終え趣味に生きがいを求める主婦なども、ブログやCGMの書き込み/投稿者に加わることが予想される。
 CGMのなかでも、自分の考えを文章にしてネット上で公開するブログと、知り合いとのコミュニケーションが主となる現在のSNSでは利用目的や動機が異なり、それに準じてブログ、SNS、その他CGMに書き込み/投稿をする人のタイプも異なる。そこで、回答者全体を書き込み/投稿をするCGMの種類と閲覧有無の条件で「ブロガー(ブログ開設者)」、「SNSフレンド(ブログ開設のないSNS登録者)」、「CGMカキコミスト(ブログ、SNSのないその他CGM書き込み/投稿者)」、「CGMオブザーバー(閲覧のみ)」、「CGMアウトサイダー(閲覧なし)」の5つに分類し、プロフィールやネット上での行動の違いを分析した。その結果、たとえば、ネット広告のクリック率は回答者全体では41.9%だが、「CGMカキコミスト」は50.9%とかなり高く、「SNSフレンド」は32.2%と低いといったことがわかった。また、CGMに書き込み/投稿をする「ブロガー」、「SNSフレンド」、「CGMカキコミスト」は、CGMを閲覧するだけの「CGMオブザーバー」や閲覧もしない「CGMアウトサイダー」と比べてパソコンや携帯電話を通じたネットショッピング、ネットオークション、ネットバンキングなどのネット上での取引系サービスの利用率が高い。さらに、CGMに書き込み/投稿をするタイプは、そうでないタイプよりもCGMを商品やサービス選択時の参考にする傾向が強いことなども判明した。
 CGMの直接的な購買への貢献度を測るのは難しいが、商品購入時の情報源としてのCGMの重要性は、以前と比べて高まっている。自動車やパソコンなどの耐久消費財を購入する際に利用する情報源として、最も多くの回答者が選んだのは「店頭の実物(75.3%)」であり、その次に「テレビ広告(59.4%)」、「企業のホームページ(50.9%)」などが続く。これを利用する情報源(すべて)の中で重視するもの(3つまで)に絞った場合、「店頭の実物(74.7%)」の次は「個人ブログやクチコミサイト(55.1%)」となり、そのあとに「企業のホームページ(43.6%)」、「友人、家族のクチコミ(42.2%)」が続いて、利用する情報源(すべて)の選択率の順位とは違ってくる。2004年3月に実施した同条件での調査結果と比較すると、利用する情報源(すべて)、重視する情報源ともに「店頭の実物」がトップに来ることは変わらないが、「個人ブログやクチコミサイト」を重視する情報源に選ぶ率は12.5ポイントも上昇した。一方、「テレビCM」と「折り込みチラシ」は利用する情報源(すべて)の選択率が大きく低下し、「折り込みチラシ」は重視する情報源の選択率も下がった。近年、マスメディア広告の効果を疑問視する声が上がっているが、この分析結果もそうした声があながち否定できないことを裏付けるものとなった。
 現在行われている企業のCGMに対する取り組みは、企業ブログやSNSでの情報発信というケースが多い。そうした活動に対して今回の調査では、回答者の4割に企業ブログの閲覧経験があり、2割がなんらかの商品選択の際に企業ブログを参考にしたという結果が出た。情報発信以外のCGMへの取り組みとしては、自社のブランドや商品が個人のブログなどでどのように語られているのかをウォッチするCGM分析もある。CGM分析では商品コンセプトがどのように消費者に伝わっているか、他社との比較でどのようにポジショニングされているか、商品のどのような点が評価されているのかなど、消費者の生の声をすぐに集めることができる。企業からの情報発信ツールだけでなく、声を聞くツールとしてのCGMの活用も視野に入れるとよいだろう。

−CONTENTS−
<1>調査概要
 ・調査の目的と視点
 ・調査方法

<2>CGMの概観
 ・CGMの種類
 ・ブログとSNSの利用者数

<3>結果要旨とまとめ
 ・結果要旨
 ・調査のまとめ

<4>回答者の属性とインターネット環境
 ・性別、年齢層、配偶者、職業、居住地
 ・インターネット利用歴と自宅の接続環境
 ・ネット上での行動
 ・商品購入時の情報源

<5>CGM利用状況の全体像
 ・ブログ開設・閲覧
 ・SNS登録
 ・その他CGMの利用状況
 ・CGM利用状況の全体像

<6>ブログ開設者の動向
 ・ブログ開設者の属性
 ・ブログ開設者のネット利用歴、ネット環境
 ・ブログ開始時期と開設数
 ・ブログ更新頻度
 ・携帯電話からの管理・投稿
 ・ブログの内容
 ・アクセス数、コメント、トラックバック
 ・商品、サービスに関するブログ記事
 ・アフィリエイト広告の掲載
 ・ブログ開設者にとってのブログの魅力と悩み
 ・ブログを半年更新していない、開設をやめた理由
 ・ブログ開設者の今後の意向

<7>ブログサービスの評価
 ・利用しているブログサービス
 ・利用しているブログサービスに対する評価
 ・ブログサービスに対する満足度、ロイヤルティ
 ・ブログサービスに対する評価のまとめとサービス別利用者属性

<8>ブログの閲覧状況
 ・ブログ閲覧の有無と頻度、種類
 ・企業ブログの閲覧
 ・ブログへのコメント
 ・フィードリーダーの利用状況

<9>ブログに対する意識、今後の意向
 ・非開設者のブログ開設意向
 ・ブログ開設の障害
 ・ブログの魅力に対する意識の比較

<10>SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
 ・SNS登録者の属性
 ・SNSの登録時期と登録数
 ・SNSのログイン頻度
 ・利用しているSNS
 ・利用しているSNSの機能
 ・SNSの"友達"
 ・マイページのアクセス数
 ・SNSに半年ログインしていない、やめた理由
 ・SNSのよい点、悪い点
 ・SNS非登録者の意向
 ・SNS会員登録の障害

<11>その他のCGM
 ・ブログ、SNS以外のCGMの利用状況
 ・Wikipedia、YouTube、2ch利用者のプロフィール
 ・ブログ開設、SNS登録との重複

<12>CGM利用状況によるタイプ分類と行動分析
 ・CGM利用状況によるタイプ分類
 ・属性によるCGM利用タイプの構成比
 ・CGM利用タイプ別プロフィール
 ・CGM利用タイプとネット上での行動比較
 ・耐久財購入時の情報源の比較
 ・ブロガーの分析
 ・SNSフレンドの分析
 ・CGMカキコミストの分析
 ・CGMオブザーバーの分析
 ・CGMアウトサイダーの分析

<13>購入時や商品選択におけるCGMの影響
 ・耐久財購入時の情報源としてのCGMの位置づけ
 ・商品選択時のCGMの参考状況
 ・商品カテゴリー別CGMの影響度

<14>添付データ集
 ・設問一覧
 ・単純集計
 ・クロス集計
  性別+年代別
  職業別
  CGM利用状況別
 ・調査票

<PDF版別冊>
1.クロス集計
 ・性別×年代別
 ・居住地別
 ・インターネット開始時期(3区分)別
 ・自宅のネット接続回線種類(6区分)別
 ・ブログ開設状況別
 ・更新ブログ上位10サービス別
 ・ブログ閲覧頻度別
 ・SNS登録有無別
2.自由記述
 ・ブログを開設して、良かったこと、悪かったこと
 ・SNSの良い点・悪い点
 ・消費者作成CGMと企業作成コンテンツを比べて
 ・パソコンで動画を視聴する良い点・悪い点

■調査期間■
2007年12月6日−12月10日

■調査対象者■
10−69歳

■調査形態■
電子メールでの告知によるWebアンケート(調査パネル:iMiネット)

■サンプル数■
2,000件発信 有効回答1,614件(有効回答率80.7%)


申込みフォーム
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